絵画、書跡、彫刻、工芸、考古の各分野より、国宝約200件が、4期に分けて展示されます。
長谷川等伯・久蔵の親子共演、尾形光琳の燕子花図屏風、俵屋宗達の風神雷神図、神護寺三像、金印など、教科書で見かけたあれやそれ。
縄文から近世に至る悠久の美を鑑賞して、最近変な日本を深く見つめるのも良いと思います。
詳しくは⇒http://kyoto-kokuhou2017.jp
岩倉具視は明治維新における王政復古に力を注いだ幕末・明治期に活躍した公家政治家。
公武合体を進めるため孝明天皇の妹、和宮の徳川将軍家茂への降嫁を推進し成功させます。
しかし、この事が原因で尊王攘夷派から佐幕派とみなされ一時失脚し、岩倉村、現在の左京区岩倉上蔵町に隠棲しました。
岩倉具視幽棲旧宅は、岩倉具視が1864年から3年間居住したところで、密かに坂本龍馬、中岡慎太郎らと会合を重ねてまいりました。
岩倉具視幽棲旧宅は周囲を塀で囲まれ、通用門から入ります。
眼前には、作庭家七代目小川治兵衛が携わった庭園が広がり、奥には住居の主屋である茅葺の鄰雲軒(りんうんけん)と瓦葺の附属屋(旧宅)が建ち当時を偲ぶ事ができます。
他にも岩倉具視の遺髪を埋葬した遺髪碑(墓は東京にあります)、鉄筋コンクリート平屋建ての「対岳文庫」(たいがくぶんこ)が建っています。
「対岳」とは具視の雅号で、岩倉具視関係の資料が展示されています。(内部は撮影禁止)
紅葉期に行かれると庭のイロハモミジの紅葉が更に趣を醸し出します。
料金300円、土日祝日にはスタッフの案内があり、休憩所ではお茶、コーヒーが無料。
徒歩5分のところには「床もみじ」で知られる「実相院門跡」がありますので、秋にはこちらの紅葉も併せてお楽しみください。
京都好き男 細木
京都在住のイラストレーター、相川伸一郎さんの展覧会が、毎年北大路駅ビブレ1F北側の「スペースろさんじ」で開かれます。
今年も9/10まで催されました。
相川伸一郎さんは滋賀県彦根の出身で、現在は京都在住のイラストレーターです。
デザイナーとして働き、独立後は矢沢永吉のポスターなども手掛けたそうです。
また、京都に本社を置く、PHP研究所発行の「月間PHP」の表紙画を2001年~2006年にわたって描かれました。
相川さまのウェブサイトよりお借りしました。
相川さんの画は、どこか懐かしい風景でいっぱいです。
山や川、海の絵が多いですが私は彼の水の描き方が好きです。
「こころの絵本」という絵本も出版されています。
興味のある方は来年是非行かれてみてください。
ギャラリーなので無料です。
ご本人がおられたら、絵の説明をしてもらえるかも。
くっぴーらむね
京都の岡崎という地域は京都が近代化する際に大きな役割を果たした場所で、現在は水と緑が共生する文化・交流のホットエリアとして内外から多くの人が訪れる場所でもあります。
この場所で『東アジア文化都市2017京都』と連携して『京都岡崎ハレ舞台』というイベントが大規模に開催されます。
その目玉として16.17日の両日に
「京都岡崎レッドカーペット2017」
「日中韓グルメ廻廊」
「京都国際マンガ・アニメフェア」
「岡崎ときあかりannex2017」
の4つのイベントが同日開催されるとの事。
この4つのイベントに絡んだ大~小、様々に催しや企画が岡崎一帯で繰り広げられるようでこの両日の岡崎はとても華やかで賑やかで煌びやかな2日間となりそうです。
HN(9課)
今年俳優の渡瀬恒彦さんが亡くなりました。刑事ドラマの好きな私にとって、京都を舞台としたドラマ「おみやさん」は何度も見ました。
以前に、京都はドラマの舞台に良く使われるという事で、古川町商店街、一本橋などについて書きましたが、今回は「おみやさん」で、時々使われた、屋台のラーメンを出していた、鴨川沿いの場所に行って見ました。
今後もテレビで見る場面を、探して見に行ってみたいと思います。
松井でした。