3/13(土)オレンジフェリー→(中略)→小島→馬島→今治→松山
「くるしま」がやってきました。
写真が撮れなかったのですが明らかに右舷からの潮流に流されています。「潮に流されてましたね」と船員さんに話すと「もっと強い時もあるよ」とのこと。なので通常出力に余裕を持たせているのでしょうね。
船は10分で馬島へ。気が付きましたがランプドアを下ろすもののホーサー(係船索)をかけないんですね。芸予型フェリーを使用する船会社の中にはかつて時間節約のためホーサーをかけずに微速前進にしたまま乗降させていたそうで(現在は安全上ホーサーをかけます)、なので芸予型に似た構造なのでしょうね。
馬島は人口25人。花の栽培のほか自給程度の漁業や農業を行っています。港にいい場所があります。ここでアンテナを架設しましょう。
10時45分にスタート。小島の後半はCondxが落ち込んで全然ダメでしたが、再び1エリアが開いています。ただ不安定なのか短い周期のQSBがあるとのこと。
目の前を大きな船が通ってゆきます。こちらは日本通運グループの「ひまわり5」です。2003年に三菱重工下関で建造された10,470t・航海速力23ノットのRORO船です。RORO船は「客室設備のないフェリー」と思って頂ければ分かりやすいと思います。荷物を積んだトレーラー部分だけを船に乗せ、ヘッド(運転台やエンジン)は切り離すので効率よく運べますし、運転手も目的地まで添乗する必要がなく働き方改革にもなります。「ひまわり5」は馬島と四国本土の間を東へ進んでいますので、この時間西行きの船は馬島と小島の間を進むことになります。
11時を回ると北風が強くなって肌寒くなってきました。やはり1エリアが中心で時折6エリアなどが短い周期で開いてきます。まるで来島海峡の潮の流れと同じようにCondxもクルクル変わります。近場が突然59まで上がってきたかと思えばしばらく呼ばれなくなる時間帯もあります。最後は近場が少し開いて時間となりました。馬島からは50局でした。
帰りも「くるしま」に乗ればいいのですがここで奥の手。今治駅前からしまなみ海道を走る特急・急行バスが毎時2本ほど走っています。このルート上には馬島BSがあります。この馬島BSがあるのはもちろん馬島。乗り換えなしで直接行けますし、高速道経由なので船より速いです。本数も多いためこのバスを使わない手はないでしょう。ということで波止浜港に行かずバスで馬島から直接今治駅を目指せます。
馬島BSに到着。この馬島BSには出口のような施設もあります。これは馬島の島民や関係者の専用出口だそうです。瀬戸大橋でも櫃石島や岩黒島の出入口が同じ扱いで、通行カードが必要となります。もちろんバスの利用者は関係ないので誰でもエレベーターで地上に降りることができます。
関係者しか島に降りられませんし、路線バス以外はバス停での駐停車が禁止ですからモービル局がQRVできない訳ですよね。今治行きのバスが到着。これは快適です。
時間に余裕があるのでお昼を食べたりしましょう。今治バスセンターで下車します。
今治バスセンターといっても乗降場があるだけです。かつてはここにバスセンターを併設した今治高島屋があったのですが、たかだか10万あまりの人口の今治に高島屋だけでなく大丸・ニチイ・ダイエーと大型商業施設が乱立し互いに足を引っ張り合う形で全て閉店しています。現在バスセンターに隣接する土地にマルナカがありますが、ここがニチイのあった場所だそうです。
バスセンターの近くは商店街があり、かつては芸予諸島からのお客さんで賑わったそうです。芸予諸島の人口減少やしまなみ海道の開通により寂れています。
まずは「くろふね菓舗」へ。今治のお菓子といえば「母恵夢」なんですが、こちらの「ラムリン」も地元では有名だそうです。カステラに2種類のラム酒を浸したお菓子で、製造元の「くろふね菓舗」でしか売っていないとのこと。これは買いでしょう!!
