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道内の魅力、各国にPR 大倉山競技場やモエレ沼案内

2023-04-18 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年4月18日 00:06
 札幌市で開かれた先進7カ国(G7)気候・エネルギー環境相会合に合わせ、道と札幌市、民間企業などでつくる実行委は16、17日、札幌市などの施設を巡るエクスカーション(視察旅行)を実施し、北海道の魅力や環境保全への取り組みを各国関係者に伝えた。
 報道陣に公開されたのは3カ所。このうち札幌市中央区の大倉山ジャンプ競技場は16日に訪問し、リレハンメル五輪ノルディック複合団体金メダリストで札幌オリンピックミュージアム名誉館長の阿部雅司さん(57)が施設について説明した。小雨で視界は悪かったが、一行はジャンプ台を珍しそうに見学。同行したソチ五輪ジャンプ男子団体銅メダリストの伊東大貴さん(37)がここで145メートルを飛んだと伝えると、参加者は「オー」と声を上げた。
 17日午前はモエレ沼公園(同市東区)を案内。ごみ埋め立て場を世界的な彫刻家イサム・ノグチの設計で公園化したことや、雪や風などを利用した空調システムについて職員が説明し一行は興味深そうに聞いた。

民族共生象徴空間(ウポポイ)ではアイヌ民族衣装について熱心に聞く姿も=17日、胆振管内白老町
・・・・・・・・
(今関茉莉)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/833483/

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アイヌ交付金10億4550万円 東胆振・日高10市町 年度当初過去最高 48事業、施設整備などが影響

2023-04-18 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年4月17日 23:23
 本年度当初のアイヌ政策推進交付金は、東胆振・日高地方の10市町に総額10億4550万円の交付が決まった。2019年度に交付金が創設されて以来、年度当初の決定額としては過去最高。計48事業が対象で、新ひだか町や白老町で生活館の整備などが相次ぎ、金額を押し上げた。
 本年度の交付額は内閣府が3日に公表した。
 10市町で最も多い新ひだか町には計3億3260万円が交付される。3事業が対象で、そのうちアイヌ民俗資料館の改修工事に2億円。生活館の統合や解体に1億3140万円。昨年度統合した川合、西川の旧生活館2カ所を解体するほか、東別、西端などの3施設を解体統合し新しい生活館を建設する。
・・・・・・・・
(斎藤雅史)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/833453/

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各国関係者、ウポポイ視察 G7環境相会合

2023-04-18 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年4月17日 21:56(4月17日 22:30更新)

アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で口承文芸のユカラ(英雄叙事詩)に耳を傾けるG7関係者(右奥)
 札幌市で15、16日に開かれた先進7カ国(G7)気候・エネルギー環境相会合に合わせた出席者向けのエクスカーション(視察旅行)が行われ、17日は胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を各国関係者16人が訪れた。
 札幌市や道などでつくる実行委が16日から実施。ウポポイでは口承文芸のユカラ(英雄叙事詩)やクリムセ(弓の舞)を楽しみ、伝統衣装を身にまとって装飾品について尋ねる人もいた。16日は札幌市中央区の大倉山ジャンプ競技場、17日はごみ埋め立て場
・・・・・・・・・
(今関茉莉、工藤雄高)
※ユカラの「ラ」とクリムセの「ム」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/833416/

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G7各国にウポポイPR 環境相会合閉幕/

2023-04-18 | アイヌ民族関連
読売新聞2023/04/18 05:00

アイヌの伝統衣装を着て記念撮影する参加者(17日、白老町で)
 16日に札幌市で閉幕した先進7か国(G7)の気候・エネルギー・環境相会合に合わせ、出席した海外の関係閣僚らに道内各地の魅力を伝える視察会が行われた。
 白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)には17日、英国やフランスなどの政府関係者16人が訪問。伝統家屋「チセ」の中で、アイヌの古式舞踊や伝統楽器ムックリの演奏が披露され、参加者は伝統的な衣装を着て記念撮影するなどしていた。
 案内役を務めた男性(60)は、「アイヌにとって、環境が大事だというのは生活のモットー。自然との共生をアイヌの精神文化を通じて考えてもらえれば」と話した。この日は札幌市のモエレ沼公園も訪れた。
 都市と自然が近接する魅力を感じてもらおうと、16日には大倉山ジャンプ競技場で、1994年リレハンメル大会のノルディックスキー複合団体で金メダルを獲得した阿部雅司さんらが関係閣僚らを案内した。
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20230417-OYTNT50124/

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北海道観光に力、狙いは。JTB山北栄二郎社長インタビュー<デジタル発>

2023-04-18 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年4月17日 08:30
 旅行大手「JTB」(東京)が北海道観光に力を入れている。2022年末には、プロ野球北海道日本ハムの「北海道ボールパークFビレッジ」(BP)を運営するファイターズスポーツ&エンターテイメントとパートナーシップ契約を締結。今月からは道内で秋に開かれる体験型観光の国際イベント「アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット(ATWS)」を見据えた北海道キャンペーンを打ち出している。山北栄二郎社長(59)に北海道観光や、新型コロナ禍後の観光業界の展望を聞いた。(聞き手・経済部 田中華蓮)
 やまきた・えいじろう 早大卒。1987年に日本交通公社に入社。2000年からJTBビジネストラベルソリューションズの経営企画マネジャー、JTB欧州代表などを経て20年6月から現職。
 ――3月30日に北広島市でBPが開業しました。現地に行かれたようですね。
 「素晴らしかったです。建設途中からお邪魔していましたが、まちづくり全体が素晴らしい。リアルで人が盛り上がる瞬間を実感できました。BPはエンターテインメント性があり、(来場者が)滞留できる構造になっている。観戦する以外にも、周遊しながら楽しめる周辺施設も充実してます。球場は目線が低いので臨場感があります。農業体験施設もあり、地域交流や地域創生に貢献するのではないかと期待しています」
 ――BPの運営会社とパートナーシップ契約を結びました。どのようなビジネスを描いているのでしょうか。
 「20席の座席を確保しましたが、派生するビジネスにも期待しています。観戦席は国内のみならず、海外のお客さまにも販売し、北海道に案内できます。一般の観光客や、企業が従業員のモチベーションを上げるプログラム、修学旅行の体験学習にもつながると考えています」
 ――BP周辺の設備があるから修学旅行先にも期待できるということですね。
 「学習指導要領が変わって体験の時間が必要になりました。例えば東北では、震災の復興を見る際に、どうやってマチを立て直したのかも学んでいます。北広島もマチづくりという点から学ぶことができると思います」
 ――9月には道内で体験型観光の国際イベント、ATWS(アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット)が開かれます。北海道の観光のポテンシャルをどうみてますか。
 「9月11日からATWSが開催されますが、これはきっかけの一つで今後は多くの海外の方がいらっしゃると思います。まずは海外の方に日本の体験型観光の可能性を知ってもらうことが大切です。欧米ではさまざまな地域でATが(旅行形態の一つの)形になっている一方、アジアでは浸透していません。アドベンチャーと聞くと冒険をイメージするかもしれませんが、ATは地元の自然、文化、食の持続化をテーマに掲げています。北海道は自然、文化、食が豊富。ウポポイでアイヌ文化を学び、周遊することもできます」

JTBのアドベンチャーツアーのイメージ
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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/832079/

