JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

「全日本アマチュア無線連合」?

2013-11-30 | シャック便り

JARLの理事会において「全日本アマチュア無線連合(JRRL)」という組織への対応について取り上げられています。

 

私も全く聞いたことのない組織であり、こちらで知り合いに聞いてみたり自分で調べた範囲によるとこのような組織のようです。

・アマチュア無線を通じて子供の健全育成や科学技術の振興を図ることを理念としているらしい。

・現在1エリアの某局が代表を務めており(1人だけの組織?)、NPO法人化を目指しているらしい。

・公式サイトはなく、twitterとfacebookで情報を発信している。

・JARLからは似たようなロゴを使用していることもあり活動を中止してもらいたい、継続をするのならJARLを退会していただきたい、との文書での警告があったらしい。

 

facebookの内容を拝見する限り理念は抽象的で、どのような活動をやりたいのか具体的なところが見えてきません(例えば子供の育成の一環でハム教室を開くとかの具体的な活動が記されていない)。一方で組織名を見ればJARLからの分派活動とも受け取られないわけで、戦前に分裂騒動のあったJARLから警戒されるのは致し方ないのかな、と思います。

組織を立ち上げたその先どうするのかを私には読み取ることができませんでした。この組織?がどこへ行くのかなぁとは思います。

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フィールドデーコンテストの結果発表

2013-11-29 | シャック便り

JARLのサイトで8月に開催されたフィールドデーコンテストの結果が発表されています。詳細はこちら

 

例年より涼しく過ごしやすかっったです。昨年のようなどうしようもないCondxではないもののハイバンドのCondxが今ひとつで7MHzに参加局が集中しQRPでは苦労しました。

いつもお世話になっている各局では以下の皆さんがご入賞です。おめでとうございます。

JJ2DWL局 C50 全国3位

JA9XAT局 C430 9エリア1位

JH3YKV局 XMA 全国3位

 

私はXPで201×68×2で27,336点、全国9位でした。マルチが伸びなかったのが痛かったです。来年もよろしくお願いします。

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不思議な市だった「沖縄県石川市」

2013-11-27 | シャック便り

先の沖縄移動の中で少し触れた「沖縄県石川市」についてご質問がありましたので補足説明させて頂きます。

 

現在うるま市の一部となっている旧石川市は本来市制を敷ける要件を満たしておらず、その経緯がよく分からない不思議な市でした。

 
その歴史を簡単に書きますと以下の通りです。

戦前  石川市域は美里村の一部であった

1945年 沖縄戦により家を失った住民のために米軍が収容所を開設
    収容所の人口が増加し、その運営のため地方行政緊急措置要綱が公布され
    収容所を「市」とする
    →これにより美里村の一部が石川市となる(1945年9月26日)

    発足したのは13市で、収容所閉鎖などにより石川市以外は1945年中に消滅

1946年 石川市の収容所も閉鎖され人口が激減するも石川市は存続
    この存続経緯は不明
    米軍占領下での諸制度が整えられてゆくが、石川市はそのまま存続

1972年 沖縄の本土復帰に伴い沖縄県石川市は日本政府により追認される

2005年 具志川市などと合併しうるま市発足。石川市は消滅

 
石川市の人口は少ないまま推移し、赤平市や芦別市といった北海道の旧産炭地が惨憺たる状態になるまでは全国で最も人口が少ない市であったようです。合併直前でも2.3万人弱でした。

人口が少ないこともあって長年沖縄県の珍市として君臨し続け、JCCハントでの高い壁になっていました。結局石川市とはQSOできなかった、という方もいらっしゃると思います。

 
ちなみに1945年に発足した臨時の市の中には「糸満市」もありました。収容所閉鎖で島尻郡糸満町に戻り、その後人口増加や合併により再び糸満市となりました。つまり今の糸満市は厳密に言えば2代目なんですね。

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移動耳より情報

2013-11-26 | シャック便り

[日東商船の沖永良部-沖縄便は断念か]
昨年日東商船が就航を発表した沖永良部-与論-沖縄の高速船航路についてはいまだに就航していないようです。目立った動きもないことから断念したのではないかと見られています。沖縄側の使用港が辺土名では需要面で厳しかったものと考えられます。

ちなみに使用船舶は石垣島の安栄観光から高速船を借り受ける予定だったようです。石垣港にある安栄観光の船だまりには那覇-伊江島間に就航していた元あさひ観光の船など使われないまま放置された高速船が何隻かあり、このうちの1隻を使用する予定だったのではないかと思われます。

 
[宮古協栄バスが伊良部島乗り入れの意向を表明]
宮古島で路線バス事業を行っている宮古協栄バスが現在宮古島-伊良部島間で建設中の伊良部大橋開通後(現在のところ2015年開通予定)に伊良部島へ乗り入れたい意向を表明しました。現在運転している久松線を延長する形で乗り入れる計画だそうです。

伊良部島では共和バスが佐良浜港-佐和田車庫間で路線バスを運営しており、協栄バスが乗り入れれば競合することになります。このあたりの調整については言及しておらず、実際どうなるかは流動的なようです。

