「露地草生栽培」の畑。
ご覧のように、草が作物と共生しながら元気に生えています。
でも決して無管理な訳ではありません。
必要最低限の草の管理はします。
この草が梅雨が明けて日照りが続いたとき、
いいあんばいに地温の上昇を緩やかにしてくれます。
また畑で生えたこれらの草は、
やがては土に還って、土を豊かにしてくれます。
まさに”雑草堆肥”です。
さらに草が生えることにより、
ダンゴムシ・クモ・ミミズなど、虫もたくさん生息しています。
それらをエサとする、
スズメ・ハト・カラスなどもしょっちゅう飛来します。
畑の中に、生態系が形成しているわけです。
おもしろいもので生態系が成立していると、
飛来する鳥たちは、作物に見向きもしません。
よって今まで一度も”鳥害”の被害はありません。
既存の考え方に依らず、
あるがままの環境を維持する。
それがわが家の考える「露地草生栽培」の原点なのです。