本日、作文教室(読書感想文の書き方教室)を開講しましたが、全員が作文を書き切れなかった事と塾生達からの要望により、第二回の作文教室を開講します。
尚、第一回目の作文教室でカリキュラムが随分と進んでいる事、受講した塾生達にはある程度の刷り込みが終了している事から、参加資格は第一回目の作文教室を受講した塾生のみとさせて頂きます。
日時: 8月3日(土) 9時~12時
場所: 佐野センター 第二学習教室
会費: 無料
参加資格: 7月27日開講の第一回作文教室を受講した塾生。
持物: 筆記用具(ノート含む)、7月27日に書いた作文、やる気
宿題: 本日書いた作文を最後まで書いて来る事。
8月3日はそれを修正して原稿用紙に書き直します。
今年も夏休み恒例の作文教室が開催されました。
開講30分前、既に集合を始める塾生達。
みんなきちんと本を読んで来たようです。
開始10分前、教室の準備を始めます。
机はキャスターが付いているから楽だけど、イスはまとまると意外に重い。
準備完了。
全員が席に着いて授業開始を待ちます。
いざ開講、この日のお題は読書感想文。
読書感想文を書くのが苦手な奴と聞くと。
嬉々として手を挙げる全塾生。
まず最初に、読み易い文章と読み辛い文章の違いを教えます。
あらかじめ準備した文章を読ませて、何がおかしいのか考えさせました。
おかしい箇所が解ったら、今度はそこを修正させます。
配った文章を正しい文章に直しなさい。
固まる塾生達。
突然誰も動かなくなります。
悩む塾生。
どこを直せば良いんだ?
ソーキは問題も人生も悩みだらけ。
ああ・・・ 自分は今何をすれば良いんだ・・・
全く動かなくなったがっちゃん。
教室のオブジェと化しています。
仕方ないので文章を解説。
文末が同じ終わり方で2行続くと、とっても読み辛いでしょ?
だから、文末の終わり方を確認すれば簡単に直せますよ。
急にペンが進み出す塾生達。
どこを直せば良いのか理解できた・・・・ のかな?
一応みんな修正したみたいです。
これで読み辛く無くなった・・・・ と、思う。
読み返すトレヤ。
ある意味、トレヤはこの日のヒーローでした。
さすがは6年生、貫禄を見せたキンチョー。
とんでもない答えが飛び交う中、安定した解答を提供してくれました。
あれほど文末を修正しろと言っているのに・・・
物の見事に文章の途中を修正する塾生達。
内容を書き換えてどうする。
続いて読書感想文の本題に入ります。
まずは感想文に必要な項目を、思いつくままに言わせます。
感想文に必要と思われる項目が、片っ端からあがります。
本の名前やら、自分の名前、果ては鍵括弧(かぎかっこ)?
それを、今度は感想文に本当に必要かを検証します。
これはどう?
必要ないと思いま~す。
鍵括弧(かぎかっこ)は?
全く必要ありませ~ん♪
で、必要ないと言われた項目を推薦した塾生達はこうなります。
ひとつの不要項目に付き腹筋20回。
頭も鍛えて、身体も鍛えてくれる平成塾。
帰る頃には全員が腹筋バキバキです。
改めて、今度は必要項目の整理に入ります。
いらない項目は削除し、必要な項目を正しい順番に並べさせますよ。
もうこの頃になると、トレヤが腹筋に行くだけで笑いが起きます。
勉強時間より長いトレヤの腹筋タイム。
必要な項目が正しい順番で並びました。
こうして感想文の目次が頭の中で完成します。
後は目次に従って文章を書いて行くだけ。
各項目の書き方は、細かく教えて行きます。
本を選んだ理由は簡単に書けますが、塾生が苦手としているのはあらすじの書き方。
あらすじの書き方もコツがあります。
あらすじは沢山の情報から削って短くするのでは無く、たった一言で言い表した文章に情報を足して行きます。
次に困るのが自分の感想。
みんな本を読み終わった直後の感想ばかり。
実は上手な感想文は、本を読んでいる途中の気持が大切なんです。
あっと言う間の3時間。
なんとなく理解できかけた所でタイムアップ。
その時、塾生達から思いがけない一言が。
「もう一度やって下さい」
お?
どうやら何かを掴みかけたみたいね♪
いいですよ。
それなら、この日参加した塾生を対象にもう一度作文教室を開講します。
来週末くらいに教室が取れたら、また周知しますね。
それまでに今日の作文をいったん完成させておくこと。
あらすじと感想をごっちゃにしないように気をつけてね。
最後はみんなでお方付け。
センターの方々より、インテリジェントワークスは毎回挨拶もきちんと出来て、使った後の整理整頓も素晴らしいとお褒めの言葉を頂きました。
因みに、本日の作文教室。
これが理解できると作文を書けるようになるだけでは無く、大勢の前で話をする際の組み立て方、更には社会に出てからのプレゼンテーション等に大いに役立つでしょう。
きちんと理解して、夏休みの宿題も片付けちゃおうね♪