今年は開局25周年で2,500QSOという目標を立てています。達成状況がどうなっているのかのレポートです。
6月は約130QSOでした。6月も福岡移動を行いましたが、5月のように絶好調とはゆかず、Condxの悪さに泣かされたり、せっかくCondxが上がっても雨にたたられるなどさんざんでした。
1月からの累計で1,930QSOとなりました。皆様ありがとうございました。7月は6Dがありますし、3連休も移動運用を計画しています。皆様よろしくお願いします。
今年は開局25周年で2,500QSOという目標を立てています。達成状況がどうなっているのかのレポートです。
6月は約130QSOでした。6月も福岡移動を行いましたが、5月のように絶好調とはゆかず、Condxの悪さに泣かされたり、せっかくCondxが上がっても雨にたたられるなどさんざんでした。
1月からの累計で1,930QSOとなりました。皆様ありがとうございました。7月は6Dがありますし、3連休も移動運用を計画しています。皆様よろしくお願いします。
先日常置場所からQSLを引き取ってきました。
10月の全市全郡をはじめ、11月末の東京UHFが中心で届いてきています。さらには1月のQSLも入っていました。厚さは6cmでした。私の場合は5~8月のQSOが極端に多いため、オフシーズンのQSLはそれほど多くありません。伊江村や多良間村が来るとどうなるか・・・とか思っていますHi
それではピックアップしてご紹介します。
サイパンのN6NY/NH0局のQSLです。JK1FUP局ですね。昨年11月の沖縄県うるま市移動の際にJIDXでお世話になりました。私の移動した屋慶名に負けず劣らず海がきれいですね。
JA6RMS村岡OMのQSLです。10月の全市全郡でQSOいただきました(21MHz)。このアンテナはHEX BEAMですね。自作とのことです。
HEX BEAMは変形2エレ八木ですのでゲインがあり、オリジナルよりコンパクトになります。ハイバンドの移動にもってこいだと思うのですが、JAのアンテナメーカーからは市販品が出ていません。Wではオリジナルだけでなく改良品を出すメーカーも何社かあり人気なのでうらやましい限りです(Wの製品は伸縮ポールに合わないのが面倒)。
ちなみに3エリアでもご愛用の方がおられます。阪和線で天王寺から和歌山方面に向かうと左手の車窓に見えてきます。
今回はこれまでです。またQSLが届きましたらご紹介します。
JARL和歌山県支部コンテスト委員会より今回の和歌山コンテストの集計結果をまとめた小冊子が送られてきました。参考になる情報が多いので少しご紹介します。
・県内局は少ないのか?
今回のログ提出者は県内46(うちHFが24、VUが22、社団が1)、県外165(HFが132、VU31、社団2)ということで、県内局は全体の22%だそうです。うち7MHzの県外局が71局ですから、全体の1/3が7MHzの県外局ということになります。
・県内局はどこから出ているのか?
