恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

白バイウォッチング

2005年01月23日 | 恐懼とか
昼からバイト。当然バイクで出かけますが、今日は突然の雪。
天気予報見てたら「曇り」ってことで安心して出かけたのですが、
新宿に到着した途端に雪が降り出す始末。
帰りにはみぞれになっており、家へ帰って来たらびしょ濡れでした。
ヤフー天気、信用なりません。

ちょっと話が変わりますが、私は白バイが好きです。
暇な時に白バイを見かけると、後方から観察していたりします。
もちろん狡猾な罠を張って運転手を不幸に落としやる彼らが好きなのではなく、
その行動を観察していることが好きなんですがね。
白バイって言うのは大体昼ごろ出てきて夜には完全撤収。
当然雨や雪の日にお目にかかることはまずありません。
どんだけお気楽な稼業なんだ、と勘繰ってしまいたくなりますが。
恐らく今日も天気が崩れることを察知していたのか、
新宿駅近辺だけで4台の白馬の王子様に出くわしました。
駐車車両の物陰に隠れて獲物を狙っていたり、
原付進入禁止のトンネルの出口で張り込みをしていたり、準備は抜かりなし。
今日の私はバイト先に余裕をもって到着していたので、
その一台に狙いを定めてウォッチング開始しました。

そもそも彼らは自分が見張るのは好きなのですが、
逆に監視されるのはお嫌いなようで、ウォッチング開始してまもなく
狩場を変更するなんてこともしばしば見受けられますが、
今日は運良く歩行者にまぎれて交差点の陰に潜む一台をウォッチしていました。
陰に潜んではいてもあのまっ白の出で立ちなので、けっこう目立つんです。
普段は無法な運転をしていそうなバイクの兄ちゃんもこの時ばっかりは模範運転。
こういうのをみるとなんだか微笑ましいものもありますが。

んで、かれこれ10分ぐらい見ていたのですが、なかなか罠に嵌る獲物がいません。
それでも冬の寒さに微動だにしない王子様は虎視眈々と獲物を待ち続けます。
と、その時。右折禁止場所にもかかわらず強引に右折を企てるミニバンの姿。
待ってましたとばかりに王子様は非常灯点灯、けたたましく鳴り響くサイレン音。
「ゴルァ、右折できませんよぉ!」と、すごい勢いで追走。
横にベタ付けされたミニバンは逃れる術を知らず、100mほど走って観念。
見事御用と相成ったわけです。
ミニバンは一家そろってお出かけを楽しむ風の方々で、
彼らにとっては休日ムード台無しになってしまい、なんともかわいそうな限りです。
そりゃーもう違反するのが悪いんだけど、さすが王子様は容赦ないね。

私にできるのは、彼らがこれを原因に家庭崩壊にならないことを祈るだけですが。
コメント
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