今回の旅は、「韓国の農業遺産等を訪れる」です。
青山島(チョンサンド)から南海島(ナメじま)に来ました。
ここは慶尚南道・南海郡・加川里(Gacheon)です。南海島です。
慶尚南道は韓国の南東部にあり対馬海峡に面しています。
南海島はその最南端にあります。
「南海島の棚田」です。(加川の棚田とも言います)
海に面した急斜面に668枚の棚田があります。
韓国で最も景観が優れていると言われています。
この地域で棚田が出来たのは約400年前と言われています。
加川集落の山の頂上に石積みの「のろし台」があります。
それを作った石築の技術を持った兵士が集落の食糧確保の
ために開田したと言われています。
対馬海峡に面した棚田です。向かいは九州です。
韓国では棚田のことを「ケダンシッキノン(階段式田)」と呼んでいます。
あるいは、ダレイ(棚田、たなでん)と呼んでいます。
中国語では「梯田
棚田をよく見ると暗渠(マンボとも言う)があります。
南海島の棚田にも暗渠があるのですね!
農業遺産になるのかな?!!!
加川村の集落風景です。
棚田と共に暮らしています。
観光地と呼んでも過言ではない美しい里です。
加川村は韓国指定文化財「名勝」に指定されています。
尚、写真は2006年6月に訪韓した時に撮影しました。
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