京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

「放生会」について

2014-06-05 | インポート

放生会は、食べ物として口にする生き物を供養したり、放したりすることで、

殺生を戒め、この世の生き物に感謝する、古来から行われている宗教行事です。

先日、6月1日に、東山区の辰巳大明神前で、「祇園放生会」が行われ、

辰巳大明神前で法要が営まれた後、比叡山の大阿闍梨や舞妓さん達が、

木桶に入った金魚を白川に放流し、命に感謝の気持ちを捧げます。

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当行事も、初夏の風物詩となり、多くの観光客や写真家が見守ります。

「放生会」は、京都市内では他に本能寺や大原三千院等で行われます。

「本能寺放生会」

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毎年9月15日に行われ、本堂で法要した後、三条大橋付近の鴨川河川敷で、

コイ・フナ・ウナギ・ドジョウ等が放流されます。

焼香と放生に参加された方には、本能寺より魚の箸置きの記念品があるそうです。

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当館の近くですので、是非一度足を運んでみられてはいかがでしょうか。

「三千院放生会」

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毎年、8月28日に行われる、三千院の恒例行事です。

参拝者は、辰殿にお参りした後、庭園の小道を進み、

手桶に入れたコイを放流します。 <京都 好き男>