インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

未来の強打者

2010年05月24日 | 歴史
一通り守備練習を終えたら、今度はクラス毎にバッティング練習が始まります。
何しろ余計な所で余計な事をして散々物を壊す塾生達なのに、いざこれであれを叩けなんて言ってもさっぱり当たりません。
指導陣にとっては、まさに技術と根気の時間なのでございます。



こちらは名取コーチお手製のボールでティーを行うジェッター。

シートバッティングの前に、ティーボールを打ってフォームを矯正します。
なんとも涙ぐましい光景ではございませんか。
名取コーチは仕事で疲れた身体に鞭打って、満員電車でヘトヘトに疲れて帰宅した後に、まるで内職作業のようにこのボールを作った事でしょう。


にも関わらず、一向にジャストミートしないジェッター。

おいっ!
どれだけバットを遠回りさせて打ってるんじゃ。
バットが一回亀有駅付近まで行ってるぞ。

名取コーチの内職が台無しでございます・・・


こちらは少しずつフォームが良くなって来たユースケ。

見事にジャストミートしていますが、段々とバットヘッドを使うのが上手くなって来たね♪
お陰で打球にスピードが乗るようになって来ました。
もうちょっと腰を落として下半身を使えれば、ボールはもっともっと遠くへ飛ぶようになりますよ。


で、こちらは腰に間接の無いユウタ。

腰に間接が無いので、手だけで打ちます。
腰を回すなんてとんでも無い。
そんな芸当は生まれてこのかたやった事がありません。


だから毎回こんな感じ。

腰に間接が無いので、遠くへ飛ばすときには身体を開きます。
けれども、本人の希望とは裏腹。
身体を開くと何故かボールが飛んでくれません・・・・


こちらはDクラス。

何しろバッティング練習をさせるには、最も困難なクラスでございます。
それでも懸命にバットを振るアポロ。
思ったように当たらないので、目には薄っすらと悔し涙が。


見かねて塾長がバットの持ち方を直します。

ふんふんと素直に従うアポロ。
この後、見事なジャストミートを見せました。
俄然その気になるアポロ。
こんな時は最も扱い易いクラスでもあります。


とは言うものの、慣れない子供にバッティングを教えるのは至難の業。

最近の子供達は公園で野球なんてしませんからねぇ。
と言うか、公園その物が野球と言うスポーツを全面的に禁止しています。
きっと、行政の公園担当者は、小さい時によほど仲間外れにされていたに違いないと感じる塾長なのでした。


そんな中、突然眩いばかりに光ったソルト。

見てよ、このバッティングフォーム。
身体の前に綺麗に壁が出来て、バットヘッドも最短距離から出て来ます。
ちょっと腰の開きが早いけれど、それでもほぼ完璧なスイングですよ。
ジャストミートした打球は、綺麗にライナーで外野へ抜けて行きます。
どうしたソルト?
いったいお前に何があったんだ?


で、イクラ・・・

バット持ってどこへ行くんだ?






【塾長コレクション】

天ぷら

実はシリーズである料理をお届けします♪