JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

式根島移動運用報告③

2011-09-23 | 移動運用結果報告

さるびあ丸を下船したら早速移動地に出かけましょう。朝から晴れて暑いです。Tシャツ1枚でも汗が出ます。

丘を上がった集落に入り、いつもの池村商店でお昼を調達します。今日はお弁当がまだ並んでなかったためおにぎりとホットドッグを買ってみました。

集落を抜けて島一番の絶景ポイント「神引展望台」(標高99m)に向かいます。バスやタクシーはありませんが港から歩いて30分ほどで到着です。いつもながらの絶景です。

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わずかにある日陰に荷物を展開し設営します。とにかく暑いです。神引展望台の下は崖になっており、下の海では泳いでいる人がいます。涼しくて気持ちよさそうです。

 
出力を30Wにしてスタートです。ここでリニアを使うのは初めてです。今までと飛びが違うのか確かめてみましょう。ジェット船に乗ると仮定すれば運用できるのは約4時間ですからFT-817の内蔵バッテリを併用した方がいいでしょう。内蔵バッテリが切れたら外付けから817へ供給するつもりです。

9時にスタートです。しばらくCQを出しているとコールが続くようになりました。1エリア方面には利島と伊豆大島の三原山がそびえており、横浜市から東の局からは長周期のQSBを伴いながらSが返ってきます。茅ヶ崎あたりですと山の影響がなくQSBがありません。非常に特徴的な伝搬をしますが、30Wあれば相手局は何とか全文コピーできるようです。

呼ばれなくなったタイミングでアンテナを西方向に向けてみます。なんと3エリアから呼ばれました。59でしっかり入感です。びっくりです。

改めてアンテナを1エリア方面に戻します。まずまずのペースで楽しめます。北関東でも強い局なら59で聞こえますから面白いですね。途中で「新島が未交信なのですが」というリクエストを頂きました。新島は式根島と違い高い山があるためVUには好都合に見えるのですが、北の宮塚山はMW級のロランCをはじめ山頂部にはたくさんアンテナがあります。一方、抗火石採掘場がある南側の向山は伸縮ポールを立てられる柵がないと聞いており、どうするべきか困っています。

途中でジェット船が式根島を出て神津島に向かっているのを確認しました。折り返しで式根島に立ち寄りますから就航確定です。これで13時頃までQRVできます。

 

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合間にお昼にしました。池村商店のホットドッグです。パンの表面が少しカリっとしており意外にも本格派でした。

後半の午後はペースが落ちました。元々標高が100mしかないため遠くは難しいことから南関東中心でのんびりとなり、先日の壱岐や筑後市でお呼びいただいた方からのコールが多かったです。50はいろんな楽しみ方ができますのでいいですね。

 
予定の13時になりましたので撤収しましょう。バッテリは時間中持ってくれました。撤収のときに展望台でカメラのシャッターを頼まれたので押したら、その人が「もし港へ行くなら車でどうです?」ということで相乗りさせて頂きました。車は民宿中村屋さんのおかみさんが運転されており、親切に乗せて頂きました。ありがとうございました。食事がおいしいらしいので宿泊の際は中村屋さんをお勧めしたいと思います。
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帰りのジェット船(2440便)は虹でした。神津島発の各島便で、式根島→新島→利島→大島→久里浜→東京と経由します。以前この季節は東京→式根島→新島→東京の三角運航でしたが、船を集約し需要に応じて臨時便を出すようにしています。効率はいいんでしょうがあちこち寄港するので時間がかかりますね。

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この便は利島経由便でしたから就航するか興味があったのですが・・・欠航でした。「港内状況不良のため」との説明でしたが、海はそれほどでもなく乗船客がゼロで通過なのかも知れませんね。利島の人は就航率の低いジェット船を信用していないので海況がよくてもこうなるケースがあります。安定して利島に就航できれば便利なんですけどね。

大島に到着。半分ほど空いていた席は満席になりました。久里浜からは東京湾ぶっちぎりです。博多湾に比べて船が多いので40ノットでどんどん船を追い抜いてゆきます。

 
17時20分に竹芝に到着しました。ホテルに向かい、荷物を下ろしたら京成沿線で一杯です。ます。3連休の日曜なので開いている居酒屋は少なく、今夜は堀切の「のんき」にしました。ボールともつ焼きがうまいです!!

寝る前にバッテリの充電をセットしておきました。

 

本日は50MHzで87局とQSOできました。各局ありがとうございます。30Wでどれだけ飛ぶかなぁと思っていましたが、以前の5Wよりも確実に飛んでくれているようです。電波も意外なほどよく飛んでくれ楽しい移動になりました。式根島は伊豆諸島では一番のんびりできる島ですから、バンドを変えるなどして再訪したいですね。

コメント
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