恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

ハンバーガー地獄

2005年01月30日 | 恐懼とか
マクドナルドでは1/29・30でハンバーガー類を1個買うと、
ハンバーガー無料券を配布するという大胆企画を実施していました。
50周年ということで何とも羽振りのいい話であります。
ハンバーガーなんていうものは高校生の頃にはよくお世話になりましたが、
最近はとんとご無沙汰気味でありました。そんな中でちょっとした事件が。

今日はバイト時間を勘違いして一時間早く到着してしまいました。
仕方ないので事務所で仕事の時間までダラダラしていたのですが、
その時に事務所に居合わせたのが店のオーナーと社員。
机の上にはスタッフの誰かがマクドナルドで買い物をして得たと思しき無料券が。
私がそれに気づいてマクドナルドの無料券配布の話をすると、オーナーが
「そんなことをしているのか。みんな食べるだろうからこれでハンバーガーを買って来い」
という話になり懐からおもむろに千円札を取り出して私に渡しました。
同じ飲食業の競合店に少しでも打撃を与えようとする魂胆があるかないかは別として、
とりあえず千円でハンバーガーを帰るだけ買ってこいということに。

ハンバーガー1個が84円なのでとりあえずおつりを出さないために12個注文。
いやー、こういう風に大量に注文するっていうのは何とも気まずいものがあります。
「えっと、テイクアウトでハンバーガー単品で12個」っていうと、
「え、12個ですか?」店員さんも少々動揺されておりました。恐懼に堪えず。
自分も同じ飲食業やってますからね。気持ちはよくわかります。
キャンペーン中だからこういうこともままあるのか、手際よく3分ほどで出来上がりました。
手にするハンバーガー12個と無料券12枚。

その日のバイト先でシフトが入っているスタッフは総勢8名。
1人1個食べてもまだまだ余る計算になります。
中には食べない人がいるため、結果的に途方もない数の熱を失ったハンバーガーが
事務所内に残されることになりました。私の退勤時にも6個の余りが。
私は休憩中に一回ずつ、総計3個のハンバーガーを食べたにもかかわらず、です。
結局捨てるのももったいないということでスタッフ同士で何とか分配して、
私は冷えたハンバーガー二つをお持ち帰り。レンジで暖めれば食えると期待しつつ。

というわけで私の手元には今2つのハンバーガーと無料券が2枚あります。
当分食費には困らなくていいかなとは思いますが、
ハンバーガー漬けな生活もいかがなものか、とちょっと鬱ではあります。
これもマクドナルドの戦略の一つでしょうか。
コメント (2)
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