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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

迷惑な長電話

2007年02月07日 | 日記とか
以前ヤフーのカレー特集を見て訪れた大沢食堂
カレーの辛さでその方面では有名なようで、一見の私もその辛さに泣きました。
で、今日は学校帰りがてらに前回気になった定食系のメニューを試してみるべく、
午後9時すぎに二度目の訪問と相成りました。
今回は前回と違って満席という程度に込み合っており、
ご夫婦二人で切り盛りする店内はてんやわんやとなっておりました。

そんな店内で私はホルモン定食を注文して、しばし待ちます。
と、そんな時、忙しい店内に一本の電話が。
どうもお客さんからの電話らしいのですが、おそらくネットで情報を見たかなんかで、
店の位置がわからない、というような内容の電話だったようです。
電話に出た奥様が懇切丁寧に場所を説明するのですが、
どうも電話先の相手はそれが理解できないようで、何度も何度も聞き返していて、
奥さんも「いや、ですから、旧白山通りをですね、まっすぐいって・・・」
なんて説明をしているのですが、相手には一向に通じずに、
そんなやり取りが二度三度。
にもかかわらず店内は大盛況なので、いい加減奥さんが、
「ちょっと今忙しいので、近くまで着たらまたかけてもらえますか?」
とお願いするのですが、これにも応じず、まだまだ粘る粘る。

これに痺れを切らしたご主人が「俺にかわれ!」と電話機を取るや、
やや強い語気で応対するのですが、それでも話す内容は変わらず。
「いや、巣鴨にいるんだったらその通りをまっすぐ行って・・・」
なんてことの繰り返し。
こっちとしては気になるのが、私の注文した料理がいつ出てくるかということで、
そんなくだらない電話に気を取られていつまでも料理が出てこないので、
その電話先の相手が憎いったらありゃしません。
適当なところでご主人は電話を切り上げましたが。

そしたら数分後、電話の内容から考えると予想以上に早く、
電話先の相手と思しき大学生風の男一人と女性二人がやってまいりました。
なるほど、こいつらが俺の料理が出てくるのを遅らせた奴らか、
と思ってしげしげと眺めてその会話の内容に耳をすませてみると、
なんでも巣鴨からタクシーできたそうな。
最初からそうしてりゃあんな長電話しなくて良かったのに。

ちょうど私はそこで出てきたホルモン定食を食べ終えたので、
店を出ようと席をたったとき、件の彼らは料理をオーダーしていました。
「カレーが名物ならカレーだよね。俺は大辛にしよう!」という声が聞こえました。
バカめ、この店のカレーが並辛でも辛いのを知らんのか。
こないだ私は中辛を頼んで泣きを見ましたから。
あえて何も言うまい。
私の料理が出てくるのを遅らせた、その報いを受けるがよい。
そう思って私は会計を済ませ、店を後にしました。

恐懼謹言。
コメント
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