こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

すごいぞ!パープルスイートロード!!

2012-10-06 22:01:03 | 食と健康
パープルスイートロード(紫いも)。

紫いもにはアントシアニン色素が多く含まれていて、
抗酸化性や抗変異原性、高血圧予防などの様々な機能性を
有していることが明らかにされています。


※古田 収・須田郁夫・西場洋一・山川 理
「(1996)高アントシアン甘しょの抗酸化能.九農研58, 32.」
※古田 収・須田郁夫・西場洋一・山川 理・家坂正光
「(1997)紫甘しょに認められる強い抗酸化能・ラジカル消去能.九農研59, 24.」より。

食感は紅あずまに近く、上品な甘さが特徴です。
お求めは「げんきの市場」でどうぞ。
また直接販売もしています。ご希望の方はご連絡下さい。

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見比べると歴然!

2012-08-23 21:19:04 | 食と健康
2枚の写真を見比べてみてください。





ピンボケで見にくいと思いますが・・・。

比較して欲しいとことは、葉の色。

上の写真の葉は、ほとんどが茶色。
枯れる寸前。

下の写真は、枯れ葉がほとんどなく黄緑色。
青い実もあります。

2枚の写真とも、同じ品種の中玉トマトです。

上はご近所のもので、下はわが家のものです。

どちらも昨日の夕方18時30分ごろの撮影です。

この違いはなにか?

上は草1本生えていない畑で、化成肥料で育て上げたトマト。
下は草が生え放題の畑で、雑草堆肥で育てたトマト。

農薬はどちらも使っていません。
どちらも露地栽培です。

葉の色の違いは、体力の違いと考えてください。
上はもうすぐ枯れてしまうはずです。
それに対して下(うちのトマト)は、少なくとも11月頃まで収穫が続きます。

両者の違いは、本来一言で言いあらわすことは出来ません。
でも一目見ただけで、勢いの違いはわかってもらえると思います。

わが家の作物は、どれも収穫期間が他の方の作物と比べて1~2ヶ月以上長いんです。
長く収穫をする秘訣は、健康で元気に育てること。
健康で元気な作物の根は、例外なくしっかりとしています。
根の張り方でこんなにも差が出るんです。

難しいことは何一つしていないのですが、
真似してくれる人がなかなか現れません。
不思議だと思いませんか?



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抗酸化物質を食卓に!

2012-08-09 22:21:17 | 食と健康
聞いたことありますよね?抗酸化物質。

抗酸化物質とは、生体の酸化ストレスあるいは食品の変質の原因となる
活性酸素種(酸素フリーラジカル、ヒドロキシルラジカル、ス​ーパーオキシドアニオン、過酸化水素等)を
捕捉することによって無害化する反応に寄与する物質を含む、脂質の過酸化反応を抑制する物質を指します。

具体的には、老化・癌・生活習慣病の予防に効果があるとされています。

おもな抗酸化物質には次のようなものがあります。

・果物、野菜などに含まれている
 
 →ビタミンC (アスコルビン酸)
 →カロテノイド (リコペン、カロテン、ルテイン)

・植物油などに含まれている

 →ビタミンE (トコフェロール、トコトリエノール)
              
・茶、コーヒー、豆、果物、オリーブオイル、チョコレート、
 シナモン、オレガノ、赤ワインなどに含まれている
 
 →ポリフェノール (レスベラトロール、フラボノイド)
              
日々食べる食材を選ぶとき少し意識してみてください。
ちなみに加工食品やサプリメントよりも生の食材の方が含有量は高いんですよ。

おうちご飯で、健康を守ってください。
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ピーマンについて

2012-08-02 23:12:46 | 食と健康


ピーマンの緑色は、葉緑素(クロロフィル)。
葉緑素は、
コレステロールが血管に付着するのを防ぐ働きがあります。
また含まれるビタミンPは毛細血管の壁を丈夫にしてくれます。
高血圧、動脈硬化などが気になる方には特にオススメの食材です。
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うちは使いません。<食品残渣>

2012-07-26 18:33:46 | 食と健康
残飯や調理クズなどの「食品残渣」で肥料や堆肥を作る取り組みが、
食品リサイクル法が施行されてからにわかに増えています。

あくまで個人的な考えですが、
私はこれらを活用したいとは思いません。
なぜか?
簡単です。素性が判らないからです。

例えば料理クズ。
どんな栽培法で育てられた作物なのか?
化学肥料や農薬の使用の有無も判りません。
まして残留農薬についても検査をしない限り判りません。

例えば残飯。
いったいどんな調味料が使われているのか?
保存料等の有無は?

たぶん、
「ゴミから堆肥でも作ってそれで”循環型農業”をアピールしよう!」
こんな発想でしょう。

食品にはたくさんの添加物が使われています。
一義的にはイイことの山のように思えるかもしれませんが、
私はそう思いません。

蓄積したらどんな影響があるのか?
恐らく影響はないとおっしゃる方が多いことでしょう。

また調味料に含まれる塩分はどうなるのか?
良く育つからといって何でもかんでも使っていたら、
”塩害”がいずれ起こるような気がします。

だから私が使うのは、うちの畑で生えた雑草や作物。
自分のところで生えた物だから、素性がハッキリしています。
よって安心して使えます。
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食料自給率の話し。

2012-07-17 21:24:08 | 食と健康
農林水産省のホームページ
「平成22年度食料自給率等について」掲載されています。

カロリーベースの食料自給率は39%、
生産額ベースの食料自給率 69% だそうです。

カロリーベースでこの話題は良く論じられますが、
生産額ベースという算出方法があったことをご存じでしたか?

