インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

為すべきこと

2020年04月24日 | 塾長の独り言

文武両道と言う言葉があります。
これは武士の時代、今ほど教育システムも発達していなかった頃、自ら武芸にも学問にも励んで自身を磨き上げた人に対して使われた言葉です。
テレビで学生のスポーツ中継などを見ていると、ちょくちょくこの言葉が引用されますが僕はとても違和感を感じていました。
何故なら学生の本文は勉強であり、勉強は出来て当たり前だからです。

「今しか出来ないから」その前に「今しておかなければならない事」がある筈です。

そんな考えから、雨で練習が中止になるとチームの5年生を家に集めて勉強を教えていました。
なぜ5年生かと言うと、脳の第一次成長が止まるのがこの頃で、今まで蓄えた知識を脳が整理を始める時期だからです。
ここで考え方の整理を間違えると、非行に走ったり勉強に対する意欲が無くなります。
また、脳の成長が一時的に止まる事により、身体が飛躍的に大きくなり始めるのもこの頃です。

このように脳の成長過程を前提とした学習教室は、教えている僕にとっても非常に勉強になりました。
単純に覚えさせなくてはいけない事、覚えた知識を活用して答えを導き出す事、それらを整理しながら教える事が出来たからです。
ただ、そこは野球チーム、解答を間違えると当然のように腹筋などの罰則がありました(笑)

この頃、近隣の少年野球チームは子供集めに苦労していましたが、足立ポップスは47人もの選手を抱えた巨大なチームになっていました。
さすがにこの人数を僕と女性コーチだけで見る事は出来ず、父兄で協力してくれる方にコーチのお手伝いをお願いします。
そして最初に僕が誘っていた野球経験者が、ポツポツと顔を出し始めたのもこの頃です。


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