非常に面白い情報だと思います。結果は以下の通りです。ログ提出局のいたバンドを列挙します(実際は未提出の局がいるため、漏れているデータもあるようです)。
和歌山市 1.9/3.5/7/21/50/144/430/1200
新宮市 7
海南市 21/144
田辺市 7/50
御坊市 7
橋本市 1.9/3.5/7/14/21/28
有田市 なし
紀の川市 3.5/7/21/28/50/144/430/1200
岩出市 1.9/7/50/144/430
有田郡 430
伊都郡 3.5/144/430
海草郡 3.5/144/430
西牟婁郡 3.5
東牟婁郡 7
日高郡 1.9
人口の多い和歌山市とFBな移動地のある紀の川市のマルチは見込めそうですが、それ以外は微妙です。中には7MHzでも取れないマルチも出ています。全バンドQRVがないのは有田市だけですが、特にV/Uの中紀・南紀地区は極端にQRVが少なく、マルチが集まりにくいことがよく分かります。
いつもお世話になっているJN4VOX局がこの週末に島根県隠岐郡隠岐の島町(JCG 32006)に移動されますのでQSPさせていただきます。
日時:6/26(土)15:00~27(日)15:00頃
車中泊でCondxがよければ夜間もQRVされる模様です。
場所:隠岐郡隠岐の島町
バンド:18/21/28/50MHz帯(50MHzが中心と思われます)
詳しくはこちらをご覧ください。
週末中国地方は大雨の恐れがあるようです。隠岐は本土とは天気が異なることがありますので、何とか持って欲しいと思います。
志賀島移動運用メモ
[志賀島]
志賀島は福岡市東区に属します。博多湾の北に位置し、海の中道から伸びる半島と砂州で陸続きになった島です。このため本土との間に道路があり、車で簡単に行くこともできます。
国宝の金印が発見された島としても知られています。江戸時代に農民が偶然発見したもので、発見地は金印公園として整備されています。
志賀島は漁業がさかんで、現在も多くの漁師がおられますが、交通の便がよくなったため福岡市内に通勤する方も多いようです。
[島内での運用]
島の最高所は潮見公園で、博多湾が一望できる展望台があります。
車でも簡単に行くことができ、この付近であれば飛ぶと思います。ただし潮見公園の駐車場は車上荒らしが多発しているようですのでご注意下さい。ガラスを割るなど荒っぽい手口も確認されているみたいです。
[島へのアクセス]
車だと海の中道経由で行くことができます。以前の香椎経由だけでなく埋め立て地のアイランドシティ経由でもゆくことができ便利になりました。ただし志賀島への道が1本しかないため海水浴シーズンは渋滞に巻き込まれることがあります。
このルートで天神から西鉄バスもあります。1時間に1本程度運転されているようです。
この他博多ふ頭から市営渡船「きんいん」もあります。1日18往復で片道33分。博多湾を突っ切るためバスより速いのが魅力です。
[島内でのアクセス]
島を南回りで半周する西鉄バスの路線があります。本数が少ないので要注意。
この他渡船場付近にタクシーがいます。
[宿泊施設]
旅館や民宿などたくさんあります。陸続きのため24時間本土と行き来できますから自由度は高いです。
[島内の店]
一般の商店は多数あります。
また、漁協直営の志賀島センターをはじめ島でとれた魚を出す店は多いので食事に困ることはないでしょう。
[おみやげ]
渡船場の隣に漁協の売店があります。様々な海産物が並んでいます。
多良間島移動運用メモ
[宮古郡多良間村]
多良間島は宮古郡多良間村に属します。多良間村はこの多良間島と沖合にある水納島を村域としています。人口は1,300人ほど。JCGでは47004になります。
多良間島は宮古島と石垣島のほぼ中間にあり、サトウキビの栽培を主産業とした平坦な島です。八月踊りというお祭りで知られています。一方の水納島はたびたび台風で大きな被害が出たために集団移住政策が取られ、現在住んでいるのは1世帯だけです。
現在宮古郡は多良間村のみです。宮古島やその近くにあった他の宮古郡の町村は全て平良市と合併し宮古島市となりました。地理的に遠く離れた多良間村だけが取り残された形です。