生産額ベースを乱暴に解釈すると、
高く売れると自給率はupし、安く売れるとdown。

生産量ベースではないところが、ポイント。
生産額ベースでいくら上昇しても、それはただ高くなっただけです。
例えば、100円で10個売ると1,000円。
200円で6個売ると、1,200円。生産額ベースでup!!
10円で99個売ると、990円。生産額ベースはdown!!
こんな解釈になってしまいます。

自給率の算出には、
いくつかの方法(何を視点にしているか)があります。

統計のマジックにとらわれず、冷静なデータの解釈が重要です。
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食べることと健康の関係について

2012-07-15 18:06:05 | 食と健康
食べることと健康の関係。
専門家が専門用語を語ると、
もっともらしく聞こえるから不思議です。

食材の機能(栄養分など)と健康改善のアプローチは、
今に始まったことではありません。

食べることで健康を維持・回復することを考えるとき、
食材の安全性は当然のこととして
第一に考えなくてはならないのは、
継続させると言うことだと思います。

良薬口に苦しと言います。
薬ならともかく食材を薬として食べるとしたら、
その食事は美味しくないだろうと思います。
これを食べなくてはならない・・・。

こんな強制された食事を望む人はいないはずです。

確かに食は健康の源です。
これは誰もが異論を唱えないはずです。

でも継続した摂取が難しいのはなぜか?
それは調理方法が画一的でメニューの巾が狭かったり(いつも同じ​ものを食べて飽きてしまう)、
食材そのものを美味しいと思えないことに原因があるのかもしれません。

好きなものや美味しいものは、
食べていてそう簡単に飽き足りましません。

強制されると反発する人ってたくさんいます。
でも自発的なことに対して反発(自分自身に)したり、
飽きてしまう人は滅多にいません。

食と健康を考えるとき、
食材の美味しさと自分自身の食べたいという”欲求”に
何か関係があるのではないかと思います。
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こころを癒し、健康な身体と心を取り戻す。

2012-04-06 21:57:04 | 食と健康
心と体は一体となって働いています。
両者がうまく働かず、不安や悩みによる精神的緊張がつづくと、それが原因で体調が悪くなることがあります。
これを一般に「心身相関」といいます。

たとえば、「手が冷たい。」

「癒す心、治る力」アンドルー・ワイル著(角川文庫)に
次のような一節があります。

交感神経の過剰緊張によって抹消の細動脈が収縮し、
血流量が減少した結果、
暖かい部屋にいても手が冷たくなる。
手が慢性的に冷たい人は、内臓の緊張によって消化系をはじめとするからだの諸機能に障害をきたしていることが多い。
手が冷たい状態が長期化すると、自律神経のアンバランスから深刻な問題にまで発展しかねない。
最良の治療法は、薬剤によって症状を抑えるのではなく、
心身相関的な方法をもちいることである。

「無意識のこころは病気のプロセスの本質とその治しかたを知っている」といわれます。

農作業を通じ、
何も考えない”無意識のこころ”を呼び覚まし自立神経のバランスを立て直すことで、
健康な身体・心を取り戻すことができるのではないかと思います。
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「ほうれん草」の話。

2012-03-17 21:15:32 | 食と健康
ほうれん草の代表的な栄養素と言えば、
鉄分とβ(ベータ)-カロチンです。
鉄分は100g中3.7mgで貧血防止に有効です。
(牛レバーに匹敵する量だそうです。)
β-カロチンは、抗酸化作用により活性酸素の働きを抑制、
ガンの予防のほか肌の老化を防ぐ効果が期待できます。

また体内に蓄積されたナトリウム(塩分)を排泄し、
高血圧を防ぐ効果があるカリウム、便秘の改善、糖尿病の予防に効​果的な食物繊維も多く含まれています。

他にもビタミンA、B群、Cがバランス良く含まれていたり、
私たちが健康を維持するために必要な栄養素を
ほとんど持ち合わせている「万能野菜」だと思います。

ただしほんの少しですがシュウ酸を含んでいます。
このシュウ酸は、肝臓・膀胱・胆のうに結石を作る原因らしいとい​う話もあります。ですから食べるときは、熱湯でゆでこぼしをして​冷水であく抜きを必ず行ってください。こうすることで、シュウ酸​の働きを封じ込めることが出来ます。
最近はサラダで食べられるほうれん草も登場していますが、
個人的には「生食」はオススメしたくありません。
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ルッコラのこと

2012-03-03 21:14:21 | 食と健康
ルッコラは、
カロテンやビタミンCなどのビタミン類やカルシウムなどのミネラル類が多く含まれています。
カロテンの含有量は小松菜より多く、ビタミンCやカルシウムなどはほうれん草の数倍以上。

カロテンやビタミンCには抗がん性があるとされており、
癌の予防や老化の予防に役立つと考えられています。
他に、夜盲症の改善作用及び皮膚や粘膜を健康に維持する働きがあると言われています。
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