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【KAKAR(カカラ)~アイヌ文化を紡ぐ~】アイヌ民族の精神と文化を紡ぐインタビュー動画シリーズを配信開始

2023-04-18 | アイヌ民族関連
札幌テレビ放送株式会社2023年4月17日 11時33分
札幌テレビ放送(STV)は創立65周年記念事業の一環として、北海道の先住民族・アイヌ民族の文化・伝統を受け継ぎ、未来へつないでいく活動をされている方々を紹介する動画シリーズの無料配信を開始しました。
【KAKAR(カカラ)~アイヌ文化を紡ぐ~】
幾世代にもわたって受け継がれてきたアイヌ民族の精神と文化 。
その伝統の糸を紡ぎ続け、様々なもの達と接触する中で、新たな世界を織りなす人達がいます。
アイヌ文化は博物館の中にのみあるものではなく、アイヌ文化を紡ぐ人達の手によって、今この時を未来に向かって生き続けています。そうした方々13名の思いや活動を、ご本人の声のみで綴った全13本・各12分~26分のドキュメントです。
※KAKAR(カカラ)はアイヌ語で「紡ぐ」を意味する言葉です。
ご視聴は無料で、STV札幌テレビ放送「どさんこ動画プラス」から!
https://mv.stv.jp/
<シリーズ全13本の人物紹介とタイトル>
1.門別 徳司さん/「狩猟民族として生きていく」

北海道平取町在住。2015年「アイヌ本来の姿である狩猟民族として生きていく」ことを決意、勤めを辞めてシカ猟で生計を立てる。シカの角や骨を加工したナイフ等も制作。「獲物を与えてくれる神々への感謝を生活の一部として、新たなアイヌ文化をつくりたい」と意気込む。
2.篠原 章子さん/「伝統をもう一回ゼロから勉強したい」
東京都在住。子育てで自分を見失いかけた時、生まれ故郷の遠軽町で小学校の頃に見たアイヌの着物を思い出し、2014年から本格的にアイヌ文化を学び始める。アイヌの刺繍やニンカリ(耳飾り)の製作に取り組む。自身、アイヌ民族の血を受け継いではいないが、アイヌ文化が一つの文化として浸透し、根付くことを願い作品の製作に励む。
3.藤岡 千代美さん/「北海道イコールアイヌに」
北海道札幌市在住。伝統を守りながら、新しいアイヌ文様のデザインに挑み続ける。新千歳空港のステンドグラスでは、北の動物達にアイヌ文様をデザインし、アイヌの世界観をダイナミックに展開した。初めてアイヌの着物をまとった時「血が騒ぐような、何とも言えない感情が生まれた」と言う。個展を開くのが夢。
4.大海 恵聖さん/「福祉とモノ作り そしてアイヌ文化の懸け橋に」
 北海道札幌市在住。「にっぽんの福祉をかわいくしたい」をコンセプトに、福祉とモノ作りの間でコミュニケーションツールの企画から販売までを一貫して手掛ける。ウポポイ(民族共生象徴空間)の設立を契機に、もの作りの立場でアイヌ文化に関わり商品を開発。アイヌの工芸作家や研究者、そして福祉を結ぶ。
5.藤戸 ひろ子さん/「笑顔で繋ぐために 私なりの伝え方で次の世代に」
北海道陸別町在住。大阪で暮らしていた時、中学に通う長男が学校に行けなくなり、大好きなお爺ちゃんの近くに住むことを希望し、陸別町に移住。父は木彫作家の藤戸幸雄さん。小さい頃、アイヌのお爺ちゃん達の傍らでアイヌ文化に接し、手仕事などを受け継ぐ。大阪で立ち上げたミナミナの会に毎月、陸別町から通い続ける。シヌイエ(入れ墨)は、アイヌである私の誇りと胸を張る。二児の母。
6.宇佐 照代さん/「民族の誇りを持って生きていく」
東京都在住。10歳の時に家族で東京に移る。「関東にアイヌが集う場所を作りたい」と祖母が東京で始めたアイヌ料理の店を手伝うが、2009年に資金難で閉店。何とか復活させたいと、2011年に現在の店「ハルコロ」をオープン、取材時の2022年で11年目を迎えた。祖母が病気で倒れた日、病院に駆けつけたベッドの枕元で「アイヌとして誇りを持って生きていくと、この場で声に出して誓ってください」と言われ、その誓いを今も守り続ける。
7.今 博明さん/「アイヌ料理を未来に繋ぐ」
北海道札幌市在住。18歳で大阪の調理学校に入学、卒業後イタリアで本場の味を学び帰国。27歳で独立しオーナーシェフとなる。現在は、札幌で料理店「ケラピリカ」を営む。アイヌ民族であることが“かせ”と思った時期もあったが、仲間に支えられて誇に思うようになったという。「母が作ってくれたアイヌ料理を、多くの人に食べて欲しい」と願い、自己研鑽に励む。
8.豊川 純子さん/「ここにいることが私の役割」
北海道帯広市在住。屋台を始めるまでは、殆どアイヌに関わったことがなく、むしろ隠してきた。40歳直前で乳がんを発症。闘病後“やりたいことをやろう”と決意、長年の夢を実現するため屋台の出店に踏み切る。「ポンチセ」の看板を出していると、アイヌに興味があれば向こうから来てくれるので、今の立ち位置が心地良いと語る。
9.荒田 裕樹さん/「地域の伝統を未来に繋ぐ」
北海道白老町在住、ウポポイ(民族共生象徴空間)職員。母親がアイヌ文化の活動をしていた関係で、小さい頃から遊び感覚で踊りを身につける。高校1年生の時、カナダの先住民と交流し、その踊りに衝撃を受け、本格的に取り組むようになる。イオル伝承者育成事業の二期生。
 10.秋山 里架さん/「今のアイヌを伝えたい」
北海道苫小牧市在住、ウポポイ(民族共生象徴空間)職員。物心がつく前から祖母に連れられ、古式舞踊の練習に通った。アイヌ文化に関わる仕事に就きたいと、苫小牧駒澤大学でアイヌ文化について学ぶ。2016年、白老町の旧アイヌ民族博物館の学芸員となり現在に至る。動画11の押野朱美さんとは双子の姉妹。
11.押野 朱美さん/「アイヌ民族と文化は過去のものではなく現在進行形」
北海道白老町在住、ウポポイ(民族共生象徴空間)職員。幼い頃からお婆ちゃん子で、気づくとアイヌの歌や踊り、アイヌ語の学習にも励むようになっていた。2013年から白老町の旧アイヌ民族博物館で働き始め、現在に至る。動画10の秋山里架さんとは双子の姉妹。お婆ちゃんから託された“タマサイ(首飾り)”を博物館で展示。受け継いできたアイヌ文化と“アイヌ文化の今”を知ってもらうきっかけになることを願っている。
12.天内 重樹さん/「いろいろある中にアイヌ文化があって根付いていけばいい」
 北海道白糠町在住、白糠アイヌ協会会長。小学校の時に、マレプを用いたアイヌの伝統的鮭漁に出会い、成人後、エカシ(アイヌの古老)に師事して漁法を正式に学ぶ。現在は毎年茶路川でマレプ漁を行い、子ども達に命をいただくことへの感謝、食べ物の大切さなどについて実践的な「食育」を行っている。
13.川村 久恵さん/「アイヌ文化を感動とともに伝えていきたい」
北海道旭川市在住、川村カ子トアイヌ記念館副館長。
現在の記念館は旧館の建物が老朽化し、2023年に同敷地内に新築されている。記念館の展示品の一つ一つが、この地でアイヌが生きてきたことの証であり「人が出会い、何かに感動出来るような場にしていきたい」と、新たな博物館への抱負を語る。アイヌの女性ヴォーカル・グループ「MAREWREW(マレウレウ)」のメンバーでもある。
ご視聴は無料で、STV札幌テレビ放送「どさんこ動画プラス」から!
https://mv.stv.jp/