多良間村は平均出生率が日本一高く、集落にある学校も子供が多くて賑やかです。一方で集落が狭いため島全体が家族のような感じだそうです。リゾート開発とは無縁で警察沙汰もないのどかな島です。江戸時代に今の岩手県宮古市の船が漂着し、多良間の住民が救助した縁から多良間村は宮古市と姉妹都市縁組を結んでいます。
那覇からの交通の便が今ひとつであるため、移動運用はたまにある程度です。バンドによっては長期間運用がないケースもあります。
[島内での運用]
平坦な島で、集落や港でQRVできそうです。空港の近くにロッジがあり、集落から離れていることから、ここなら大型アンテナも大丈夫かも知れません。
[島へのアクセス]
琉球エアーコミューター(RAC)のプロペラ機が宮古空港との間を1日2往復しています。
39人乗りのDHC-8-100による運航で所要時間は20分。船の休航日や祭礼の日は終日満席になることがありますので予約はお早めに。那覇からの直行便はありませんから宮古空港で乗り継ぎになります。那覇から乗り継ぎ利用の方は那覇空港で乗り継ぎの手続きをしてください。乗り継ぎについてはJAL(0570-025-071)にお問い合わせ下さい。
また宮古島の平良港から多良間の普天間港まで多良間海運によるフェリー「フェリーたらまゆう」が1日1往復運航しています。所要時間は2時間です。ただし日曜は休航、牛のセリ市がある日はダイヤが変更されます。詳しくは多良間海運にお問い合わせ下さい。
どちらも台風が来ると早いタイミングで欠航になります。台風によっては数日間島で足止めとなる場合もありますのでご注意下さい。
水納島へは島の住人である宮国さんに船を依頼することになります。宮国さんにお願いすることで島内の家を借りることもできます(食事は自炊のみで食材は持ち込み制)。宮国さんの連絡先は村役場のサイトにあります。過去に移動運用の実績もあるようです。
[島内でのアクセス]
公共交通はなく、有償輸送の車があります。飛行機の到着時には空港にいますので、行き先を告げると400円で乗せてくれます。連絡先は村のサイトにあります。
有償輸送を請け負っている方がご高齢で車が出ないこともあるようですので、宿に送迎を頼む方がいいでしょう。
その他レンタカーやレンタサイクルもあります。島内ではみなさんのんびり走ります。時速30km前後しか出していない車が多いようです。
[宿泊施設]
村営のコテージ「夢パティオたらま」ほか民宿数軒と貸しロッジがあります。食事は2食もしくは3食付きが一般的なようです(詳しくは予約時に問い合わせて下さい)。貸しロッジ以外は集落にありますので買い物は便利です。詳しくは村のサイトで確かめてください。
[島内の店]
集落には村役場近くにAコープや中央スーパーなど何軒かお店があります。中央スーパーでお昼のお弁当も売っています。ただし物流を宮古島からのフェリーに頼っているため、欠航が続くと牛乳などの生鮮品が手に入らなくなるようです。
食事処も民宿を兼ねたところが数軒あります。名物はヤギ汁やヤギそばなど。ただしヤギはかなりクセのある食材です。もちろん沖縄本島の食堂で出てきそうな一般的な料理もあります。
ATMは郵便局とAコープにあります。
[おみやげ]
良質で知られる多良間産の黒糖やお菓子の「ぱなぱんぴん」「うーやきがーす」など。
集落のお店や多良間空港の売店で売っています。
[注意点]
多良間にはハブはいないようです。
多良間は古い信仰が残る島です。御獄(うたき)など信仰の場を大切にされていますので不用意に立ち入らないようにしてください。
毎年9月開催の「愛・地球博記念コンテスト」のルールが発表されています。詳細はこちら。今年は9/22~23になります。
例年少しずつルールの変わるコンテストですが、今年は大きな変更はありません。引き続き0~6時の深夜帯は休止されますのでご注意下さい。
昨年行われたXPO記念(9/20予定)とのコラボも行われるようです。今年はXPO記念側がコラボ企画を実行するそうですが、現時点でまだルールが公開されてないみたいです。
昨年のコラボ企画は大当たりし、特に愛・地球博の参加局が一気に増えました。部門が多いため、部門によっては2日目から参加しても入賞のチャンスがあります。入賞狙いでなくても程々に楽しめますので今年も参加してみようかと思っています。
4/18に開催された羽曳野コンテストの結果がJA3JM局のホームページで発表されています。結果はこちら。
当日は朝のうち寒かったものの、まずまずのお天気に恵まれました。
