こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

食育の原点。

2017-07-27 19:40:51 | きょうのひと言
皆さんは食事をするときの作法をどうお考えでしょうか?
特に和食や洋食にはそれぞれに作法があり、
これを学ぶ機会として「テーブルマナー教室」などがありますよね。
食べ方を気にしなければ誰だって食べている訳ですから作法などを知らなくても
特に食生活には影響がないものと思います。

しかし作法とかマナーといわれるルール(エチケット?)が歴然と存在していますよね。
たとえば箸の使い方が下手とか箸の持ち方がおかしいとか、
食べるだけなら気にすることもないのかも知れませんが、
ただ食べるだけじゃなくいろいろ言われるわけです。

それではこれを誰が教えるのか?
答えは簡単。食卓を囲む人たちです。
多くの場合家庭で両親や祖父母がそれを教えるわけです、子供に。

箸の持ち方や使い方、茶碗の持ち方などは家庭が教えることなのです。
いわばこれは教えるというより「躾(しつけ)」だと思います。

どんなに美味しい食事を摂っていても、
どんなに安全安心な食事を摂っていても、
どんなに身体に良い食事を摂っていても、
無作法な食べ方はいただけません。

この頃食育が、
美食を食べることになったり、
収穫を体験することになったり、
栄養と健康を教えることになったりしています。
なにもこれが間違っているとは思いませんし、
それを否定しようとも思っていません。
でも何か違うような気持ちがあります。

食育って何をしたらいいんでしょうか?と
時々メッセージをいただきます。
当初はいろいろと体験させることが大事だと考えていましたが、
この頃は食べ方の躾をすることははじめの一歩だとお返事をしています。

皆さんはどうでしょうか?

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