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000291.000021750.html

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新ひだか町で“クマの魂を天に送る”アイヌ民族伝統の儀式

2023-04-18 | アイヌ民族関連
NHK04月17日 18時54分

アイヌの人たちが山で狩猟したクマの魂を天に送る伝統の儀式が、日高の新ひだか町で行われました。
「カムイホプニレ」と呼ばれるこの儀式は、アイヌ文化を伝承しようと新ひだかアイヌ協会の大川勝会長が16日、開いたもので、およそ60人が参加しました。
はじめに、民族衣装を身にまとった参加者が、いろりのまわりで火の神に儀式開始の報告をしたあと、狩猟したヒグマの頭骨が置かれた祭壇にお神酒をかけてヒグマの魂に祈りをささげました。
続いて、参加者たちが輪になって踊ったり、餅をまいたりして、神々に向けて喜びを表現していました。
式の最後には、ヒグマの頭骨を川の上流に向け、ヒグマの魂を天に送ったことを表しました。
儀式を開催した大川会長は「アイヌとして伝統的な儀式を絶やしてはいけないと思い、行いました。今後もこの儀式を続けていってもらえればいいなと思っています」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230417/7000056867.html

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札幌の映画館「シアターキノ」の代表が自ら映画を製作…きっかけは北海道胆振東部地震での体験

2023-04-18 | アイヌ民族関連
HTB2023年 4月17日 18:51

 北海道を舞台に「水」の起源をたどる短編映画を札幌のミニシアターの代表が製作しました。きっかけは北海道胆振東部地震での体験でした。
 札幌市中央区の狸小路6丁目にあるミニシアター「シアターキノ」。
 運営する中島洋さんは、世界中の様々な作品を札幌に届けようと、大きな映画館では扱わないような名作や芸術性の高い作品、ドキュメンタリー映画などを独自に選んで上映してきました。
 その中島さんが自ら脚本・編集・監督を務めた映画が完成しました。
 Wakka(アイヌ語で「水」の意味)
 作品では1人の男が北海道の大地をひたすら歩き、土地土地に水道管を立てていきます。セリフはなく、映像と音だけで“水の起源”を表現していきます。
 ■中島洋さん:
 「胆振の地震の時に、いかに水とか情報とかが大切かということを身をもって感じたんですね。水の蛇口をひねれば、当たり前のように水が出るこの生活、本当にそれは本当なの?というような感覚があるんです」
 主演は平原慎太郎さん。小樽市出身。国際的に活躍するダンサーです。2021年の東京オリンピックの開閉会式で振り付け監督を務めました。
 作品に登場するアイヌ民族の男性は結城幸司さん。版画作家でアイヌアートプロジェクトの代表です。
 音楽は、NHKの連続ドラマ「あまちゃん」のテーマ曲などで知られる大友良英さんが手掛けました。
 1992年、わずか29席しかない「日本一小さな映画館」としてスタートしたシアターキノ。新型コロナで一時、休館するなどミニシアターを取り巻く環境が厳しさを増すなか、去年、30周年を迎えることができました。
 ■中島洋さん:
 「さすがに人生の最終コーナー回って、やっぱり作りたいなというのがものすごい出てきまして」
 「なんか訳わからないけど、画がきれいだとか音がすごかったとか、五感を使って、頭じゃなくて体でなんか感じることを観ていただけると、何か発見があるんじゃないか、そんな気がしています」
 Wakkaは4月22日~28日、シアターキノで上映です。
https://www.htb.co.jp/news/archives_19986.html

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市民の手荷物検査も…岸田総理狙った爆発事件受け警備強化 G7気候・エネルギー・環境大臣会合 札幌

2023-04-18 | アイヌ民族関連
HTB4/17(月) 17:51配信

札幌で開かれた「G7気候・エネルギー・環境大臣会合」。岸田総理を狙った爆発事件を受け、警備体制が強化されました。
堀内大輝アナウンサー
「午前10時です、まもなく最初の合同会合が始まります、脱炭素化、エネルギー安全保障などについて、さまざまな議論が重ねられる予定です」
 15~16日の2日間、札幌で開かれたG7=先進7か国の気候・エネルギー・環境大臣会合。16日、採択された共同声明では、気候変動対策について、「多様な道筋で共通のゴールを目指す」として、化石燃料を段階的に廃止する方針が盛り込まれました。
 G7の関係閣僚会合が北海道で開かれるのは15年ぶり。この機会を生かそうと、北海道と札幌のPRにも力が入ります。
堀内大輝アナウンサー
「初日の夜、歓迎レセプションの会場です、会場中央には氷の彫刻がありますね、そのまわりをみるとアスパラがたくさん生えています」
 旬の道産食材やアイヌ民族の伝統舞踊で各国の来賓をおもてなし。報道陣に対しても…
堀内大輝アナウンサー
「ここは各国の報道陣が控室として使うメディアセンターという場所です、こちらには北海道札幌を海外・道外の報道陣にPRしようということで、地元のジュース、コーヒー、銘菓がずらっと置かれています」
 歓迎ムードの中、会場には緊張感も…。
 15日、岸田総理に向けて爆発物が投げ込まれた事件を受け、警察庁はG7での警備を強化しました。
堀内大輝アナウンサー
「札幌中央区の石山通です、南3条の交差点、警察官がたくさんいまして、交通規制が敷かれていますね、車道も歩道もこの先入ることができなくなっています、奥に見えるホテルでG7の会合が行われています」
 会場周辺では市民の手荷物検査が行われ、出席する大臣らの警護も強化されました。
 堀内大輝アナウンサー
「会場の中にいるSPの手には盾のようなものもみえますね」
 来月には、G7広島サミットが控えていて、実りある議論とともに厳重な警備体制も求められています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/31cc89c9278eeaf5ac491a3fd17774255cb52473

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待ってました! 待望の独占配信解除アニメ3選 「覇権握るレベル」「解除いつの間に」

