先日の利島移動のQSLを発注しました。現在印刷をお願いしています。
300枚で印刷をお願いしていますから、大島からQRVした分の一部はカバーしきれずパソコン印刷となる予定です。印刷屋さんにお願いすると注文枚数ぴったりではなく少し多めに納品してくれるケースがあるため、パソコン印刷になるのが何枚になるかは実際に納品されてみないと分かりません。
今の予定では11月には発送できる見込です。
そういえば福岡の矢野印刷さんが廃業されたようですね。矢野印刷さんは規格デザインで枚数が大量の場合は安かったですし、オリジナルQSLも写真サイズに制約があるものの安く作っていたので人気がありました。
印刷屋さんは全般的にニーズが減ってきており、特に矢野印刷さんのように名刺や年賀状、折り込みチラシなどを主力にした町の印刷屋さんへのニーズが大きく減っているようです。一方で用紙やインクの価格上昇を料金に転嫁できていない業者さんも少なくなく、倒産や廃業に追い込まれる業者さんも相次いでいます。
先のAIJ投資顧問の問題で厚生年金基金の財政難が世間に明らかになりましたが、タクシーやトラック、建設業と並んで印刷業も財政難に陥っている基金が多い業種です。
QSLカードでも最近はパソコンでの印刷が主流で、印刷屋さんに頼んでいる方はむしろ少数派になってきています。日本人の海外運用でもハムログで打ち出した片面だけの写真がないQSLというケースが増えてきています。全部カラーとはゆかないまでも、移動運用で枚数がまとまったら印刷屋さんに頼んでみませんか?
またまた福岡に移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。
この予告は現時点での予定であり、変更することがあります。出発前に改めて最終のご案内を致しますのでよろしくお願いします。
(1)小郡市移動(JCC:4022)
日時:10/6(土)10:30~13:00頃
場所:小郡市内からQRVの予定です。
バンド:7MHz帯(SSB)
(2)福岡市城南区移動(AJA:400106)
日時:10/7(日)09:30~12:00頃
場所:城南区 油山からQRVの予定です。
バンド:50MHz帯(SSB)
(3)糟屋郡志免町移動(JCG:40005)
日時:10/8(月)10:00~12:00頃
場所:志免町内からQRVの予定です。
バンド:7MHz帯(SSB)
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。
・7MHzは30W、50MHzは5W出力です。50MHzのアンテナは2エレです。
・雨天の場合は中止もしくは一部時間帯やバンドの運用をとりやめたり、
移動地を変更することがあります。
逆に時間に余裕がある場合は予定外でQRVすることがあります。
・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@jf4cad]です。
・もしご連絡/ご要望等ございましたらこの記事の「コメント」でお願いします。
↓にある「コメント」をクリックして頂きますと書き込めるようになります。
今回の利島および予定外であった大島のQSLは印刷屋さんに印刷を頼めるほどの数になりました。このため印刷屋さんに印刷をお願いすることにしました。
このため9/15~16のQSLは納品次第の発行となりますので少々遅れる予定です。以下の点ご協力をお願いします。
・アワード等で早くQSLが必要な方は(私のコールサイン)@jarl.comにメールでお知らせください。
・メール等の連絡なく勝手にSASEを送るようなことはご遠慮願います。古いコールブックの住所(岡山県)に連絡なくSASEを送られても対応できません(最悪私の手元に届かない可能性がありますから岡山県の住所に勝手に送ったSASEへの責任は負いかねます)。
福岡でいつもお世話になっているJF6TEU 有田OMのブログによると、福岡県大野城市の市制40周年を記念する8J6ONOJOがこの週末から来年3月末までQRVするそうです。
この先22日からの「おおの山城大文字まつり」での公開運用が予定されていますが、その先の具体的な運用はまだ決まっていないみたいです。
大野城市は人口約9.8万人で福岡のベッドタウンとして発展しており、最近ではゆるキャラの「大野ジョー」でも知られるようになっています。
以下の日程で伊豆諸島の東京都利島村(JCG:10004, JIA:10-102)に移動します。
以下にて最終のご案内とさせていただきますが、当日のお天気や海況で予定が変わることもあります。あしからずご了解願います。
日時:9/15(土)9:00~14:00頃(50/430MHz)+夕方(7MHz)
9/16(日)7:00~10:30頃(朝のうち7MHz のち50MHz)
前日(9/14)東京23:00発の東海汽船3000便に乗ります(利島翌6:35着予定)。
9/16利島11:50発の東海汽船2000便で東京に戻る予定です。
場所:東京都利島村(利島) ウスイゴウ園地または宮塚山頂からQRVの予定です。
バンド:7/50/430MHz帯(430MHzはFM中心、他はSSB中心)
50MHzでのFM/AM、430MHzのSSB等は当日リクエストがあればQRV可能です。
50MHzのアンテナは3エレです。
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
・利島は船の就航率が極めて低い島です。
欠航により島に行けない場合もありますのでご了解ください。
3000便が東京を出航する時点で利島欠航が決定している場合は中止します。
