8/30(土)に岡山県備前市(JCC 3113)鹿久居島に移動運用に行ってきましたのでご報告します。
ハムフェアが終わり、夏のハイバンドシーズンも終わりました。気温が上がらず雨続きに終わった天候同様にビッグオープンの少ないCondxであったように思います。7MHzの離島移動を再開しましょう。
来年春の日生大橋(正式名は備前(ハート)日生大橋に決まったそうです・・・)開通を控え、できる限り日生諸島を回るつもりにしていますので今回は鹿久居島にしました。日生大橋が開通すると車で直接行けるようになりますから、ライバルのいない今のうちに頑張っておきましょう。
いつも通り始発の新快速に乗り、姫路で播州赤穂行きに乗り換えます。いつもながら青春18の客で満杯で相生までは混雑しますが、その先はガラガラです。そのまま赤穂線に乗り通しても岡山行きに乗れるのですが、誰もこのルートを使わないんですね。
乗り換える岡山方面行きはボロが来ました。この先も使う電車は座席を新快速のものに取り替えたり、ドアの開閉ボタンを設置したりと手を加えているのですが、この車両はそのような改造を全くやっていないので廃車が近いのでしょう。重いドアを手で開け閉めする必要があります。播州赤穂で15分ほど時間があるのでパンや飲み物を調達し日生に向かいます。
日生ではいつものおじぃちゃんから切符を買います。向こうも私のことが分かっているので鹿久居に行くと言うと特に何も言わず切符を出してくれました。鹿久居島で下船する場合はあらかじめ船員に言っておかないと通過してしまいますから船員に言っておきます。この辺のやりとりは岡山弁でやるのでスムースですhi
その際に「他にも鹿久居島で下りる人がおるぞ」とのこと。いつも日生10時30分発の鹿久居島経由便に乗ってはいますが私以外に鹿久居島で下船する客を見たことがないため珍しいです。
鹿久居島の船着き場が見えてきました。でもって私以外に鹿久居島で下船する客は大学生の釣り客2人のようですが・・・船員が「ホントに鹿久居島で下りるの?」と再確認したら行きたいのは頭島だったようで鹿久居島では下船しないことになりました。あらら・・・
ということで「ニューみしま」は私だけ下ろしてバックしてゆきました。というか私の場合は鹿久居島で下船しようとしても止めないんですねHi
船着き場からは階段を上って頭島大橋のたもとに到着。ここで設営です。
RD-S106を展開します。アンテナを設営し終わると先ほどのニューみしまが頭島を出航する合図が聞こえました。
7MHzで空き周波数を見つけてスタートしてみました・・・が1エリアすらカスカスで聞こえる状態でして、全く呼ばれません。Condxが非常に悪いようです。
30分粘ってもダメで、仕方ないので28MHzにQRVしてみることにしました。RD-S106のコイルセットを外すと28MHzのフルサイズDPになります。これで普段出ない29MHzFMに出たら1局QSOできました。「50MHzのEsが開いているかも知れません」とのことで50MHzにも出てみました。こちらも2局できました。
昼を回りEsが開かなくなったのでもう一度7MHzにQSY。7120kHz付近にアンテナを調整したはずが何度再調整してもなぜか7050kHz付近でしか同調しません。7058kHzが開いていたのでここで再開です。
何度かQSOして頂いている局とつながるようになりましたが、「いつもより弱いですね」の声が多かったです。そもそも7058なんかが開いている=Condxが悪いってことなのでしょう。やっぱり局数が伸びてこず、時間となったため引き上げます。
帰りは頭島大橋を渡って頭島から。
大生汽船では日生の発売所のほかは頭島で現地の方に乗船券の販売を委託しています。頭島で買うと「頭島扱い店」のハンコが押された乗船券が買えます。頭島での乗船券の販売は日生大橋が開通すると廃止される予定ですから貴重な1枚です。
帰りに日生でエビオコを食べます。お客の少ない時期なのでのんびりです。帰りにお土産で干しエビをもらいました。干しエビはダシが出るので大根と一緒に炊くとおいしいです。
本日は7MHzで10局、28MHzで1局、50MHzで2局の計13局でした。ありがとうございました。Condxが悪く申し訳ありませんでした。鹿久居島は今年冬か来年春に再訪します。次回よろしくお願いします。