2017年11月17日(金)
夏過ぎから四股にこっていて、あれこれ工夫しながらせっせと踏んでいる。モニターとにらめっこで流れが滞った時とか、漫然とTVを見流している時とかに最適で、ゆっくり丁寧にやるのは舞の海さんの勧めるところ。呼吸法と組み合わせるのがマイ工夫で、手なり脚なりが天に向かう時に息を吸い、地に向かう時に息を吐くのが良い。特に脚を踏み降ろした後は、腰を割りながらしっかり息を吐ききる。小気の出入りが天地と接続する感じで、骨盤回りの大きな筋群に気もちよい刺激がある。寒くなってきてからは、5~6回も踏むうちにすぐに体がポカポカしてくる。そのうち画像入りで YouTube にでも上げようかな。
やっているうちに手足の動きの関係がよく分からなくなり、あらためて確認したのが九州場所初日・二日目の横綱土俵入り。知りたいことは一目で分かったが、踏み降ろす動作が今日日は意外に小さいのが残念。それで思い出されるのは何と言っても千代の富士で、相撲の強さが傑出してくる以前、四股の際に上がる足の高さで喝采を浴びた力士だった。相撲界の沢村栄治かと、一人面白がっていた昭和50年代を思い出してのTV桟敷。
そこへ降って湧いた日馬富士の一件、軽量をスピードでカバーする相撲っぷりが好きなだけに、目が離せない。進行中の事件だから軽々に何も言えないが、経過の中で疑問・不可解の多すぎることがどうも気になる。渦中の貴乃花親方、父親は言わずと知れた軽量の名大関・貴ノ花、1975年の春・秋と二度優勝したがついに綱には手が届かなかった。日馬富士の相撲の取り口はこの貴ノ花が目ざしたところと重なるとも思われ、往年の貴ノ花ファンとしてなおさら心が痛む次第。今日は進捗があるだろうか。
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