宮古島地区では宮古協栄バス・共和バスのほか八千代バスの3社がそれぞれ互いの営業エリアと重ならない形で路線バス事業を行っていますが年々利用者が減って宮古島市からの赤字補てん金も増え続けているのが実情のようです。

3社はいずれ観光バスやタクシー事業がメインであり、路線バス事業は不採算部門になっています。空港アクセスや観光目的には使いにくい状態ですから、3社の事業を市営バスとして統合再編する方法もあるのではないかと思います。

 
[LCC3社向けクーポンマガジンを無料配布]
沖縄の飲食店やおみやげ物屋さんを紹介した無料のクーポンマガジン「たびクーポン沖縄」が12月下旬から発行されるそうです。12月から就航するバニラエアを含むLCC3社のカウンターや待合室、京成バスなどで配布されるとのこと。置かれる場所によって表紙は変えるものの中身は一緒だそうです。

お土産などが安くなりますので上手に活用するとFBだと思います。

  
 
[東海汽船の橘丸が進水]
東海汽船のかめりあ丸を置き換えるために建造中の橘丸が11月6日に三菱重工下関で無事進水式を終えました。今後船内の艤装工事が行われ、来年6月に就航予定です。

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コールバックの確認をお願いします

2013-11-25 | シャック便り

現在5月の沖縄移動のQSLがビューローから来ており、悪戦苦闘しながらチェック作業を行っています。

 

そんな中で今回多かったのが「Not in the Log」のQSLです。QSO中に気が付いていたのですが、コールバックが自分だと思いこんでろくに確認もせずレポート交換を始める局が何局もいました。それもどちらかといえば私よりもベテランの皆さんがです。

こっちはフルでコールサインを言っているのに「JA4」と聞こえた時点で「おお、俺だ」とばかりに勝手にレポート交換をやっちゃってる、という状態なんです。こっちでそんな局がいることに気が付いたときにはもう一度きちんと相手のフルコールサインを言うようにしているのですが、そんなのは聞いちゃいないようです。

ということでこっちのログに残らないQSOが成立したと思いこんでしまっている、という次第です。残念ながらこちらでは「Not in the Log」の事実を書いた紙を貼り付けてQSLを送り返すことしかできません。

 

夏のシーズンで沖縄が開いたりしたらパイルになります。同じプリフィックスの局、サフィックスが近い局が呼んでいる可能性を意識して頂ければと思います。

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奥武島移動運用メモ

2013-11-24 | シャック便り

奥武島移動運用メモ

[南城市奥武島]
南城市は沖縄本島の南東端を市域としています。佐敷・玉城・知念・大里の島尻郡4町村が合併して成立した市ですが、人口は約4万人で沖縄県では一番人口の少ない市です。

南城市には沖縄最高の聖地とされる久高島と奥武島の2つの有人離島があります。

主な産業は農業や漁業で、市域がハート型をしており、ハートをあしらったゆるキャラの「なんじぃ」での町おこしを展開中です。

 
奥武島は南端にあり、約100mの奥武橋で本土とつながっています。元々漁業の盛んな島で、モズクやアオサなども名物です。これらを活かした天ぷらで有名です。沖縄の居酒屋での定番メニューとなったモズクの天ぷらも奥武島が発祥だと言われています。

人口は800人ほどで、漁業のほか本島で会社勤めをされている方も多いようです。

 
[島内での運用]
南側と西側は海岸線近くまで民家があるので難しいです。島内の東側にある公園などが候補になるでしょう。

 
[島へのアクセス]
琉球バスの53番が奥武島に乗り入れています。53番は土休日ダイヤですと那覇発が8本、百名発が3本と極端に少ない上にアンバランスです。このため対岸にある奥武入口バス停を経由する50番や富里バス停を経由する51番も合わせて考えると便利です。比較的本数が多いのが50番で、土休日でも1日20往復あります。

レンタカーですと那覇市内から40分前後です。

 
[島内でのアクセス]
小さな島なので徒歩でも何とかなります。

 
[宿泊施設]
民宿があります。沖縄本島と橋でつながっていますので本島に宿泊しても便利でしょう。

 
[島内の店]
お店は奥武橋を渡ったところにあります。名物の天ぷら店は鮮魚店が兼ねており島内に3軒あるようです。食事処も橋を渡った付近に数軒あります。魚料理の定食を出すお店やパーラーがあります。

 
[注意点]
島は普通に住宅地となっていますのでご注意下さい。

 
[おみやげ]
天ぷら、モズク、アオサなど。

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来間島移動運用メモ

2013-11-23 | シャック便り

来間島移動運用メモ

[宮古島市来間島]
宮古島市は多良間村を除く宮古地区全てを市域としています。

来間島は宮古島の南西にあり、約1.6kmの来間大橋で宮古島とつながっています。合併前は宮古郡下地町でしたから現在の住所は宮古島市下地来間○○番地となります。主な産業はサトウキビやマンゴーの栽培や漁業で、観光スポットとしても人気のあるカフェ「楽園の果実」ができて以降はマリンスポーツなども含め観光客向けのお店も次々とできています。