ラムリンをゲットしました。変形しやすいので3エリアに持ち帰る分は箱入りで購入。こっちで食べる分は別に2個バラで買ってます。今治市のふるさと納税返礼品にもなっているのだとか。
御朱印と今治郵便局で風景印ももらいます。この辺は後日別記事で公開します。
食べる方の今治の名物は「焼豚玉子飯」。
有名店の「白楽天」が郵便局のすぐ近くにあるのでここで食べましょう。この店構えを見れば「焼豚玉子飯」で相当に儲かったのでしょうね。
ご飯の上に少し火を通したチャーシュー、さらに半熟目玉焼きを載せて甘いタレをかけたご飯です。元は中華料理屋のまかない飯だっと言います。手軽に食べることができていいですよ。
今治駅に戻りましょう。JRで松山に向かいます。松山へは特急と普通が毎時1本ずつ。普通は途中で特急に追い抜かれるようで、ならば特急の方がいいでしょう。今治なかなか面白かったです。
車内では残ったバッテリの容量でスマホを充電。この冬作ったのですが、これはなかなか便利ですよ。残量のあるバッテリを使っておけば一晩充電して明日また使えますもんね。
松山駅に到着。路面電車で大街道に向かいましょう。伊予鉄の路面電車は新型コロナウイルスの影響で道後温泉系統が10分ごとから12分ごとに減らされました。さらに本町線に至っては1日僅か14本にまで減便され、それも平日のみの運行となっています。もはや存在意義を失っており廃線話まで囁かれ始めています。
道後温泉へ。関西の緊急事態宣言が解除されたのでお客が多くなってます。大修理中の本館はこんな形で覆っています。
ゆっくり風呂にでも入りましょう。
買い物をして今夜は久しぶりに「かめそば じゅん」へ。かめそばという独特の食感を持つ焼きそばのお店です。かめそばも美味しいのですが、ここの一番は豆腐のおでん。味が良くしみていて満足感が高いです。
ホテルに戻りコーヒーとラムリンを。ラム酒の風味がしっかりしているのにカステラの食感も程良く残っており美味しいです。酒も甘い物も大好きな私には大満足。冷凍保存できそうなのでしばらくラムリンを楽しめそうです。
本日は小島・馬島合わせて77局でした。ありがとうございました。Condxの変化が大きくてついて行くのが大変です。
「くるしま」がやってきました。
写真が撮れなかったのですが明らかに右舷からの潮流に流されています。「潮に流されてましたね」と船員さんに話すと「もっと強い時もあるよ」とのこと。なので通常出力に余裕を持たせているのでしょうね。
船は10分で馬島へ。気が付きましたがランプドアを下ろすもののホーサー(係船索)をかけないんですね。芸予型フェリーを使用する船会社の中にはかつて時間節約のためホーサーをかけずに微速前進にしたまま乗降させていたそうで(現在は安全上ホーサーをかけます)、なので芸予型に似た構造なのでしょうね。
馬島は人口25人。花の栽培のほか自給程度の漁業や農業を行っています。港にいい場所があります。ここでアンテナを架設しましょう。
10時45分にスタート。小島の後半はCondxが落ち込んで全然ダメでしたが、再び1エリアが開いています。ただ不安定なのか短い周期のQSBがあるとのこと。
目の前を大きな船が通ってゆきます。こちらは日本通運グループの「ひまわり5」です。2003年に三菱重工下関で建造された10,470t・航海速力23ノットのRORO船です。RORO船は「客室設備のないフェリー」と思って頂ければ分かりやすいと思います。荷物を積んだトレーラー部分だけを船に乗せ、ヘッド(運転台やエンジン)は切り離すので効率よく運べますし、運転手も目的地まで添乗する必要がなく働き方改革にもなります。「ひまわり5」は馬島と四国本土の間を東へ進んでいますので、この時間西行きの船は馬島と小島の間を進むことになります。
11時を回ると北風が強くなって肌寒くなってきました。やはり1エリアが中心で時折6エリアなどが短い周期で開いてきます。まるで来島海峡の潮の流れと同じようにCondxもクルクル変わります。近場が突然59まで上がってきたかと思えばしばらく呼ばれなくなる時間帯もあります。最後は近場が少し開いて時間となりました。馬島からは50局でした。
