JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

JA6VDB局の長崎県北松浦郡小値賀町[野崎島]移動

2010-07-31 | シャック便り

九州でお世話になっているJA6VDB 尾前OMが本日から長崎県北松浦郡小値賀町の野崎島に移動されますのでQSPさせていただきます。

 

日時:7/31(土)~8/3(火)早朝まで

場所:長崎県北松浦郡小値賀町(JCG 42004) 野崎島(JIA:42-133)

    小値賀町は五島列島北部の離島町村で、野崎島は現在宿泊施設の関係者のみが

    在島する島です。

バンド:3.5/7/10/18/21MHz帯(CW/SSB) 太字はメインになるバンドです。

 

小値賀町は移動に行かれる方が少なく、全市町村とのQSOを目指す方には難関として立ちはだかることで有名です。その中でも野崎島となると極めて少ないと思います。

野崎島はかつて600人前後の人口がありましたが、厳しい生活条件から島を離れる方が相次ぎ、廃村となりました。煉瓦造りのキリスト教の教会が残されているそうです。皆様聞こえていましたらQSOよろしくお願いします。

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オール岡山コンテストの日程決定

2010-07-30 | シャック便り

例年4月に開催されていたオール岡山コンテストの日程が今年変わることは以前お知らせしましたが、新しい日程が決まったようです。

 

開催日:10月16日(土曜

日曜ではなく土曜日開催ですのでご注意ください。17日はカレンダー通りだと鳥取対全国とオール千葉の2つのコンテストがあり、この日に設定できなかったようですね。

この時期はブドウの季節ですので、帰宅して参加してもいいんですが、どうしようかは日程を見ながら決めることとします。

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エリア指定のノウハウについて

2010-07-29 | JF4CAD技研

最近流行の7MHzの道の駅の移動やEsオープン時の50MHzなどでは多くの方が一斉に呼ぶパイルになることがしばしばあります。

こんな時にしばしば行われるのがエリア指定です。今回はエリア指定について少し掘り下げて考えてみたいと思います。

 
[エリア指定の目的は?]
エリア指定の目的はズバリ同時に呼んでくる局を制限してピックアップしやすくすることです。特定エリア(例えば1エリアだけとか、9エリアおよび0エリアなど複数まとめても可)に相手を絞り、呼んでくる局を何分の一かに減らしてスムースにQSOを進めることができます。大パイルの中からピックアップするのに要する時間を削れますから、結果的に効率よくQSOできるという訳です。

呼ばれる方の技量にもよりますが、同時に数局が呼ぶ程度のパイルであればコールサインの一部をピックアップすることで普通にさばけます。ところが同時に20局とかそれ以上になるともはやコールサインの欠片も分からなくなります。こういったときエリア指定を行うことでスムースに進むことがあります。

パイル整理の方法としては他にもスプリット(呼んでもらう周波数を5kHz上にしてもらうとかで混乱を回避する)やリストQSO、さらにそれらの組み合わせがあります。ただどれも長所短所があり、JAでの国内QSOではエリア指定が一般的です。

7MHzなどでサフィックスの呼び合いになり、あげくに誰もピックアップできず何度も「取れません」と言っている移動局をしばしば聞きますが、そこまでになれば無理せずエリア指定を行うべきです。

 

[エリア指定の実際は?]
(1)スタート
上記で述べたようにコールサインの一部すら分からないようなパイルになり、個人の技量ではパイルをさばけないようになればスタートすればいいと思います。

「大変多くの方に呼ばれてコールサインが取れなくなりました 申し訳ありませんがエリア指定をさせて頂きます」と宣言すれば大丈夫です。

 

(2)指定中
単独または複数のエリアをまとめて順に指定をしてゆきます。局数の少ないエリア(4・5・9・0など)はまとめて指定するのが得策です。また各自のこだわり(QRP指定とか)を1つ2つ混ぜるのはいいと思います。

「1エリアの方いませんか?」で1エリアの局と何局かQSOしたら「1エリアの方はしばらくお待ち下さい 2エリアの方お願いします」と2エリアの指定に変更して進めてゆきます。1周回った時点でさらにエリア指定が必要そうであれば1エリアに戻して続けます。

エリア指定中には必ず「エリア指定をしています」とか「△エリアの方お願いします」とかエリアしていることが分かるようにこまめにアナウンスを入れて下さい。途中からパイルに加わる方もいますので、パイルの秩序維持のため面倒がらずこまめにアナウンスを入れる方がいいと思います。