2023-04-18 | アイヌ民族関連
マグミクス2023.04.17
独占解除ですぐトレンドに!? 皆が待ってた元・独占配信の名作
「このアニメ、見たい!」と思っても、独占配信で見られず、がっかりしたことはありませんか? しかし、そこで絶望するのは少し早いかもしれません。作品によっては、放送終了後に一定期間をおいて、独占解除されることがあるからです。なかには、独占が解除されてすぐSNSのトレンドに上がった人気作も。
 この記事では、待望の「独占配信解除アニメ」を3つご紹介します。SNSでも「もっと有名になってよかった」「これ覇権アニメだったでしょ絶対」と評判です。
●『サマータイムレンダ』(2022年4月~放送)
 17歳の青年・網代慎平(あじろ・しんぺい/CV:花江夏樹)は、幼馴染である小舟潮(こふね・うしお/CV:永瀬アンナ)の葬儀に出るため、故郷に帰ってきました。慎平が和歌山市・日都ヶ島へ帰省するのは、2年ぶり。潮の妹・小舟澪(こふね・みお/CV:白砂沙帆)や友人たちに会いつつ、葬儀は粛々と進みました。
 しかし慎平は、親友の菱形窓(ひしがた・そう/CV:小野賢章)は「潮の死には不審な点がある」と言います。「自分と同じ姿の『影』を見たものは死ぬ」という日都ヶ島の伝承もあいまって、慎平は潮の死に疑問を抱くようになり――?
『サマータイムレンダ』は、同名マンガ(作:田中靖規/集英社)を原作としたアニメです。放送開始時は「Disney+」で独占配信されていましたが、放送終了後のわずか1か月半後には、独占を解除。「#サマータイムレンダ」がTwitterのトレンドに入り、一気に話題作となりました。
 原作は、アプリマンガ誌「少年ジャンプ+」で配信されていた本作。アニメは独占配信だったにもかかわらず、一部では高い評価を得ていました。その評価を受けてか、かなりの短期間で独占配信が解除され、視聴者が続出。作画・ストーリー共にハイレベルな作品として、またたく間に話題となりました。
 和歌山県の離島を舞台とした本作の見どころは、不気味な「影」の存在です。その正体をめぐり、慎平や澪に加え、謎の女性・南方ひづる(みなかた・ひづる/CV:日笠陽子)や、小早川しおり(こばやかわ・しおり/CV:釘宮理恵)たちも、この島の謎に巻き込まれていきます。
 ざっくりと言ってしまえば、「『あの花』と『リゼロ』を足して2で割った」ような名作です。第1話を見れば、その衝撃のラストに、つい第2話を見たくなってしまうでしょう。それもそのはず、シリーズ構成は『進撃の巨人』『呪術廻戦』を手掛けた瀬古浩司さんです。
「第17回 声優アワード」では、潮役の永瀬さんが新人声優賞を、慎平役の花江さんがインフルエンサー賞を受賞。業界内でも注目度の高い作品と言えるでしょう。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。
●「ゴールデンカムイ」シリーズ(2018年4月~放送)

TVアニメ『ゴールデンカムイ』キービジュアル 第2弾 (C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
 日露戦争で活躍した元大日本帝国陸軍の隊員、杉元佐一(すぎもと・さいち/CV:小林親弘)。「不死身の杉元」と呼ばれた彼は除隊後、アイヌの村から奪われた埋蔵金の噂を耳にします。とある出来事から、その話が本当であると確信した杉元は、アイヌの少女・アシㇼパ(CV:白石晴香)と協力することに。一攫千金を目指し、埋蔵金探しの旅に出ます。
 埋蔵金のありかは、24人の脱獄囚の身体に刺青として刻まれており、ふたりはそれを探し求めます。しかし、埋蔵金を狙うのは、彼らだけではありませんでした。「北の最強部隊」と呼ばれる陸軍第七師団や、新撰組もそれぞれ動き出します。果たして、ふたりは無事埋蔵金を手に入れられるのでしょうか。
「ゴールデンカムイ」シリーズは、同名マンガ(作:野田サトル/集英社)を原作としたアニメです。放送開始時は「FOD」で独占配信されていましたが、現在は第1期~第3期まで各種配信サービスにて視聴可能となっています。
 原作は約8年にわたる連載を終了しており、「マンガ大賞2016」を受賞。アニメも2023年4月現在、第4期を放送中の人気シリーズです。第4期も、見放題サービスは「Amazonプライム・ビデオ」に限定されているものの、個別課金をすることで「dアニメストア」「U-NEXT」ほかさまざまな配信サービスで視聴可能です。
 元軍人の杉元をはじめ、屈強かつかなり癖の強い男たちが埋蔵金をめぐり、大暴れする本作。リアルな作画や戦闘シーン、埋蔵金に関するサスペンス要素など、いくつもの見どころが詰まっています。リスの「チタタプ」や、それを使った「つみれ汁」など、アイヌ民族の料理やジビエ料理が出てくるのも、本作ならではのポイントです。
 第4期では、第1期~第3期からちょうど一区切りついており、新章が開幕。第3期までの計36話をのんびりと追っているうちに、第4期も見放題独占が解除されるかもしれませんね。この作品は、「Amazonプライム・ビデオ」での見放題独占配信を実施。その他配信サイトでは有料となるものの、「dアニメストア」「U-NEXT」などで見ることができます。
●「冴えない彼女の育てかた」シリーズ(2015年1月~放送)
『冴えない彼女の育てかた』 (C)2015 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA 富士見書房/冴えない製作委員会
 豊が埼学園の2年生・安芸倫也(あき・ともや/CV:松岡禎丞)は、筋金入りのオタクです。文化祭では教頭と交渉して、アニメ上映会を実現。新聞配達を頑張るのも、アニメやゲームにつぎ込むお金を稼ぐためです。自室はポスターやフィギュアでいっぱいのオタク部屋で、アニメの総評やラノベのレビューを、ブログで発信しています。
 ある朝、倫也が新聞配達をしていると、坂の上から白い帽子が落ちてきました。帽子を拾って渡そうとすると、坂の上には白いワンピースの美少女が。その「運命」にひらめきを感じた倫也は、その少女をヒロインにした「最強のギャルゲーを作ろう」と、仲間を集め始めて――?
「冴えない彼女の育てかた」シリーズは、同名ライトノベル(著:丸戸史明、イラスト:深崎暮人/KADOKAWA)を原作としたアニメです。放送開始時は、第1期は「FOD」と「U-NEXT」での配信、第2期は「Amazonプライム・ビデオ」で独占配信されていたものの、現在は各種配信サービスにて視聴可能となっています。
 原作は『このライトノベルがすごい!2016』で第9位にランクインし、2019年11月時点で累計発行部数が350万部を突破しています。現実の「冴えない彼女」をあか抜けさせる……というよりは、倫也が中心となり皆でギャルゲーを作るという、珍しいコンセプトのアニメです。
 ギャルゲーのヒロインのモデル・加藤恵(かとう・めぐみ/CV:安野希世乃)は色々な意味で影が薄いものの、学園一の美少女である澤村・スペンサー・英梨々(さわむら・すぺんさー・えりり/CV:大西沙織)や、成績学年トップの才媛・霞ヶ丘詩羽(かすみがおか・うたは/CV:茅野愛衣)など、かわいいヒロインが続々と登場。
 さらに彼女たちは、超人気のラノベ作家だったり、同人誌のイラストレーターだったりと、なんとも興味深い裏の顔を持っています。ギャルゲーは果たして無事出来上がるのか、制作を通して進む彼女たちの恋愛模様はどうなるのか……。独占解除された今こそ、一気に見たい作品です。
 この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」などで見ることができます。なお、シリーズ完結編に当たる劇場版『冴えない彼女の育てかた Fine』は、「ABEMA」「FOD」などで視聴可能です。
* * *
 見るのを諦めていた作品でも、独占が解除されると一気見できるようになるのが嬉しいですね。独占配信が終わることを、その嬉しさからか「脱獄」と表現する方も。見逃していた作品があった方は、ぜひ次の週末に見てみてはいかがでしょうか。
※配信状況は記事掲載時点のものです。
(新美友那)
https://magmix.jp/post/149797

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脚本は「ちむどんどん」の羽原大介さん 舞台で描く甲子園準Vの台湾「嘉農」名将

