JR東日本 (両)富田から180円区間ゆき片道乗車券

平成年月にJR東日本両毛線富田(とみた)駅で発行された、180円区間ゆきの片道乗車券です。


   


桃色JRE地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。富田駅は両毛線の他にJR東海関西本線にもありますので、駅名の頭に両毛線の駅を示す「(両)」の符号が付けられています。ただし、両毛線の富田駅は「とみた」と読みますが、関西本線の富田駅は「とみだ」と読みます。


同駅は国鉄時代の昭和60年頃に国鉄合理化の一環で無人化されていますが、当時問題となっていた職員の余剰人員策として特別改札や検札等を行う要員機動センターという部署が各地につくられ、民営化初期までは両毛線を管轄する佐野要員機動センターの職員による特別改札実施駅として乗車券の発売が行われていました。そのため、発行箇所名は「(両)富田駅発行」ではなく、佐野要員機動センターを示す「佐野〇セ発行」という表記になっています。

あくまでも無人駅の特別改札という位置づけであり、窓口氏に聞きましたが、普通入場券は設備されていないとのことでした。

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