 
(3)エリア指定終了
一通り回して呼ばれる数が減ったと感じればエリア指定を解除しましょう。その後はオープン戦(各エリアOK)になります。解除時には「これにてエリア指定を解除します どちらからでもOKです」と宣言すれば大丈夫です。
 
解除のタイミングは必ず全部回してからです。3周目とかでも最後のエリアまで回して終了として下さい。

 

[エリア指定をしている局を呼ぶときは?]
指定ルールを守るようにしましょう。焦りが出てくることもありますが、じっと我慢です。最近のリグは2VFOが一般的ですから、指定待ちで他の局を探すのも作戦だと思います。

また、「エリア指定をしている」=「多くの局に呼ばれている」ということですから、QSOは手短にしましょう。「ホームQTHはどこですか?」などQSO成立と関係ないことはこのタイミングでは控えるようにして下さい。

ちなみにエリア指定中にJF4CADが呼んでいいのは4エリアが指定されている時だけです。JF4CAD/1が呼んでいいのは1エリアが指定されているときだけです。ご注意下さい。

 

[エリア指定中にやってはいけないこと]
指定無視の局をピックアップすることはやめましょう。7MHzなんかでは途端にパイルの秩序が崩壊し収拾がつかなくなります。

誤って指定無視のピックアップした場合は「申し訳ありませんがエリア指定中ですのであとでお呼び下さい」とQSOを打ち切るのがベターだと思います。心情的には分からないでもないですが、一旦指定無視を認めると「オレもオレも」と皆さん無視してきますので注意して下さい。

 

[どう回せばいいのか?]
皆さん最初に思いつくのが1→2→・・・→9→0と10のエリアを1つづつ回す方法です。

ところがこれは1周回るのにかなりの時間を取られることになります。1つのエリアに2分取ったとすれば1周20分です。Condxの変化が激しい50MHzなんかでは次に回ってきたときには既に聞こえなくなっていたなんてこともあり得る話です。

待っている方も大きく時間を取られてしまうことになります。また、局数の多い1エリアや2エリアに比べて9や0は競争率が極端に下がりかなり得をすることになり、エリア間で損得が生じます。

ちなみに各エリアごとのアマチュア局数は以下の通りです。
1エリア 128,543  4エリア  33,131  7エリア  46,733  0エリア  19,941
2エリア  64,869  5エリア  20,761  8エリア  42,783
3エリア  56,283  6エリア  44,888  9エリア  12,914
(総務省の今年3月末データに基づき、6エリアは九州+沖縄の合算値)

最大の1エリアと最小の9エリアではほぼ10倍の差があります。

従って何の考えもなく10個のエリアをダラダラ回すのは全然得策ではないということになります。局数の少ないエリアは複数まとめて指定して1周回す時間を短くする方がベターだと思います。

ということで私は1・2・3・4+5・6・7+8・9+0で回しています。これですと指定は10→7に減り1周する時間を短くできます。これで各エリアごとの局数がどうなるかと言うと、

1   128,543
2    64,869
3    56,283
4+5  53,892
6    44,888
7+8  89,516
9+0  32,855

となります。最大と最小の比が3.9倍まで圧縮されました。どうしても飛び抜ける1エリアを除けばかなり平均化されています。

ちなみに7エリアと8エリアを一緒にしているのには理由があります。特に50MHzなんかでは顕著ですが、8エリアの局はオープン時にCQを出す局はたくさんいても呼び回る局が極端に少ないのです。何せエリア指定をしなくてはならないほど呼ばれているときに8のCQを呼び回ることはあり得ませんから、実質的に8エリアの局数は少ないとみなして構わないことになります。ということで7エリアと8エリアを一緒にしてもバランスが崩れないということなのです。

あとは呼ばれ方によって1つのエリアあたりのQSO数を微調整しています。例えば1エリアは5局QSOして次に回す一方、6エリアは4局にするとかです。これはパイルの具合を見ながらその場で判断すればいいと思います。

もちろんこれがベストの解ではなく、他にも1・2+9+0・3+5・4+6・7+8あたりもいいバランスになるんじゃないかと思っています。これだと5指定で1周回せるので速いですね。

エリア指定は局数を制限して混乱を避けるのが目的ですから、ダラダラ10個回すのではなくそのときの呼ばれ具合と各局の技量にあったパターンでバランスを取って指定するのがいいと思います。

