梅雨を素敵に演出し、6月を代表する花といえば、「あじさい」。
6月の季語にもなっている「あじさい」は、色がよく変わることから、
「七変化」とも呼ばれ、その色味は土壌の成分によって変化します。
酸性が強いと青みがかかり、アルカリ性が強いと赤みがかかります。
成長の過程でも変化し、咲き始めは薄緑色、それがやがて白色になり、
徐々に青紫や赤紫に色付いていきます。
「あじさい」は、大きく分けると「平らな形」と、
「手まり形」の2つのタイプに分かれ、
花に見える所は「飾り花」の部分で、
本当の花は、中心部の丸い粒のような部分だそうです。
先日、西国三十三所第10番札、「三室戸寺」に行って来ました。
別名「花の寺」と言われるように、境内にある関西屈指の「あじさい庭園」には、
一万株のあじさいが見頃を迎え、大勢の参拝者が訪れておられました。
参道から見る「あじさい庭園」は別格です。
(あじさい庭園の公開⇒6/13~7/10 10時~16時30分 拝観料500円)
(夜間のライトアップ⇒6/14~6/29までの土曜・日曜限定 午後7時~9時)
あじさいの名所はまだまだあります。
「三千院あじさい祭」⇒6/13~7/10 10時~16時30分 拝観料700円
千株以上(一般種に加えて、山紫陽花・星紫陽花・額紫陽花etc...種類も豊富)
のあじさいが、目を楽しませてくれます。
「藤森神社」紫陽苑の公開 6/1~6/30 9時~16時 入苑料300円
境内はあじさいで埋め尽くされており、神社では、
期間中の土曜・日曜、さまざまな奉納行事が行われています。
当社は勝運と馬の神社、競馬ファンの方は境内の馬の博物館へもぜひどうぞ。
京都には、梅宮大社・法金剛院・善峰寺etc...あじさいの見所はまだまだあります。
<京都 好き男>