本仕込みはこの人しか出来ない、というベテラン職人さん達が木に登りだしたかと思うと見る間に北山杉のはるか上・・・
(「本仕込み」と言うのは北山丸太の伝統技法のひとつで、前年の冬に枝締め(枝を落として水分調整をすること)した木をこの時期に伐採し、枝をつけたまま山で皮を剥き乾燥させる作業のことです。)
最盛期は年間350000本の出荷がありましたが今では年間35000本に減ってしまいました。
住宅事情によると言われていますが他にも原因があるのかもしれません。
杉の木も夏の間に太陽をいっぱい浴びおいしい水をいっぱい吸って一廻り大きくなります、成長期が収まったころに伐採されしつらえが整って出荷されてゆきます。
毎年この「北山丸太の本仕込み」の見学会があり、沢山の人出があります。
先祖代々の受け継いで来た財産を大切に守ってゆきたいものです。
京都の森林を守る・育てる…元気な山人に聞く
http://www.pref.kyoto.jp/rinmu/yamabito.html