2023-04-18 | ウチナー・沖縄
産経新聞4/17(月) 8:00配信

甲子園大会で準優勝を果たした嘉義農林学校ナイン(坊っちゃん劇場の展示)
高校野球の古豪として知られる松山商業を戦前に率い、全国大会出場を果たした後、台湾に渡って嘉義農林学校の監督に就任、夏の甲子園大会準優勝に導いた伝説の名監督をテーマにしたミュージカル「KANO~1931 甲子園まで2000キロ~」の上演が愛媛県東温市にある「坊っちゃん劇場」で始まった。脚本はNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の脚本を手掛けた羽原大介さんが担当しており、100年前の「スポ根野球」が舞台上で繰り広げられる。
嘉義農林学校の監督は松山市出身の近藤兵太郎。明治21年、松山市に生まれた近藤は松山商業学校で野球に打ち込んだ。卒業後の大正7年、同校野球部の初代コーチ(監督)に就くと、翌8年、全国中等学校優勝野球大会(現全国高校野球選手権大会)に同校を初出場させ、「夏将軍」の異名を持つ松山商業の第1期黄金時代の礎を築いた。
その年、近藤は台湾へ渡り、簿記教諭などとして働いた。台湾の野球は日本統治で伝わっていた。昭和3年から嘉義農林学校でコーチとして野球を教えるようになり、6年には監督に就任。甲子園で行われるようになっていた第17回全国中等学校優勝野球大会に同校を導いた。同校は決勝戦まで勝ち上がる。中京商業には0-4で屈したが、見事な準優勝だった。
近藤と同校の物語は映画「KANO 1931 海の向こうの甲子園」で描かれ、台湾で2014年に上映されると記録的な大ヒットとなり、翌年には日本でも上映され話題を呼んだ。
今回はこの感動の物語がミュージカルとなった。脚本は羽原さん、演出は錦織一清さん、音楽監督・作詞・作曲を岸田敏志さんが手がけた。坊っちゃん劇場としては17作目となる作品だ。
近藤の野球は「精神野球」。作家で台湾近代史研究者、古川勝三さんの著書「台湾を愛した日本人Ⅱ『KANO』野球部名監督-近藤兵太郎の生涯」によると、近藤が選手時代、休暇で帰省するたびに松山商業を指導した東大の杉浦忠雄さんらから「一高式の武士道精神野球」を徹底して教えられ、身についていたという。
近藤は日本人、漢人、先住民族の混成チームを作った。民族の異なるチームは当時の台湾では画期的だった。「野球選手にとって大事なのはどこの民族かではない、情熱と身体能力があるかどうかだけだ」と近藤は語っていたという。
舞台では近藤と選手たちの葛藤が描かれる。親の反対を振り切って野球を続ける選手たち。「民族は関係ない。実力のある者がレギュラーになる」「我慢と忍耐だ」「グラウンドで歯を見せるな」。近藤は選手たちに怒鳴る。
台湾の大会を勝ち抜いてつかんだ夏の甲子園切符。近藤は気付く。「あいつらは腹の底から野球を楽しんでいる。それが野球だ」と。近藤は同校を春1回、夏4回、甲子園に導き、日本の敗戦で引き揚げた。帰国後は新田(松山)野球部の監督などを務め、昭和41年、77歳で死去した。松山市にある「坊っちゃんスタジアム」前の広場に近藤の顕彰碑がある。刻まれた文字は「球は魂なり」。
「愛媛台湾親善交流協会」の会長を務める古川さんも観劇した。「史実のよいとこどりをして、くっつけたような展開。すごく良かった。舞台で野球が表現できている。舞台作品を見て初めて泣いた」と感想を述べた。
羽原さんは「ちょうど1年前にこの作品についてオファーをいただいた。映画『KANO 1931 海の向こうの甲子園』を見ていたが、舞台でどのように作るか、楽しみだった。92年前、日本統治下の台湾の話です。当時は日本語が共通語。日本人監督が漢人、日本人、原住民の3族混成で甲子園を目指す物語。スポ根モノは初めてだったので、肩に力が入った」と話した。実際に台湾に行き、嘉義の街や球場跡に足を運んだという。
少年時代に野球をしていたという錦織さんは「稽古期間は約1カ月だったが、芝居の稽古より野球の練習をしていた感じ」と笑う。「これまで台湾では2度、ステージを経験した。台湾との国際交流作品、名誉に思う」と語った。
岸田さんは「スポーツを音楽でどう広げるかを悩んだ。大体の曲は稽古前に作っていたが、稽古が進むうち、皆さんが野球に没頭していく姿を見てアレンジをした。『侍Japan』の活躍する姿や高校野球も見て、出来上がっていった。改めて野球の情熱に感動した。甲子園を体感できる舞台になっていると思う」と自信を述べていた。
公演は来年3月までを予定しており、台湾での公演も計画されている。羽原さんは「台湾と日本は強い絆で結ばれている。台湾への思い、感謝が詰まった作品です。台湾の皆さんにも見てほしい」と話していた。(村上栄一)
https://news.yahoo.co.jp/articles/19b9b6fe68f2e7d562caf5f46531d32f6685a825

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106歳のタトゥーアーティストが「VOGUE」の表紙を飾る──世界最年長更新

2023-04-18 | 先住民族関連
ニューズウィーク2023年04月17日(月)15時52分
106-Year-Old Iconic Tattoo Artist Becomes Oldest-Ever Cover Model For Vogue
イングリッド・メンドーザ

フィリピンで最高齢のタトゥーアーティストであるアポ・ワン・オド CREATIVE COMMONS/ MAWG64
<「目が見える限りはタトゥーを彫り続ける。視界がぼやけてきたらやめる」と語る106歳の女性が、史上最高齢で「ヴォーグ」誌のカバーに>
ファッション誌「ヴォーグ・フィリピン」の4月号の表紙を飾ったのは、106歳のタトゥーアーティストのアポ・ワン・オド。「フィリピン精神の強さと美しさの象徴」として特集された。
フィリピンのルソン島北部カリンガ州に位置するブスカランの小さな山村に住む、カリンガ族であるアポ・ワン・オドは、15歳の頃からハンドタッピングタトゥー(手彫り)に従事してきた。父親に弟子入りし、自身でも幾何学的なデザインを編み出してきた。
伝統的な入れ墨の手法は竹の棒、ザボンの木のとげ、水、石炭のみを使用する。かつては先住民のブットブットの戦士がステータスとしていたタトゥーだが、今では世界中のタトゥー愛好家がアポ・ワン・オドの入れ墨を求めて訪れている。
「ヴォーグ・フィリピン」はインスタグラムに4月号の表紙とともに以下のように綴っている。
「同世代最後の『マンババトック』と称される彼女は、ブスカランに巡礼に訪れた、何千人もの人々の肌に強さ、勇気、美しさを意味する、カリンガ族のシンボルを刻み込んできた」
アポ・ワン・オドは同世代では唯一の伝統的なカリンガのタトゥーアーティストである。同世代の仲間・友人は全員他界しているが、自身とともに伝統が失われることを恐れてはいないと2017年のCNNのインタビューで語っている。
「人々がタトゥーを入れにここに訪ねてくる限り、伝統は続く。私も目が見える限りはタトゥーを彫り続ける。視界がぼやけてきたらやめる」とも語っている。
現在、約90人の弟子がおり、このタトゥーの伝統を継承するために学んでいる。2020年、イギリス版「ヴォーグ」誌が当時85歳の女優ジュディ・リンチをカバーに起用したのが最高齢であったが、今回それを更新した。
今回のアポ・ワン・オドの起用について「ヴォーグ・フィリピン」のビー・バルデス編集長は、編集部員の全員が106歳の女性がカバーを飾ることに賛同したと述べる。
「フィリピン文化の美しさについて、彼女は私たちの理想を体現していると感じました。美の概念は進化しており、顔とその形を含めて包括的である必要があります。私たちが伝えたいのは人間の美しさです」とCNNの取材に対してバルデスは語っている。
一方、アポ・ワン・オドの姪の娘であるグレース・パリカスも大叔母と同じ道を進んでおり、カリンガのタトゥーアーティストとしても活動している。今回の雑誌の表紙の起用について次のように述べた。
「まさに『女性の日』だからこそ、アポが表紙になったことをうれしく思います」
https://www.youtube.com/watch?v=HPJjQJ1UWn4&t=2s
The last Kalinga tattoo artist, Whang Od | DW Documentary
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2023/04/106vogue.php

