京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

黄葉

2016-11-20 | 京都案内

京都の紅葉も見ごろ情報が各地から届いています。
来週は多くの観光客で賑わうことでしょう。
有難うございます。
今日は黄葉、市内の銀杏をご紹介します。
銀杏は街路樹として人気が高く、銀杏並木は秋の風物詩で、寺社仏閣にも大きい銀杏の木が多くあります。
これは銀杏は水分が多く、燃えにくい木で建物を火から防いでくれる効果があると言われるからです。

①烏丸通東本願寺前の噴水と銀杏。



②西本願寺、国宝御影堂の大銀杏。これは京都市の天然記念物です。



「水吹き銀杏」と言われ、お西さんに火事が起きた際にこの銀杏から水が噴き出し、火事を消し止めたという伝説があります。
別名「逆さ銀杏」とも言われます。

③左京区松ヶ崎にある京都工芸繊維大学正門前の銀杏並木



④堀川通、今出川~紫明通り間の並木通り



⑤東山三条にある大将軍神社

源頼政鵺退治の伝説が残る神社。樹齢800年と伝えられる大樹で、
京都市指定区民誇りの木だそうです。



⑥護王神社
早くも飾られた来年の干支「酉」の大絵馬と銀杏



⑦北野天満宮、地主神社の銀杏
銀杏が知り神社の屋根に積もる光景はとても美しいです。「もみじ苑」にお越しの際は是非こちらもどうぞ。

ほか、府立植物園、京都御苑にも銀杏の大木があります。

京都好き男


石碑は語る

2016-11-20 | 宿日記

所用で山中越を歩くことがあった。
山深くなってくるとコンクリート製だった白川が自然の川になっている。
祇園に流れている白川の上流だ。
川べりにはまだ青いもみじの木もある。見頃がくれば綺麗だろう。
ふと見ると道端に石碑が立っている。
彫られている文字は「北白川宮元精米所御殿車」
何の石碑?帰ってから調べてみた。

北白川宮は1947年、皇籍離脱により消滅したが、
伏見宮那家親王の王子で孝明天皇の養子ともなった智成(さとなり)親王が
1870年12月から聖護院宮より改称して用いた称号である。

当時の白川には沢山の水車があり、精米などをしていたらしく
現在の北白川士伏町にあった宮家の米を専門に精米していた水車がここにあったという。

宮家が東京に移転した(明治5年)後も、明治40年頃まで製粉業などを続けていたということで
石碑は、その御殿車(ごてんぐるま)と呼ばれていた水車を示すものということだ。

初代の智成親王はわずか17歳で薨去、2代は戦病死、3代は自動車事故死、4代は戦死ということで
北白川宮は悲劇の宮家とも呼ばれているらしい。

偶然に見かけた石碑だが、紐解けば沢山のドラマが詰まっていた。
石碑がなかったならこのような事は知る由もなかっただろう。
京都には沢山の石碑があるが調べてみると面白いと思う。

今回見た石碑の近くには、中に入ることはできないが、智成親王のお墓もある。
紅葉が深まったら再度訪れ、もみじを眺めながら夭折の親王に想いを馳せてみるのも秋らしくて良いかもしれない。

 

<くっぴーらむね>


街中のお店

2016-11-20 | グルメ

のらくろ



昔ながらの洋食屋さん!かれこれ30年程通わせていただいてます。
おすすめは、リーズナブルなトルコライスセット(ミニスープ・ミニサラダ付)!!です。



時がゆっくり流れて落ち着ける家庭的なお店です。

京都市左京区下鴨宮崎町69
定休日 火・水
TEL 075-781-2040
営業時間 11:00~14:00
     17:00~20:00

KNN700


京の紅葉私のおすすめ

2016-11-20 | 京都案内

①白龍園
洛北は叡電二ノ瀬駅近くにあり、1日100名限定という事から特にお勧めの庭園です。
営んでいる方は京都の老舗服飾メーカーで、創業者とそのご家族、社員の皆さんで作り上げ、維持管理も行っているそうです。
チケットは叡電出町柳駅でしか買えません。
公開は12月4日まで。

②瑠璃光院
八瀬にあり、京数寄屋造りの名人、中村外二の名建築である書院の2階から眺める、佐野藤衛門になる庭の紅葉は目を見張るほど美しいです。
春と秋のみの公開で、12月4日までです。
③宝厳院
嵯峨天龍寺塔頭。見所は獅子吼の庭。嵐山を借景にした庭園で、12月4日まで公開されており、夜間拝観も行っております。
チーズケーキ


スタミナ丼

2016-11-20 | 宿日記
寒暖差に悩まされる今日この頃。
体調崩していませんか?
しっかり食べて、体力維持が第一ですね。

そんな時に、こんなスタミナいかがですか?



『京極かねよ』のきんし丼!

うなぎ丼の上に、溢れんばかりの
大きなだし巻き!
めくってみると、


こんな感じです。

お店は、当館からも近く
新京極の中心にあります。

体力つけて、
これからの季節、乗りきりましょう!



らんまる