部門が少ないので入賞者も少なく、いつもお世話になっている方で御入賞の方はおられませんでした。
私は泉南郡熊取町からの移動で50MHz部門で優勝、144MHz部門で3位でした。2010年はこれで3枚目の賞状を頂けることとなりました。ありがとうございました。
羽曳野コンテストは時間が手頃で参加しやすいのですが、参加局数が少ないのが惜しいところですね。7MHz部門こそログ提出者が23局いるのですが、50MHz部門は9局、144MHz部門は11局と少ないです。3エリアでは50MHzを対象にした数少ないローカルコンテストの1つですのでもっと参加局が増えればいいですね。
伊江島移動運用メモ
[国頭郡伊江村]
国頭郡は本島北部一帯で、JCG47001になります。イオノグラムで有名な大宜味村も国頭郡です。国頭郡一帯は中南部にくらべて未開発の森林原野が多く、人口が少ないようです。
伊江村は沖縄本島北部、本部町の沖に浮かぶ伊江島を村域としています。国頭郡で唯一の離島のみで構成される自治体です(伊平屋村・伊是名村はその歴史から島尻郡に属します)。
伊江村は人口約5000人(米軍兵士除く)。楕円形の島で、中心に城山(タッチュー)という特徴的な山がそびえています。美ら海水族館から見える尖った山が城山です。島の西側は米軍基地(補助飛行場)になっており、東側ではサトウキビやピーナツの栽培などを行っています。初夏に咲くテッポウユリをはじめ花の島として知られています。
沖縄戦後は米軍基地が置かれる軍事上の要所です。一方近年は修学旅行生を民泊で受け入れていることで知られ、観光客相手のお店やお土産も徐々に増えています。
島には固定局がおられ、7MHzを中心にQRVされていますが、その他のバンドにはほとんど出ておられないようです。
[島内での運用]
集落付近の公園などが運用に向いています。
毎度の注意ですが沖縄は日差しが強く、熱中症や重度の日焼けになる危険がありますから、必ず公園にある東屋や車の中などで運用するようにしてください。
那覇から遠いこともあり移動運用は極めて少なく、年に1件程度。ハイバンドなどは2年に1回程度のようです。
[島へのアクセス]
以前は那覇からの空路や高速船がありましたが、全て廃止され那覇から直接伊江島に行くことはできません。唯一の手段が本部町の本部港からの村営フェリー「ぐすく」です。
1日4往復(夏などは増便あり)で、所要時間は30分です。フェリーですので自動車を乗せることも可能ですが、船の便数が少なく物流で常時利用する車もありますから予約がないと難しいでしょう。
本部港へは車なら沖縄道の許田ICから名護経由国道449号です。バスだと那覇バスターミナルから111番高速バスで名護バスターミナルへ、そこから本部方面行きに乗り換えて本部港下車です。
また、鹿児島-那覇間のフェリー(マルエーフェリー・マリックスライン)が本部港に寄港しますので、これを利用する手もあります。船の速度が違うため両社でダイヤが少し違い那覇発はマリックスラインの運航日ですと乗り継ぎがスムースです。運航スケジュールは両社のサイトで確認できます。本部まではバス乗り継ぎより船の方が早くて経済的ですから、上手く使うと瀬底島などに行くにも便利だと思います。
[島内でのアクセス]
路線バスのほかタクシーやレンタカー、レンタサイクルがあります。そこそこ大きな島ですが、西の3割ほどが米軍基地で立ち入れません。
[宿泊施設]
観光ホテルから民宿まで多数の宿があります。村のホームページにも載っています。港までの送迎は各宿に確認してください。
[島内の店]
この規模の離島にしては珍しく、全国チェーンのファミリーマートがあります。この他食料品店や弁当店、パーラー(冷たい飲み物や軽食を出す店で持ち帰り可能)なども多いので食事に困ることはないでしょう。久米島よりも開けた感じです。
[注意点]
伊江島にはハブがいますのでご注意ください。
[おみやげ]
特産品は黒糖ピーナツやピーナツの甘納豆。癖になる味と評判です。島の黒糖も評判がいいようです。
このほか「イエソーダ」というソーダを最近売り出してヒットさせており、ハイビスカスのエキスを使った商品開発も行うなど村を挙げて特産品の売出しを進めているみたいです。
港のターミナルに大きなおみやげ屋さんがありますし、集落にも雑貨屋さんなどいくつかお店があります。