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シンガポール航空グループ、サステナビリティをテーマにした社内学習イベント「LIFE 」ラーニングフェスティバルでサステナビリティ目標の達成に向け従業員が団結

2023-04-18 | 先住民族関連
CREA2023.04.17
シンガポール航空グループは、3月下旬に3日間にわたって開催されるサステナビリティをテーマにしたグローバル・ラーニング・フェスティバルを実施しました。同イベントは、シンガポール航空グループの従業員の生涯学習文化を支援するものです。
2年に1度開催される「LIFE(Learning and Innovation for Everyone)」フェスティバルでは、2023年3月21日から23日まで、世界各地で50以上の活動が行われました。同フェスティバルは、シンガポール航空グループが掲げる長期的なサステナビリティ目標の重要性を組織全体で強化することを目的にしています。
パネルディスカッションや世界各国の外部講師による講演では、シンガポール航空グループが掲げる2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標の達成や、従業員のサステナビリティに関連する活動の推進と課題に焦点が当てられました。具体例として、航空機の将来的な発展や生物多様性の保護、テクノロジーがどのようにサステナビリティに関する問題を軽減できるかなどのトピックの他、他者や地域、社会全体を重視するリーダーシップの形態であるスチュワードリーダーシップについての講演が行われました。
シンガポール航空グループでは、グループ全体で行われている多様なサステナビリティに関する取り組みへの理解を促進するために、展示やワークショップを実施しました。また、シンガポールでおこなわれている垂直栽培の農園やリサイクル工場、博物館への見学なども実施し、他の産業でのサステナビリティに関するトレンドについてより理解を深める機会を設けました。
日本では、株式会社ファンケルから講師を招き、「ファンケルの取り組むSDGs」をテーマに地域社会への貢献や従業員への取り組みに関し、当社の世界中の社員に向けて講演が行われました。講演では従業員の働きがい・働きやすさを両立させるための環境整備について詳しく語られたほか、ファンケルの創業理念に基づいたさまざまな社会貢献活動を通じ、どのように地域社会と関わってきたかを学ぶ機会となりました。
シンガポール航空グループでは、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする脱炭素化、事業活動の過程で出る廃棄物の削減、社会貢献という3つの柱を軸にしてサステナビリティに関する取り組みを実施しています。
当グループの戦略を推進するため、シンガポール航空のシニアバイスプレジデント(経営企画担当)であるリー・ウェンフェンが、シンガポール航空グループ初のチーフ・サステナビリティ・オフィサーを兼任することになりました。リーは、これまでグループを代表してさまざまなサステナビリティに関連した取り組みを主導してきましたが、特にシンガポール民間航空局(CAAS)およびテマセクと共同で、シンガポールにおける持続可能な航空燃料(SAF)の導入を研究・運用するSAFのパイロット版の実施をリードしています。
シンガポール航空グループの主なサステナビリティに関する取り組みは、添付資料をご覧ください。
シンガポール航空について
シンガポール航空グループは、マラヤンエアウェイズ・リミテッドを前身に1947年に設立しました。その後、マレーシアエアウェイズ・リミテッド、さらにマレーシア・シンガポール航空(MSA)に社名を変更。1972年には、MSAがシンガポール航空とマレーシア航空に分離しました。当初は保有機10機で18か国22都市に運航をしていましたが、現在は世界的なインターナショナルエアライングループに成長しました。シンガポール航空は、そのブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいます。
シンガポール航空は「スターアライアンス」に加盟しています。シンガポール航空公式ウェブサイト: singaporeair.com
添付
シンガポール航空グループのサステナビリティ
シンガポール航空グループは、サステナビリティ目標に対して長年積極的に取り組んでおり、お客様、株主、投資家、そして従業員にとって重要項目だと考えています。当グループは、より持続可能な方法で事業を行うための活動を実際に行い、事業活動を通じて環境・社会・ガバナンス(ESG)の取り組みをグループ全体で実施しています。
2050 年までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指す
2021年5月、シンガポール航空グループは2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標を発表しました。これには、次世代航空機への投資、運航効率の向上、持続可能な航空燃料(SAF)などを使用した低炭素技術の導入や高品質なカーボン・オフセットの調達など、あらゆる手段が必要です。
今日、航空会社にとって、二酸化炭素の排出削減へ最も効率的かつ直接的につなげる方法は新しい機材を運航することです。世界的に航空機の平均機齢が15年以上(注1)であるのに対し、シンガポール航空グループは、平均機齢が6年2ヶ月(注2)と、世界で最も新しい機材を運航する航空会社グループの一つです。それを代表するものとして、エアバスのA350やA320ファミリー、ボーイングの787ファミリーや737-8といった最新機材が挙げられます。これらの機材は、旧型機に比べて燃費が約25%向上しています。
また運航面の手順を改善し、燃費を向上させることにも注力しています。例えば、シンガポール航空グループでは、空気抵抗を減らして性能を最適化する航空機やエンジンの改善プログラムに投資をしてきました。当グループであるシンガポール航空およびスクートは、機体の重量管理や飛行ルートの最適化を通じて、燃料使用量を削減しています。技術面やデータ分析のイノベーションは、目標に向けより大きく前進するために必要不可欠であり、シンガポール航空グループは今後も研究機関と協力し、更なるアイデアを探求していきます。
持続可能な航空燃料(SAF)は、長期的な脱炭素化目標を成功させるための重要な手段であり、航空業界におけるSAFの開発、製造、導入を加速させるためには、政府や航空業界に関連する企業各社との協力が不可欠です。
シンガポール航空は、2011 年から持続可能な航空燃料のユーザーグループ「Sustainable Aviation Fuel Users Group(SAFUG)」に加盟し積極的に活動をしています。2021年11月には、シンガポール民間航空局(CAAS)、テマセク、チャンギ空港グループ(CAG)、その他のステークホルダーと連携し、シンガポールにおけるSAF展開の検討と運用を目的とした実証実験を実施しました。2022年7月、チャンギ空港の燃料給油設備に混合処理されたSAFが採用され、チャンギ空港にてシンガポール航空およびスクートの出発便に混合処理されたSAF が初めて供給されました。
また同時期に、シンガポール航空グループは法人顧客や貨物輸送業者に対して、二酸化炭素排出量の削減支援として、1,000 SAFクレジットの販売を開始しました。これにより、SAFの需要喚起、SAF産業の発展支援、およびSAF の導入促進を支援し、この試験的な取り組みから得られた知見は、当グループの二酸化炭素の排出実質ゼロの目標達成およびSAFの導入拡大のために活用されます。
二酸化炭素の排出を直接削減する取り組みの他に、カーボン・オフセットも重要かつ補完的な役割を果たしています。