人口は200人ほどで、ほとんどの住民が島の中心部にある来間集落で暮らしています。中学校が来年3月で閉校になるなど過疎化が進んでおり、観光での島おこしを進めているところのようです。

 
[島内での運用]
島内にはいくつかの公園があり、運用場所はたくさんあります。

 
[島へのアクセス]
レンタカーまたはタクシーが便利で、宮古空港からは車で15~20分です。来間大橋は駐停車禁止となっており、写真撮影等の目的で橋の上で停車することはできません。自転車や歩行者は構わないようです。

このほか宮古協栄バスの与那覇嘉手苅線が1日2本だけ島に立ち寄ります。現在のダイヤでは平良08:20-来間08:52-平良09:23の午前の便と平良13:20-来間13:52-平良14:24の午後の便で、日帰りでの訪問も可能です。

島内のバス停は来間バス停のみです。平良側のターミナル等詳しくは宮古協栄バスかお泊まりの宿にお問い合わせ下さい。

 
[島内でのアクセス]
レンタサイクルがあったと思います。小さな島なので徒歩でも何とかなります。

 
[宿泊施設]
数は少ないながらペンションや民宿等があります。宮古島とは来間大橋でつながっていますので、宮古島側に泊まっても問題ないでしょう。

 
[島内の店]
お店は集落内などにあります。食事処は「楽園の果実」のほか何軒かあります。シーズンには混み合いますのでピークの時間を外すのもいい考えだと思います。

 
[注意点]
来間島にはハブはいないそうです。

 
[おみやげ]
楽園の果実で販売しているジャムやパウンドケーキのほか、近くに観光客向けの雑貨店もあります。雑貨店の場所は少々分かりにくいので島で聞いてみて下さい。

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【中止】11/16 香川県坂出市(JCC 3603)櫃石島・岩黒島移動

2013-11-15 | 移動運用予定

急用により残念ながら中止とさせていただきます。申し訳ありません。

以下の日程で香川県坂出市の離島へ移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。

 
(1)坂出市[櫃石島]移動(JCC:3603 JIA:36-111)
 日時:11/16(土)07:30~09:15頃
 場所:櫃石島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB) 

 

(2)坂出市[岩黒島]移動(JCC:3603 JIA:36-110)
 日時:10/16(土)10:00~12:30頃
 場所:岩黒島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

※ふるさと富士アワードにも対応します。
 

[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・バスのダイヤ上運用時間の変更や延長はできません。

・雨天の場合は中止もしくはスケジュールの変更があります。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@jf4cad]です。

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沖縄移動運用報告①

2013-11-13 | 移動運用予定

計画編

5月に引き続き今年2回目の沖縄です。11月はオフシーズンでのんびりできます。

今回のスケジュールはこんな感じです。昨年に続き5日間となりました。今年は会社から別に休みをもらっており、これは5月の沖縄移動で使ったのですが、その影響で休みに余裕があります。

11/ 8(金) 伊丹→那覇→宮古島
  9(土) 宮古島→来間島→宮古島→那覇
  10(日) 那覇→奥武島→那覇
  11(月) 那覇→沖縄市→那覇
  12(火) 那覇→与那原町→那覇→伊丹

 

毎度毎度ネックになっている伊丹-那覇間のJAL2081/2088便は今回8/25からのスーパー先得の先行予約で往復取れました。伊丹→那覇の2081便に乗るのは昨年5月以来です。

昨年までの八重山シフトが終わり、今回は2年ぶりの宮古島です。土日で移動地を分けること、頂いたリクエストに対応することから宮古島からQRVできるのは初日夕方の宮古島と2日目午前の来間島だけになります。

沖縄本島では南城市のリクエストを頂いていましたのでQRVしてみます。せっかくですから奥武島という島から出てみます。この他5月に体力が続かず断念したため再訪リクエストのあった与那原町、意外と移動局の少ない沖縄市を狙ってみます。

 

アンテナは18/21MHzは自作のダイポール、あとは7MHz用にRD-S106を持って行ってます。RD-S106なら28MHzが大オープンしても対応できます。実際のところ沖縄、とりわけ先島諸島からは7MHzはオープンする時間帯が極めて短く、18/21MHzをメインにするつもりです。本土からですと18/21MHzのDUやBVなんかはF層伝搬でほぼ毎日聞こえます。これと同じ理由で沖縄-本土間もほぼ通年開きますから一番確実なバンドだろうと思います。

 

今回2年ぶりの宮古島です。2年前に大変お世話になりましたJS6RPI 高森OMと連絡を取って出かけることにしました。

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JR6AZ局の沖縄県本部町(水納島)移動

2013-11-13 | シャック便り

先日の沖縄移動で大変お世話になりましたJR6AZ 崎山OMが今週末に移動運用に行かれますのでQSPさせていただきます。

 

日時:11/16(土)~17(日)

場所:沖縄県国頭郡本部町 水納島(JCG:4701 JIA:47-109)

バンド:16日昼は21MHz、夜は7MHz、17日朝は14MHz

 

渡島できない場合は中止のようです。皆様よろしくお願いします。

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