京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

夏の可憐な花 -特別公開-

2014-06-22 | インポート

<半夏生(ハンゲショウ)の庭園の特別公開>

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●建仁寺塔頭 両足院 6/13~7/10 10時~17時 600円

両足院の書院前の池の周囲に800株の半夏生が植えられており、見頃を迎えています。

ハンゲショウは、葉の片面が白く「化粧」する様子や、

夏至から11日目に当たる「半夏生」の時期に花を咲かせる事が名の由来とされています。

私が訪れたのは暑い日でしたが、多くの参拝者が、書院の縁側に座って、

純白に染まった涼しげな葉を眺めておられました。やはり女性の方が多いですね。

当館のロビーにもパンフレットがありますので、お越しの際は是非どうぞご覧になって下さい。

なお、当院では、「京の夏の旅文化財特別公開」が、7/12~9/30まで行われます。

<桔梗(キキョウ)を愛でる特別拝観>

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●東福寺塔頭 天得院 6/21~7/5 10時~20時 500円

びっしりと杉苔に覆われた枯山水の庭に、紫や白、八重の桔梗が美しく咲きます。

夜間にはライトアップもされ、日中とは違う趣が楽しめます。

<沙羅の花を愛でる会>

 

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●妙心寺塔頭 東林院 6/15~6/30 9時~16時 1600円

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色・・・」

平家物語の冒頭にある沙羅双樹、沙羅はナツツバキの別名です。

ナツツバキは、朝咲いて、夕方に散ってしまいます。

普通は木についている花を愛でますが、ナツツバキは、落下する風情を楽しみます。

東林院では、十数本のナツツバキがあり、この時期、沙羅の花を愛でる会が行われます。

通常は非公開の寺です。拝観料は1600円と、少し高いですが、

抹茶付ですので、風情を楽しみながらゆっくりできそうです。

残念ながら私はまだ訪れた事がありませんので、一度は行きたいなあ、、と思っています。

<京都 好き男>