恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

邂逅の滝と星空

2006年07月29日 | 日記とか
というわけで行ってまいりました、移動教室。
初日は7時半に学校を出発しまして、一路北へと向かいます。
案の定、そのクラスの人間とは全くといっていいほど面識がないので、
あちらさんも警戒してか、行きのバスの中では会話などありませんでした。
まぁ席も教員は別の場所になってるので、こんなもんかなぁと。
途中、高速道路の渋滞に見舞われ、予定よりも1時間送れて寮に到着。
生徒たちは特に渋滞で疲れた様子もなく、はしゃいでおりました。

前クラスとの交換会を終えて、入寮。
簡単な施設の説明を行なって、早速ハイキングへ出かけます。
本日は半日の行程なので、寮から徒歩30分程度の滝へと向かいます。
この途中の引率でもほとんど生徒と会話らしい会話もなく、
若干気まずい思いをしていたので、何とか打開せねばなるまい、と、
滝に到着するなり、はしゃいでいる生徒ともに滝へと突入。
自ら滝に打たれる修行僧を演じることで、生徒の警戒心を解いていきます。
計算ずくということではないのですが、やはり自分が童心に帰って楽しめなければ、
生徒だっていつまでたってもこちらに心を開かないと思うのですよ。
結局ずぶ濡れになって生徒からも「こいつは大丈夫だろう」と思わせ、
行きのバスの中のように全く会話がないという状態は脱しました。

帰ったあと、夕食を済ませて一服すべくふと外に出てみると、
空が東京では信じられないような満天の星空になっており、
急遽、生徒を交えて星空観察会が催されることになりました。
聞くところによると、ここまでの晴天というのはなかなかない機会だそうで。
私ですらすごいなぁと思う星空、生徒だってそりゃ感動します。
驚いたことにその後、二度の流れ星に見舞われ、
さらには蛍が舞い込んでくるというような出来事が続発。
私も生徒もテンション上がりまくりで、初日の夜は更けていきました。
おそらく疲れもあったのか、一部の生徒が1時ごろにおきていたことを除けば、
特にこれといった仕事もなく、反省会と称した缶ビール片手の飲み会で、
初日は終わっていったのでありました。

恐懼再拝。
コメント (4)
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