シンガポール航空グループでは、国際民間航空機関(ICAO)が提案する「国際航空のためのカーボン・オフセット及び削減スキーム(Civil Aviation Organisation’s Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation:CORSIA)」に参画しています。これは、技術や運用の改善、持続可能な燃料によって削減できない二酸化炭素の排出を相殺する、世界初の市場原理による措置です。CORSIAは、航空業界が費用対効果の高い方法で脱炭素化を進める上で不可欠な役割を担っており、当グループは、2027年からの全航空会社への義務化に先駆けて、2019年から自主的に参加しています。
2021年6月、シンガポール航空グループのエアラインをご利用のお客様や貨物を取り扱うお客様が、二酸化炭素排出の相殺をご自身で行うことができる自主的なカーボン・オフセットプログラムを開始しました。このプログラムを通じた当グループのお客様によるご支援は、インドネシアの森林保護や、インドでの再生可能な太陽エネルギー・プロジェクト支援、ネパールの農村地域に住む世帯に向けた煙汚染の少ない料理用コンロの提供に役立てられています。当グループは、今後も質の高いカーボン・オフセットを実施できるようパートナーシップの構築を続けて参ります。
シンガポール航空グループ内の航空会社による取り組みに加え、同グループの傘下にあるSIAエンジニアリング(SIAEC)は、ガソリンとディーゼルで動く車両を電気自動車に置き換えるためのフィジビリティスタディを実施しました。また、従来のトーイングカーと比較して二酸化炭素排出量が55%少ない電動トーイングカーの運用試験にも着手しました。SIAECは、これらの検証を経て、2023/24年度に第1陣の電動トーイングカーを導入する予定です。
(注1) 2023年1月現在、航空業界の平均機齢は15年7ヶ月(CAPAのデータより)
(注2)2023年4月1日現在
資源保護
シンガポール航空グループは、水の保全活動や再生可能エネルギーの導入を通じて、資源の節約に努めています。当グループのシンガポールにある全てのオフィスビルに2万枚のソーラーパネルを設置し、毎年4,300トンの二酸化炭素の排出を削減しています。また、節水活動を通じて、シンガポール航空本社で使用する非飲料水の88%を賄うことができています。
資源の使用と廃棄物管理を改善するため、5R(辞退:Refuse、削減:Reduce、再利用:Reuse、リサイクル:Recycle、新たなものに作り替える:Repurpose)の支援、機内食やアメニティ等で使用するパッケージの代替材料の調達、地上と機内業務プロセスや資料のデジタル化などの取り組みに着手しています。
2022年11月より、シンガポール航空グループのお客様は、機内食が不要な場合、航空会社のウェブサイトやモバイルアプリを通じて、食事不要と選択することができるようになりました。これにより、食事の事前予約と合わせて、より正確な量の食事の搭載ができ、食品廃棄物を減らすことに繋がっています。
シンガポール航空グループでは、可能な限り環境に配慮した包装に切り替え、環境への影響を軽減するための一歩を踏み出しています。例えば、3時間半以内のフライトのエコノミークラスの食事は、より軽く再生可能な素材で提供されています。これにより、燃料の消費を抑え、機内食のトレイ上の使い捨てプラスチックの量を減らすことができます。
社会貢献活動
シンガポール航空グループは、地域社会への貢献活動にも力を注いでいます。2010年からは、インドネシア・スマトラ島の「ハラパン熱帯林再生プロジェクト」のパートナーとなっています。この活動は、生態系回復地域で懸念される種を特定し、それらが直面する可能性のある脅威に関してのモニタリングを支援するものです。また、同プロジェクトでは、同地域の先住民族コミュニティも支援しています。
シンガポール航空グループは、教育、スポーツ、芸術、環境保護の分野において、企業寄付、チケットスポンサー、スタッフのボランティア活動等のさまざまな取り組みを通じて、長年にわたって関係を構築しています。
シンガポール航空の日本における社会貢献活動
小児病棟へのクリスマス慰問(2006年~)
2006年から10年以上にわたり、12月のクリスマスに合わせ成田市にある成田赤十字病院小児科病棟に病院訪問を行い、シンガポール航空の客室乗務員とサンタクロースに扮した地上職員が訪問し、入院しているお子様たちにプレゼントを届けました。2014年12月からは、福岡にて福岡市立こども病院へ同様の病院訪問を行っています。
東日本大震災、復興義援金の寄付(2011年5月)
2011年5月、東日本大震災に対する支援を実施。 シンガポール航空およびシンガポール航空の社員は、被災された皆様の救援および被災地の復興に役立てていただくための義援金として、シンガポール赤十字社を通じて362,415シンガポールドル寄付しました。 このほか、シンガポール以外で勤務する社員は各地の赤十字社に、当社パイロットで構成されるエアライン・パイロット・アソシエーションは日本赤十字社にそれぞれ義援金を寄付しました。
福岡空港での小学生教育活動の実施(2013年3月)
2013年3月 福岡就航25周年 福岡空港で小学生向けイベントを開催。 福岡空港ビルディング株式会社の協力のもと、駐機中の SQ656/655 便に地元の小学生を招待する体験イベントを開催しました。
中部国際空港での小学生社会科見学会の実施(2019年10月)
2019年10月 名古屋就航30周年を記念した「小学生社会見学会」を中部国際空港にて実施。 アジアを拠点に世界中にネットワークを持つフルサービスエアラインとして、グローバルな教養を身につける機会を提供することを目的とし、地元の小学生約30名を招待し開催しました。イベントでは機内見学やビジネスマナー講座、客室乗務員による英語のレッスンを実施しました。
名古屋市教育委員会との教員フォーラム実施(2019年11月)
2019年11月 名古屋就航30周年を記念して「名古屋市教育委員会-シンガポール航空共催教員フォーラム2019」を名古屋市内にて開催しました。名古屋市およびシンガポール両都市の教員を繋ぎ、情報・意見交換の場を提供することで両都市の教育レベル向上に貢献したいという思いから初めて実現したこのフォーラムには、両都市の教員約50名が参加しました。参加した教員は「メンタルヘルス及び教育相談」と「クリティカルシンキング及び教育内容」の2つのテーマのもと、双方の教育を学びながら議論し、互いに意見を交わしました。
関西地区:子ども職業体験イベントの実施(2022年12月)
2022年12月 大阪就航50周年を記念して、関西エアポート株式会社と双日ロイヤルインフライトケイタリング株式会社(SRIC:大阪路線で機内食を製造するケータリング会社)の協力のもと、関西地区の子どもたちがグローバルな視野を持ち、将来、世界を舞台に活躍して欲しいという想いから、地上職スタッフの仕事を体験するイベントを開催しました。
シンガポール航空グループのサステナビリティへの取り組みの詳細については、以下のリンクをご覧ください。
● 2021/22年度サステナビリティレポート(https://bit.ly/40q052X 英語のみ)
● サステナビリティに関するウェブページ(https://bit.ly/41kyz6W)
● SIAエンジニアリング(SIAEC)の2021/22年度サステナビリティレポート(https://bit.ly/3Mhm8oz 英語のみ)
https://crea.bunshun.jp/ud/pressrelease/643cba43760b068d07000007

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【gim×2nd別注】本家のカウチン同様「手編み」で、再現した“シティーハンター”柄!

