京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

御利益 其の壱

2014-06-10 | インポート

●今宮神社「阿呆賢(あほかし)さん」

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「重軽石」とも言われる神占石は「叩くとおこる石」「願いが叶う石」とも言い伝えられています。

徳川三代将軍・家光の側室となり、綱吉の生母となった桂昌院(お玉)が信仰していた事から、

玉の輿の御利益がある、と若い女性に人気があるようです。

①手のひらで三度、軽く石を叩いて持ち上げる。

②心に願いを思い浮かべながら優しく撫でる。

③もう一度持ち上げ、一回目より軽くなれば願いが叶うと言われています。

●北野天満宮「大黒天の灯籠」

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北野天満宮の中門から東南に約20m進むと、古い石灯籠が並ぶ一角があり、

そのうちのひとつが、「大黒天の石灯籠」です。

大黒天の口に石を乗せ、落ちなければ願い事が叶うと言われ、

落ちなかった石を財布に入れて祈ると、「お金に困らない」と信仰されています。

●伏見稲荷大社「おもかる石」

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まず一対の石灯籠の前で願い事をします(願うのはどちらの石灯籠でも良いそうです)。

そして、石灯籠の空輪(頭の部分)を持ち上げ、予想よりも軽ければ願いが叶い、

もし重たく感じたら、その願いは叶わないと言われています。

御利益は、恋愛成就・商売繁盛・五穀豊穣・家内安全、、、などなどです。

●地主神社「恋占いの石」

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二つの石が対になっている「恋占いの石」。

一方の石から目を閉じて歩き、対側の石に無事辿り着けると、恋の願いが叶うそうです。

どれも、当館からはアクセスしやすい場所にあります。

ご宿泊の際には、是非、御利益を得られてみてはいかがでしょうか。

<京都 好き男>