先日の愛媛県での移動運用の隙間時間を使って大洲と宇和島で御朱印巡りをしてきました。
まずは大洲市から。
宇和島行きの特急バスが停車する大洲インター口近くに十夜ヶ橋があります。
十夜ヶ橋は永徳寺の境外仏堂です。永徳寺は室町時代の永徳年間に創建された真言宗御室派の寺院です。実際には十夜ヶ橋の方が知られており、こちらにお参りする方が圧倒的に多いみたいです。四国霊場の番外札所の中から著名な寺院を集めた四国別格二十霊場の8番札所になっています。
かつて弘法大師が修行でこの地を訪れたものの野宿せざるを得ず、橋の下で寒さに耐え、一夜が十夜にも思えた、と言うのが十夜ヶ橋の由来です。このためお遍路さんは眠っている弘法大師を起こさないよう橋の上では杖をついてはいけない、という作法があります。
現在は国道の橋となっており、橋の下には野宿をする大師像があります。またお堂に了解を得ることで「修行の一環」として橋の下に野宿することもできるのだそうです。
十夜ヶ橋は2018年の水害で床上1.6mまで水が来て本堂は使用に耐えない状態となり、解体されています。現在は地盤を嵩上げし納経所兼仮本堂が置かれており、本堂は再建の寄付を募っているそうです。
十夜ヶ橋の御朱印です。
こちらは十夜ヶ橋の御影です。御影は各札所の本尊の姿を描いた札なのですが、十夜ヶ橋は橋の下の弘法大師が描かれています。
特急バスで宇和島に到着。荷物を宿に下ろして宇和島で御朱印巡りです。
まずは高台にある宇和津彦神社です。
遅くとも885年には創建された神社で、南予の総鎮守とされています。江戸時代に宇和島藩の伊達家に保護され、現在の社号になっています。
本殿は明治頃の築だそうです。細かい彫刻が施されており、かつて宇和島には家具や船などの木工職人が多く、このような出来の良い彫刻が残されているのだそうです。
宇和津彦神社の御朱印です。
後半に続きます。
まずは大洲市から。
宇和島行きの特急バスが停車する大洲インター口近くに十夜ヶ橋があります。
十夜ヶ橋は永徳寺の境外仏堂です。永徳寺は室町時代の永徳年間に創建された真言宗御室派の寺院です。実際には十夜ヶ橋の方が知られており、こちらにお参りする方が圧倒的に多いみたいです。四国霊場の番外札所の中から著名な寺院を集めた四国別格二十霊場の8番札所になっています。
かつて弘法大師が修行でこの地を訪れたものの野宿せざるを得ず、橋の下で寒さに耐え、一夜が十夜にも思えた、と言うのが十夜ヶ橋の由来です。このためお遍路さんは眠っている弘法大師を起こさないよう橋の上では杖をついてはいけない、という作法があります。
現在は国道の橋となっており、橋の下には野宿をする大師像があります。またお堂に了解を得ることで「修行の一環」として橋の下に野宿することもできるのだそうです。
十夜ヶ橋は2018年の水害で床上1.6mまで水が来て本堂は使用に耐えない状態となり、解体されています。現在は地盤を嵩上げし納経所兼仮本堂が置かれており、本堂は再建の寄付を募っているそうです。
十夜ヶ橋の御朱印です。
こちらは十夜ヶ橋の御影です。御影は各札所の本尊の姿を描いた札なのですが、十夜ヶ橋は橋の下の弘法大師が描かれています。
特急バスで宇和島に到着。荷物を宿に下ろして宇和島で御朱印巡りです。
まずは高台にある宇和津彦神社です。
遅くとも885年には創建された神社で、南予の総鎮守とされています。江戸時代に宇和島藩の伊達家に保護され、現在の社号になっています。
本殿は明治頃の築だそうです。細かい彫刻が施されており、かつて宇和島には家具や船などの木工職人が多く、このような出来の良い彫刻が残されているのだそうです。
宇和津彦神社の御朱印です。
後半に続きます。