最近受け取ったQSLでちょっと気になっていることをいくつかご紹介します。
[試し刷り用紙がじわじわ普及]
私の方で以前ご紹介したはがきサイズの「試し刷り用紙」(ハート封筒製PZ900)を使ったQSLを受け取ることがじわじわ増えてきています。
官製はがきとほぼ同じ厚さがあり、両面無地のためQSL用紙としては使いやすいです。しかも紙箱に500枚入って1,260円(ヨドバシカメラでの価格)という値段も魅力的です。「試し刷り用紙」という名前ですが、印刷所でもこれだけの枚数を試し刷りに使うことはないため、実態は「エコノミーなはがきサイズの用紙」みたいです。
ご紹介してから特に3エリアの局で徐々にお使いになられる方が増えてきています。今のところ私を抜いて5局ほどに増えました。写真の印刷にはやや向かない感じですが、イラストやデータのみであれば十分な用紙です。コンテスト等大量発行が必要な場合にいかがですか?
梅田のヨドバシカメラではしばらく欠品していましたが、最近再入荷しています(B2Fで扱い)。コンスタントに売れているみたいです。
[謎の同一内容QSL]
同じQSOのQSLが複数送られてくることがあります。同時に2枚の場合もありますし、何ヶ月かおいてまた送られてくる場合があります。
そういったQSLに(手違い等についての)何かメッセージがあれば分かるのですが、明らかにこちらからのQSLが到着したと思われるタイミングで「PSE QSL」にチェックが入っていたQSLが届くと「あれ?届いてないのかな?」と思ったりします。
「お礼QSLの再発行」や「念押しQSL」といった習慣でお送りいただくのならビューローの負担にもなりますからご遠慮いただきますようお願いします。不着の場合は(私のコールサイン)@jarl.comにご一報ください。調査の上お返事させていただきます。
[伊豆大島・・・]
今年5月に伊豆大島で移動運用したときのQSLが送られてきています。回収率が高くて大変ありがたいのですが、頭を抱えたくなるようなQSLが結構あります。伊豆大島の属する大島町の表記に関するものです。ざっと挙げますと・・・
東京都大島町移動 正式な住所表記通りですので全く問題なし
東京都大島支庁大島町移動 誤用例としてなぜかハムでは使われているのが現状
東京都大島郡大島町移動 ???
伊豆郡大島町移動 ?????
???なQSLは全て1エリアの方から頂きました。相手局の移動地はQSLの証明事項ではないので間違っていてもQSLとしては有効との解釈らしいですが、同じ1エリアでも大島ってそこまでマイナーなのでしょうか・・・椿の花と温泉、それにべっこう寿司や「御神火」というおいしい焼酎もあります。東京からジェット船に乗れば船酔いの心配要らずでたったの1時間45分で行くことができます。ぜひ一度行ってあげてください。