インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

2013血と汗と涙の合宿 その8

2013年10月05日 | 歴史

さあ、合宿2日目の朝が来ました。

 
徐々に東の空が明るくなります。

空気もとても澄んでいますよ。

 
日に照らされて、周囲の景色もはっきりして来ました。

今日も天気が良さそうです。

 
へ?

既に6時前に起きていた塾生達。
君達はいつもこんなに早起きなの?

 
他の部屋も覗いて見ると・・・

既にほとんどの塾生が起きています。

 
昨日の夜は早く寝たからねぇ。

と言っても、早起き過ぎないか?

 
指導陣はまだ夢の中。

まだ6時前ですからね。

 
しっかりと夜が明けました。

雲ひとつ無い青空。
この日も暑くなりそうです。

 
塾生達は散歩とゴミ拾いに出発。

って・・・
まだ早すぎて、玄関のドアが開いていません。

 
ドアを開けて貰って、早朝の空気を吸い込みます。

気持いい~♪
空気って美味しい~♪

 
森の上からお日様も顔を出しました。

昨夜はあれほど不気味だった森が、その姿をさらけ出します。

 
まずは肝試しのコースを辿って、ゴミを拾って行きますよ。

昨夜消した蝋燭を回収して歩きます。

 
この時間なら怖くない♪

昨日はちょっとビビッたけど。

 
お母さん達も早朝散歩。

新鮮な空気の中を散歩して身体を起こすなんて。
都会ではできない贅沢ですよ。

 
みんな一生懸命ゴミを拾います。

自分達のゴミで無くても、森に感謝する意味で綺麗にして行きますよ。

 
中にはゴミなんかには目もくれず、全く違う物を拾い集める奴もいるのですが。

やっぱり庶民とは見る場所が違うのでしょうか?

 
森の奥はまだちょっと薄暗い。

でも、これぐらいなら泣かずに歩けそうです。


夜は怖いけど、昼間は楽しい橋。

同じものが明るさだけで、これほど違って見えるんですね。


きゃぁ~♪♪♪

一人はしゃぐお母さん。
実はずっとやってみたかったんだそうな。


この辺りはゴミが多そうです。

が、塾生達が歩いた後は、ゴミひとつ残っていませんよ。


上級生だけでは無く、低学年もしっかりとゴミを拾います。

ゴミを拾いながら、ゆっくりと身体を起こして行きます。
そろそろしっかりと目が覚めたかな?


森が終わったら、花火会場の掃除。

夜には気が付かなかったけど、明るくなってから見ると細かいゴミが沢山落ちてますよ。


そうこうしている内に、太陽も高い所に登りました。

物凄い晴天。
既に日差しが暑く感じ始めましたよ。


集めたゴミを回収します。

みんな意外と沢山拾い集めたのね。


集めたゴミはここで分別。

ゴミの種類に分けてから、みんなで持ち帰りますよ。


さあ、それが終わったら宿舎の掃除時間。

他の団体もそろそろ起きてくる時間です。


って・・・ まずはどこから手を付ければ良いんだ?

面倒だから全部持って来なかった事にするか?


指導陣のお部屋も綺麗にお掃除。

掃除が終わったらファブリーズで空気も綺麗にします。
色々と気を使って大変なのでございます。


朝から散歩してゴミを拾って掃除して。

たっぷり運動した所で朝ご飯。
お腹空いたよ~
食堂へ急げ~♪




 


メッセージ

2013年10月05日 | だから何やねん

平成塾には色んな子供が多く在籍しています。
中には、きっと平成塾が無ければ一生野球なんかに関わりを持たなかっただろう子供も散見されます。
平成塾に子供を入れる理由は様々ですが、今日はその事について少しお話ししたいと思います。

平成塾に子供を入れる際、主な理由は以下の通りです。

・ 精神的にも肉体的にも強くなって欲しいから。
・ 団体行動を通じて、自分の役割を果たせるようになって欲しいから。
・ 多少の困難から逃げないようになって欲しいから。
・ 物事を諦めずに、努力を惜しまないようになって欲しいから。

書き方や表現方法は様々ですが、概ね以上のような理由が大半を占めます。
こちらもそれを請けて、遠慮なく子供達を鍛え上げて行く訳なのですが。

なかなか甘えが抜けなくて・・・
ちっとも自分の義務を果たせなくて・・・

お母さん達が自分の子供に満足する日は、まだまだ遠いようです。


しかし、最近強く感じる事があります。

練習直前に休みの連絡を入れて来るお母さん達。

「子供が怪我をしたので休ませます」
「昨日学校で捻挫したので休ませます」

怪我をしたのだから、いつもと同じように練習はできないでしょう。
そんな子供にいつもと同じような練習を行えと言うほど、平成塾はドSではありません。

では怪我をしたら練習に参加できないのでしょうか?


先日、5年生のユウキが突き指をしましたと報告に来ました。
聞けば合宿中に右手の指を怪我したんだそうな。
ユウキはまず最初に、指を怪我した事を謝罪しました。
そして、球拾いでも何でもやりますと、そのまま練習に参加したのです。
勿論、指を使わないで済むランニングやリレーなどには積極的に参加しました。

歴代の主将を見てみると、名将と呼ばれた主将達は練習に取り組む姿勢が皆と違いました。
まず練習を休まないように出来る限りの努力をする。
決して怪我などしないように気を付ける。
それでも不測の事態が起こってしまった場合、練習に参加して自分ができる事を行う。
また学校行事などでどうしても参加できなくなったとしても、僅か5分でも参加できるようならグラウンドに駆け付けました。

なぜでしょう?

これが団体スポーツにおける、個人が果たさなくてはならない義務だからです。

もう一度、平成塾に子供を入れた理由を読み返して下さい。
今、皆さんの子供を駄目にしているのは、ひょっとしてお母さん達の考え方では無いですか?

僅か1日休ませる事で、怪我の回復は幾分早くなるかも知れません。
でも、実はそれ以上に子供は大きな代償を支払っているんです。