無駄に威張る大人①

前にも述べましたが、私は某コーヒーショップでバイトをしております。
大学に入学したときからやっているので今年で既に満３年になります。
コーヒーショップといえば勿論接客業なのですが、
バイトとはいえ、こういう社会に出てみて、初めてわかることがあります。
それは、「世の中の大人はいかに威張っているか」ということです。

私の働いている店の主な客はサラリーマンなどが多いのですが、
とくに4,50代の大人っていうのは無駄に威張っているような気がします。
こういうところで働いている店員っていうのは若い人が多く、
中年の客からしてみれば我々はいわば「ガキ」って感じですか。
客の彼らはとにかく店員の話を聞きません。
メニューも見ずに、「ホット」といえばいいと思ってる。
まぁ別にこれは昔の喫茶店になじんだ中年の方々には普通のことなんでしょうけどね。
こういうお客にマニュアル通り対応すると以下のようなことが起こります。

「こちらでお召し上がりでしょうか？」
『ホット』※①
「ホットのコーヒーはブレンドコーヒーでよろしいでしょうか？」
『あー、それでいいよ』
「サイズがS,M,Lとございますが、いかがいたしますか？」
『あぁ？サイズ？普通のでいいよ。普通ので』※②
「それでは真中のMサイズでよろしいですか？」
『はいはい、いいよ（早くしろと言わんばかりに）』
「かしこまりました。お会計230円頂戴いたします。」
『(゜Д゜)ハァ?ふざけんな！コーヒーは180円だろうが！なめてんのか、ゴルァ！』※③
「は、はい。失礼いたしました・・・」

とまぁこんな感じですね。これ以外にもいくらでも例はありますが…。
とりあえず上記に注を付した所に関してコメントすると、
※①ホットコーヒーの部類にはブレンド、アメリカン、本日のコーヒーがある。
　メニューを一読すればわかる。
※②Sが小さいサイズ、Mが普通、Lが大きいという概念。
　これもメニューを見ればわかる。
※③外の看板に「コーヒー180円」みたいなことが書いてあるのが誤解の原因？
　S180円　M230円　L280円という価格設定でメニューを見ればわかる。

客もメニューを見るなり店員の話を聞いてればその辺は判ると思うのですが、
こういう所では何でも自分の言った通りになるとでも思っているのでしょうか。
いかに若い店員といっても客と同じ人間です。
店員と客の間である種の上下関係が発生するのは当然ではありますが、
それ以前に人と人との係わり合いというものがあるわけで、
そういうことをしっかりわかっていれば店員に命令口調で物を言う、
というようなことは考えれらないと思うのですがね。

大人ってイヤな生き物だなぁ、なんて思ってみたり。