2023-04-18 | 先住民族関連
Dig-it(ディグ・イット)2023年04月17日 12時00分
これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成!
購入はこちらから!
「手編み」でなければカウチンセーターじゃない。

カウチンセーターの名前はカナダのバンクーバー島に位置するカウチン湖、さらにはその湖畔に定住した先住民族「カウチン族」の伝統的な衣類に由来する。彼らの信仰や狩猟の対象となったモチーフが柄として編み込まれ、油脂を多く含んだ太い羊毛を使用することで防寒性や撥水性を高めたと言われている。ヴィンテージを見回すとサンダーバードやトーテムポール、鳥や魚、熊など、柄は様々。ジップ式やボタン留めとバリエーションは多様だが、近年見かけることの多い機械編みの“それっぽい”セーターをカウチンと呼ぶことには疑問を覚えずにいられない。
乱暴な言い方だが、カウチンは手編みじゃなければいけない。手作業こその素朴さを味わってもらいたい。60年代頃によく見られた通称「ハンター柄」を都会的にアレンジ。アウターとしての着用も考慮し、リラックス気味のフィッティングに仕上げた。男のワードローブの定番アイテムにも関わらず、ご無沙汰だった人、久々に袖を通してみませんか?
ジム×2nd シティーハンター・カウチンセーター
ヴィンテージのカウチンセーターの代表的な柄である通称「ハンター柄」を2nd流にアレンジした「シティーハンター」。機械編みにはない素朴さとヴィンテージ顔負けのデザインが秀逸。
ハイエンドからデイリーまでニット界の万能選手。
国内のハイエンドブランドからの別注も多数手がけるジムとのコラボ。日本製やカナダ製では実現できなかった「高コストパフォーマンスの手編み」。
ヴィンテージをモチーフにオリジナル柄に挑戦!
ヴィンテージのハンター柄では「猟犬&キジ」のところを「フレンチブル&ハト」に置き換えたシティー版アレンジ。カナダ製のヴィンテージに見られるコーツ&クラークをモチーフにしたWALDES 製ジップを採用。
糸の色の切り替え部分の結び目こそ「手編み」の証左。
整然と編まれた機械編みには相応の魅力はあるが、ことカウチンセーターに関しては「手編みでなくてはカウチンでない」と言い切りたい。手編みがゆえに糸色を変える際に結び目が発生していることが分かる。
クラシックアウトドアな雰囲気でどんなパンツにも合う。
ヴィンテージのカウチンはベージュが多くを占めるが本作は品のいいネイビー&ブラウン。デニムと組み合わせたスポーティなトラッドなスタイルのほか、パンツを選ばない汎用性が嬉しい。ジャケット代わり、アウターとして使い倒したい。
編集部ナマタメはお得意のアウトドアトラッドスタイルにカウチンを加えた。配色のおかげでカジュアルさの中にも品の良さを滲ませる。
今回も「CLUB 2nd(クラブセカンド)」で予約いただけます! 4月17日(月)12:00~受注開始!!
2ndが運営するECサイト「CLUB 2nd」で今回の別注も予約を受け付けています。この機会をお見逃しなく!
【価格】
4万2900円(消費税込み、送料無料)
【サイズ】
S:肩幅47cm×身幅52×着丈61
M:肩幅50cm×身幅56×着丈65
L:肩幅53cm×身幅60×着丈69
※手編みの製品、また伸縮性のあるニット製品のため、多少の誤差が発生することがあります。あらかじめご了承ください。
【完全受注発注・ご購入スケジュール】
2023年4月17日(月)12:00~2023年5月31日(水)19:00
ご配送/2023年10月下旬予定
※製作都合によりお届けが遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品お届け後のキャンセル、返品は致しかねますのでご了承ください
購入はこちらから!
お問合せ/株式会社ヘリテージ 2nd 営業部 03-3528-9794
(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)
https://news.nifty.com/article/item/neta/12351-2289347/

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鉱業関連法改正案に業界の批判強まる(メキシコ)

2023-04-18 | 先住民族関連
ジェトロ2023年04月17日メキシコ発
添付資料(298 KB)
メキシコ政府は3月28日、鉱業法、国家水資源法、エコロジー均衡環境保護一般法、廃棄物防止総合管理一般法の改正案を国会に送付した。法案の趣旨説明によると、一連の改正は、地下に眠る鉱物資源や水資源の統轄権を国に取り戻し、鉱業コンセッションや鉱業用途の水利用権の付与・維持・取り消しのプロセスを規制し、健全な環境や健康、水を享受するという人権を保護し、国の天然資源と先住民の土地に関する権利を保全するという目的だ。一連の改正案の主要な内容は添付資料のとおり。
これに対し、メキシコ鉱業会議所(Camimex)は4月12日、記者会見で同改正法案への強い懸念を表明した。法案は鉱業の実態を知らない素人が作成したとし、非現実な内容が多く含まれていると指摘する。例えば、コンセッション期間が50年から15年に短縮された場合、15年では資源探査のみで終了し、掘削の許認可取得や施設建設などを行う時間もないという。鉱業用途の水利用権の期間が5年というのも非現実的と指摘する。事業者が開発権を有するのは産出が想定される主目的の鉱物に限定し、副産物についての権利を認めないというのも、多くの鉱石が他の鉱物を含有するかたちで産出される現実を認識していないと主張する。また、国営企業には無期限で鉱区を割り当てるというのは、民間事業者との間の明らかな差別的待遇となり、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)など国際協定にも反すると強調する。さらに、既存コンセッションの取り消し事由を拡大し、国に多くの裁量権を与えるのは、法的不安定性が増すと指摘する。同法案がこのまま可決された場合は、毎年40億ドル規模の投資が失われ、41万7,000人に及ぶ雇用の3割が失われ、自動車産業も含め70の関連業種に悪影響を与えると強調する(4月13日付主要各紙)。
これに対し、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(AMLO)大統領は4月13日の記者会見で、改正は大切な水資源を企業から守る目的とし、過去30年に及ぶ腐敗した新自由主義経済の下でコンセッションが乱発されたため、今後仮に半分のコンセッションを取り消したとしても、企業は十分に生産を続けて利益を上げられるとしている(大統領府4月13日付記者会見録)。
AMLO政権下で鉱業への外国投資は後退
AMLO大統領は政権発足当初から鉱業に厳しい姿勢を貫いており、現政権下ではコンセッションが1件も付与されていない。エンリケ・ペニャ・ニエト前政権下では5,396件、フェリペ・カルデロン前々政権下では1万2,864件が付与されていた。メキシコへの同分野の外国直接投資も減少している。経済省のデータによると、カルデロン政権下の鉱業(石油・ガスを除く)への対内直接投資額は年平均21億2,280万ドル、ペニャ政権下では同16億5,960万ドルだったが、AMLO政権下では11億4,380万ドルまで落ち込んでいる。
(中畑貴雄)
(メキシコ)
ビジネス短信 19ac8a65a53e92d4
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