恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

ビグスクと半ヘル

2005年01月08日 | 二輪/四輪車とか
話がちょっと飛びましたが本筋に戻していきます。

最近はやたらバイクがブームのようですな。
バイクといっても大型のスクーターですが。
従来のバイクと違ってファッション感覚で乗るビッグスクーターが、
渋谷とかの繁華街周辺では本当にもうウジャウジャいる有様です。
代表格としてはマジェスティーなんかですかね。
オートマで操作的にも楽なのと、見た目も若者受けする辺りがヒットした要因かしら。
こういうスクーターに電飾を施してみたり、オーディオをつけて走ってみたり、
そのカスタムは多岐にわたっており、「ある意味」で見てるのは楽しいです。

しかし問題はそのバイクに乗ってる人。
あくまでファッション感覚というのが先行しているためか、
あまりバイクの危険性を認知していない人が多いように見えるわけですね。
ここでいうバイクの危険性っていうのは、事故が起きた時なんかの万が一、っていう発想です。
バイクが批判される、単に危ないからって言う理由は確かにその通りです。
だからこそライダーは自己防衛しなければならないし、
車の運転以上に危険予測やらをしなければならないわけです。
例えて言えばヘルメットとか衣服のことです。
ビッグスクーター乗りはその大方がお椀のような半ヘル着用です。
ええ、わかりますよ。ガッチリしたフルフェイスのメットはダサいっていう感覚。
半ヘルが手軽っていうのもわかりますよ。持ち運びできるもんね。
でもさ、それで本当にいいんですかっていう話ですよ。
仮にも大事な頭部を保護するものですからね。
聞くところによればバイクで事故った時の現場は悲惨なものらしいです。
でもそこで装備が物をいうというのもよく聞きます。
60キロ出して半ヘルで頭からつんのめったらまぁ事故現場は凄惨なものでしょう。
そこいら中に脳漿ぶちまけてしまうのは片付ける人もかわいそうです。
事故るのはいいけど、なるべく周りには迷惑をかけないようにして下さいな、っていうこと。
〈かくいう私も一回事故ってますけどねw)

まぁ半ヘルを題材に延々と書いてしまいましたが、
おそらくこのビッグスクーターブームも長続きしないでしょう。
おおかたビグスク乗りの学生は就職したら車に走るんでしょうし、
本当にバイクが好きで乗ってるわけでもない、と。
お手軽でファッション感覚でいけるというのがウケている所に便乗してるわけです。
そういう方々のせいでバイク乗りのイメージがなんだかんだ言われるのも、
なんとなく奇妙なもんです。

あ、ビッグスクーターに乗る人全員がこういうわけじゃありませんから。
こういう人多いなーっていう私の見解なので、気を悪くなさらないで下さい。
コメント
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