当該便の出航可否は14日午後5時頃から東海汽船のこのページで確認できます。
3000便の利島の欄が「○」「☆」の場合は乗船、「×」の場合は中止です。
15日朝に利島に接岸できなかった場合は折り返しでの接岸に賭けますが、
それでもダメな場合は東京に引き返し中止します。
帰りについても繰り上げまたは欠航によるスケジュール変更の可能性があります。
・雨天の場合は一部または全バンドの運用を取りやめますので悪しからずご了承下さい。
逆にスケジュール外でQRVすることがあります。
・船の就航等現地からはtwitterでお知らせします。IDは[@jf4cad]です。
*** 9/14 16:20更新 ***
先ほど現地宿泊先に電話したところ、「往復とも船の就航は問題ないだろう」とのことでしたので出発します。ただし現地は今夜遅くから明け方にかけ雨、その後は徐々に回復するとの予報ですので宮塚山への登山は難しいかも知れません。宮塚山に登れない場合はウスイゴウ園地からQRVしますが、こちらは西方向への飛びがあまりよくないため愛知より西から50MHzでワッチいただける方はご注意ください。
どちらになるかはtwitterでお知らせします。
今週末に迫ってきた利島移動の準備中です。
東海汽船の片航路(大島航路)が就航できるかの目安で重宝しているこちらのサイトによると大島の発着港がしばらくの間元町になるとの予想です。実際の就航でもこの数日元町に接岸しており、利島も安定して接岸できています。このまま16日午後まで持ってくれれば、と祈っています。
参考にしている「伊豆大島 気象と交通」というサイトは大島在住の気象予報士さんの個人サイトで、ほぼ毎日更新されており高確率で当たりますから参考にしています。近辺に出かけられる際はぜひチェックされることをお勧めします。
実は今回「とある事情」で元町に着いてくれた方が有り難いのです。「とある事情」については16日昼にtwitterでお知らせするつもりです。何か目論んでいるとお考えいただいて正解です。
なお、バンドについては何のリクエストも来なかったので7/50/430MHzで決定としたいと思います。430MHzは1/2λのホイップで先日のAADXのときにやったようなアンテナの設営になりますから、100km前後しか飛ばないと思いますからあらかじめご了解ください。
常置場所に帰る用事がありましたので、運航休止を表明した宇高国道フェリーに乗ってきました。
宇高国道フェリーは国道30号線の海上区間を担って岡山県の宇野港と香川県の高松港を結ぶ民間のフェリーで、最盛期は24時間・19分ごとの運航を続けていました。宇野と高松を結ぶ航路は宇高のほか四国フェリー・日通フェリーに国鉄の宇高連絡船もあり、本州と四国を結び続けてきました。
1988年の瀬戸大橋開通後も頑張ってきましたが、高速道路の割引政策により壊滅的ダメージを受けて深夜運航を中止、1日わずか13往復にまで減便したものの経営が成り立たず運航休止を表明しました。
国道フェリーに乗るには宇野か高松に行く必要があります。時刻表をいろいろ眺めていると神戸-高松間のジャンボフェリーから乗り継げることが分かりました。ジャンボフェリーは土日祝に限り神戸発朝便の出航時刻を8時に繰り下げており、利用しやすいダイヤになっています。高松に12時30分に到着しますから、13時発の宇高国道フェリーに間に合いそうです。
8時のフェリーに乗りました。瀬戸内海なので揺れません。下手すると東海汽船のジェット船よりも揺れないかも知れません。出航後50分で明石海峡大橋を通過するのがハイライトです。
いつも通り和室に寝転がりました。お客は結構多かったです。4Fの臨時席にもゴザを敷いて寝てる人がいました。
小豆島の坂手港に到着。小豆島なのでマルキン醤油の看板が見えています。乗客の半分くらいが降りてゆきました。ジャンボフェリーの小豆島寄港は成功しているみたいですね。
12時30分に高松到着。ジャンボフェリーは高松東港に到着しますので、JR高松駅までは無料送迎バスがあります。高松駅まで乗りました。
駅から少し歩いたところに国道フェリーの乗り場があります。
運航休止の案内が出ています。運賃は片道390円。出航時間が近いので船に乗りましょう。船は「たかまつ丸」です。
お隣には「こくどう丸」がいました。昼間は1隻で間に合うので休んでいます。どこかにいるはずの「こんぴら丸」をあわせた3隻が今のラインナップです。
国道フェリーは「萌え起こし」に乗っかって3姉妹キャラを作ってグッズなどを売っています。土日祝は船内放送まで各キャラの声優さんが担当しています。
高松の船は船内でうどんがデフォなので最後のうどんにしましょう。1杯250円。冷凍うどんを暖めているだけで味をどうこう言うものではないですが、最後に味わうことができました。
乗船客は20人もいません。豪華さを誇った国道フェリーの船内は疲れ果て、声優さんの案内アナウンスが寂しく響き渡っています。全盛期には車なら1時間以上の乗船待ちも少なくなかったのですが今や車両甲板もガラガラです。
船は1時間で宇野に着きます。ややこしいんですが玉野とは三井造船のある玉と港のある宇野の合成地名で、港やJRの駅は宇野です。玉野市は元阪神タイガースの八木さん、今ですとNHKのキャスター井上あさひさんの出身地です。
宇野港の国道フェリー乗り場は車両用のランプと徒歩客用の可動橋、係船用の浮き桟橋だけという恐ろしくシンプルな構造です。
前回2010年の運航休止届けは社会的インパクトを狙ったものだったと思われますが、今回は最低限までダイヤを減便してからのものです。船も相当に老朽化していますのでこのまま取り下げられることなく運休→撤退となるものと思われます。
ありがとう宇高国道フェリー。さようなら。