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京都コンテストの賞状到着

2010-07-28 | シャック便り

京都コンテストの賞状が到着しました。

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毎度のことながら関ハムには出られないので郵送されてきました。来年も賞状目指して頑張りたいと思います。当日QSO頂きました皆様ありがとうございました。

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移動運用小耳情報(沖縄)

2010-07-27 | シャック便り

久々の移動運用小耳情報です。

 
[第一航空が沖縄から撤退]
昨年6月から那覇空港を中心に粟国(島尻郡粟国村)、沖永良部島経由徳之島の2路線を運航していた第一航空ですが、利用低迷を理由に9月15日をもって両路線から撤退することを地元自治体に通告したようです。従業員にも既に配置転換もしくは解雇の通知が出ているそうです。

第一航空は予約を電話のみに絞る、航空券を発券しないなど徹底したコスト削減を行っていましたが、不定期航空事業のため時刻表に載らないなど知名度が低く、利用が伸びなかったようです(不定期運航にすると乗客がゼロの時は運休できますから、会社はそのメリットを選択したんでしょうね)。

今後他の航空会社に引継ぎを働きかけるそうですが、引き継げそうな会社はなさそうに思います。

ちなみに会社側では採算ラインを搭乗率80%にしていたようです。使っているのは9人乗りのアイランダーですから、なんと平均で7人が乗らないと採算が取れない計算になります。実績はというと平均4~5人前後だったそうです。ちなみにRAC最末期の粟国線に私が乗ったときでも乗客は(マニアの人含めて)6人。7人というのはきわめて高いハードルでして、見通しが甘かったと言わざるを得ません。

粟国空港の滑走路延長事業も含めて大きな影響が出るのは避けられないでしょう。粟国島は移動運用の少ない地で、今後さらに制約が出るのではないかと思っています。

 

[石垣島発着高速船の一部が共通利用可能に]
石垣島の離島ターミナルをハブにして離島への高速船を運航している会社は安栄観光八重山観光フェリー石垣島ドリーム観光(IDT)の3社があり、互いに熾烈な競争を行っています。この3社は乗船券が共通ではなく、往復切符を買うと買った会社の船にしか乗れないという問題点がありました。私も各島の移動運用メモでこの点を繰り返し強調してきました。

特に安栄と八重山観光は同じ行き先の船を同じ出発時刻に出しており、過当競争になっていたことから、両社は一部航路で乗船券を共通化したようです。

共通化されているのは以下の路線です。
・石垣-竹富島間
・石垣-黒島間

竹富島航路では運航ダイヤも整理され、同時刻出発を解消しています。

なお、安栄・八重山観光の他の路線(西表島や小浜島)、IDTの便はこの共通利用の対象外ですのでご注意下さい。

当然といえば当然の試みで、ようやくかという感じがしています。

ちなみに私が各社乗った印象では、
・安栄 操船荒っぽい 船の整備が悪い 出発は一番早い
・八重山観光 船員の応対はそこそこ 出発は遅い
・IDT 船員の応対がいい 船が清潔

でした。値段は各社同じなのでIDT>八重山>安栄の順で選んでます。

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第一電波の新製品情報

2010-07-26 | シャック便り

第一電波より8月の新製品の予告が出ています。詳細はこちら。8月初旬出荷予定だそうで、恐らくハムフェアでもお披露目されるのでしょうね。

 
AZ910
50MHz短縮1/4λ(ただし51~52MHzのみ)、144MHz1/2λ、430MHz5/8λ2段のホイップで、全長は約1mだそうです。よくある全長1mで144が1/2λ、430が5/8λ2段のノンラジアルホイップに50MHzでの同調を付加させたものでしょう。

ただ問題はこの50MHzの対応で、アースが必要ですからベランダアンテナとしては使うことができないという訳です。さらに同調するのは51~52MHzのみFMでしか使えない(例えば50.250に調整点を持って行くことができない)という何とも中途半端な製品です。

現状ほとんど使われていない50MHzのFMに対応させてもどれだけの方が「買いたい」とか「魅力的」と思うでしょうか。もっとも50.250とかに調整できても1mのエレメント長では十分な性能が出せるとはいえず、商品の企画意図が今ひとつ見えてきません。1mクラスのモービルホイップなんてその性能の限界が知れているわけで、今更再設計して新製品を出しても開発費をペイできるだけの売上げが出るのかなと思います。