帰りも「くるしま」に乗ればいいのですがここで奥の手。今治駅前からしまなみ海道を走る特急・急行バスが毎時2本ほど走っています。このルート上には馬島BSがあります。この馬島BSがあるのはもちろん馬島。乗り換えなしで直接行けますし、高速道経由なので船より速いです。本数も多いためこのバスを使わない手はないでしょう。ということで波止浜港に行かずバスで馬島から直接今治駅を目指せます。
馬島BSに到着。この馬島BSには出口のような施設もあります。これは馬島の島民や関係者の専用出口だそうです。瀬戸大橋でも櫃石島や岩黒島の出入口が同じ扱いで、通行カードが必要となります。もちろんバスの利用者は関係ないので誰でもエレベーターで地上に降りることができます。
関係者しか島に降りられませんし、路線バス以外はバス停での駐停車が禁止ですからモービル局がQRVできない訳ですよね。今治行きのバスが到着。これは快適です。
時間に余裕があるのでお昼を食べたりしましょう。今治バスセンターで下車します。
今治バスセンターといっても乗降場があるだけです。かつてはここにバスセンターを併設した今治高島屋があったのですが、たかだか10万あまりの人口の今治に高島屋だけでなく大丸・ニチイ・ダイエーと大型商業施設が乱立し互いに足を引っ張り合う形で全て閉店しています。現在バスセンターに隣接する土地にマルナカがありますが、ここがニチイのあった場所だそうです。
バスセンターの近くは商店街があり、かつては芸予諸島からのお客さんで賑わったそうです。芸予諸島の人口減少やしまなみ海道の開通により寂れています。
まずは「くろふね菓舗」へ。今治のお菓子といえば「母恵夢」なんですが、こちらの「ラムリン」も地元では有名だそうです。カステラに2種類のラム酒を浸したお菓子で、製造元の「くろふね菓舗」でしか売っていないとのこと。これは買いでしょう!!
ラムリンをゲットしました。変形しやすいので3エリアに持ち帰る分は箱入りで購入。こっちで食べる分は別に2個バラで買ってます。今治市のふるさと納税返礼品にもなっているのだとか。
御朱印と今治郵便局で風景印ももらいます。この辺は後日別記事で公開します。
食べる方の今治の名物は「焼豚玉子飯」。
有名店の「白楽天」が郵便局のすぐ近くにあるのでここで食べましょう。この店構えを見れば「焼豚玉子飯」で相当に儲かったのでしょうね。
ご飯の上に少し火を通したチャーシュー、さらに半熟目玉焼きを載せて甘いタレをかけたご飯です。元は中華料理屋のまかない飯だっと言います。手軽に食べることができていいですよ。
今治駅に戻りましょう。JRで松山に向かいます。松山へは特急と普通が毎時1本ずつ。普通は途中で特急に追い抜かれるようで、ならば特急の方がいいでしょう。今治なかなか面白かったです。
車内では残ったバッテリの容量でスマホを充電。この冬作ったのですが、これはなかなか便利ですよ。残量のあるバッテリを使っておけば一晩充電して明日また使えますもんね。
松山駅に到着。路面電車で大街道に向かいましょう。伊予鉄の路面電車は新型コロナウイルスの影響で道後温泉系統が10分ごとから12分ごとに減らされました。さらに本町線に至っては1日僅か14本にまで減便され、それも平日のみの運行となっています。もはや存在意義を失っており廃線話まで囁かれ始めています。
道後温泉へ。関西の緊急事態宣言が解除されたのでお客が多くなってます。大修理中の本館はこんな形で覆っています。
ゆっくり風呂にでも入りましょう。
買い物をして今夜は久しぶりに「かめそば じゅん」へ。かめそばという独特の食感を持つ焼きそばのお店です。かめそばも美味しいのですが、ここの一番は豆腐のおでん。味が良くしみていて満足感が高いです。
ホテルに戻りコーヒーとラムリンを。ラム酒の風味がしっかりしているのにカステラの食感も程良く残っており美味しいです。酒も甘い物も大好きな私には大満足。冷凍保存できそうなのでしばらくラムリンを楽しめそうです。
本日は小島・馬島合わせて77局でした。ありがとうございました。Condxの変化が大きくてついて行くのが大変です。