こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

今年はいつもと違う。

2015-07-07 21:47:56 | きょうのひと言
2007年から気象データ(アメダス・越谷)をデータベース化しています。
そこから雨量、気温、日照時間と過去の収穫量をリンクさせて今後の見通しを立てています。

今年と昨年を比較すると、降水量の積算(1/1~6/30)は224.5mm(昨年は340.5mm)。
2007~2013の積算平均は154.2mmなので、今年も雨量が多い(昨年よりは少ないけれど)。
同様に平均気温を積算(1/1~6/30)してみると、今年は664.4℃に対して昨年は680.7℃。
2007~2013の積算平均は655.7℃なので、今年は平均よりも暖かい(昨年は極端に暑かった!)。
日照時間の積算(1/1~6/30)は、136.6hで昨年は145.1h。半年で約9時間今年の方が日照時間が短い。
2007~2013の積算平均は130.9hなので、例年と大差なし。

これが先月(6月)までのデータ。
月が変わって今月(7月)はというと、7/1~6で比較すると、
今年の異常さが見えてきます。

降水量:92.0mm(昨年25.5mm、2007~2013の平均22.3mm)
平均気温:126.9℃(昨年140.1℃、2007~2013の平均148.5℃)
日照時間:0.5h(昨年25.4h、2007~2013の平均20.3h)

このように積算値で見ると、先月まではほぼ平年並みに推移していたことが解ります。
しかし今月に入って、急激な変化が起こっています。
雨が多く、気温が低く、日照時間がほとんどない。

このデータが示すとおり、今月に入って「異常気象」に見舞われていることは間違いないと思います。
それにあわせるかのように、作物の生長が足踏み状態に陥っています。
多雨、低温、日照不足がジワジワと作物の生長に影響を及ぼして来ています。

これを見た目で表現すれば、色づきと育ちが悪いというところでしょうか。

もともと露地栽培で天候に左右されやすい環境ではありますが、
ここまで悪いとさすがに心配になってきます。

唯一の救いは、作物と共生している雑草が雨除けや保温の役割をしてくれていることと、
雨水は雑草も吸ってくれているので、僅かながら水害から作物を守ってくれていることです。
いまは雑草に頼ってこの状況を凌ぐしかありません。

夏の日射しが待ち遠しいです。





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明日の出荷情報(7/8)。

2015-07-07 20:43:53 | 直売情報
あす(7/8)のげんきの市場への出荷情報です。

1 ねぎ
2 モロヘイヤ
3 バジル
4 フルーツトマト
5 小茄子
6 ピーマン
7 ししとう
8 きゅうり

以上の8品目となります。

いずれも数量は少なめです。
明日もどうぞよろしくお願いします。

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