 
DL50N
DL30Nの後継となるダミーロードです。

抵抗の改良により30Nの500MHzまでから1500MHzまで使用できるようにしたとのことです。コネクタはN-Pですからまずまずの設計だと思います。DL50Nの登場によりDL30Nは廃盤となるそうです。

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福岡から帰ってきました

2010-07-19 | シャック便り

福岡から帰ってきました。

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福岡は17日に梅雨が明け、3日間とも厳しい暑さでした。18日と19日は十分な日陰を確保してしのげました。

一方でCondxは良くなく、2007年に近い開き方でした。そのような中でもお呼びいただきました皆様本当にありがとうございました。

 

レポートは明日以降作成します。画像は相島の風景。海水浴はうらやましいですね。最近は救命胴衣つけて海水浴なんですね。

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7/17~19 福岡県離島移動

2010-07-15 | 移動運用予定

6月に続き福岡県に移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。

これにて最終の予定とさせていただきますが、お天気によっては変更もありますのでよろしくお願いします。

 
(1)糟屋郡新宮町[相島]移動(JCG:40005 JIA:40-107)
 日時:6/17(土)12:30~15:30頃

 場所:新宮町 相島からQRVの予定です。

 バンド:7/18/21/50MHz帯(SSB)
     50MHzのFM/AMは当日リクエストがあればQRV可能です。

 
(2)糸島市[姫島]移動(JCC:4036 JIA:40-110)
 日時:6/18(日)08:30~14:30頃

 場所:糸島市(姫島)船着広場付近からQRVの予定です。
    姫島は糸島市唯一の有人離島です。

 バンド:7/18/21/28/50MHz帯(SSB)
     50MHzのFM/AMは当日リクエストがあればQRV可能です。
 

(3)福岡市西区[能古島]移動(AJA:400105 JIA:40-104)
 日時:6/19(月)09:00~12:30頃

 場所:能古島 能古展望台からQRVの予定です。

 バンド:7/21/50MHz帯(SSB)
     50MHzのFM/AMは当日リクエストがあればQRV可能です。

 
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・周波数の高いバンド優先です。7MHzについては他バンドがオープンしていない
 場合に限ります。QRVする場合7100kHz以上を使用する予定です。
 50MHzのアンテナは2エレです。

・雨天や船が欠航した場合などは中止もしくは一部時間帯やバンドの運用を
 取りやめることがあります。

・現地からのご連絡はこのブログの「コメント」もしくはTwitterで行います。
 Twitterは[jf4cad]です。

・もしご連絡/ご要望等ございましたらこの記事の「コメント」でお願いします。
 ↓にある「コメント」をクリックして頂きますと書き込めるようになります。

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スタンダードがWIRES-IIのユーザー登録方法を変更

2010-07-14 | シャック便り

スタンダードのインターネット接続システムであるWIRES-IIサービスを利用するために必要なユーザー登録およびその変更方法を変更します。詳細はこちら

 

本日(7/14)から新たにインターネットでの登録や変更ができるようになりました。上記リンク先より行くことができます。

一方で現在行っている書面での登録や変更は今年8月末で終了するそうですのでご注意ください。

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アルインコ格安HF機の50Wバージョンが登場

2010-07-12 | シャック便り

今週末から福岡移動なんで荷物の準備をしないといけないのですが、まだアンテナの荷造りしかできてません・・・

  

さて、先日アルインコから出た格安HFオールモード機DX-SR8J(100W)の姉妹品として50W仕様のDX-SR8Mが出たようです。今まではSR8Jをメーカー改造で50W仕様にしてもらっていたので、これからは改造の手間が省けることになります。価格はSR8Jと同額で、6万円を切る値段を付けているところが多いみたいですね。

さらにこれらの筐体(や恐らく受信部のユニット)を流用したゼネカバレシーバーDX-R8も出るみたいです。マイク端子を塞いでいるだけでそっくりですね。こっちは5万円を切る値段になる模様です。

 

なお、DX-SR8JやDX-SR8Mは技適を受けていませんので、使用にあたっては保証認定が必要となります。ご注意ください。

アンテナチューナーやDSPを省いて安くしている感じです。安いだけに買われる場合は受信性能なんかを確認の上購入されるのがベターかと思います。お金のない学校のクラブですとか、治安が悪い場所へのPediで盗まれても構わないような場合、あるいは岩礁や火山地帯などリグが傷むことを覚悟でのPediなどに持ってゆくにはいいでしょうね。

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