5/13に大阪府箕面市(JCC 2524)望海展望台に移動運用してきましたのでご報告します。
昨晩から開かれている関西VHFコンテストにあわせて移動運用をすることにしました。コンテストは前夜21時からのスタートですが、自宅からハンディ機用ホイップで聞いたところでは数局強い局がいる程度のようでして、雨の予報で移動局が少ないみたいです。実際には雨が降らなかったようですね。
気温が高く寝苦しかったので早く目が覚め、早々に出かけることにしました。予定した運用地は聖天展望台か望海展望台。時間に余裕があるのでより標高のある望海展望台にしました。阪急箕面駅から箕面大滝に向かう滝道に入り口があります。
谷間の滝道から尾根筋に登りますのでここから急坂の連続です。階段になっていますが、登りやすいステップ幅になっておらず、余計にきつい登りです(実は下りの方がさらにきつい)。20分近くでようやく展望台に到着です。
標高は260mで五月山の五月平展望台(池田市)とほとんど変わりません。が…う~ん…展望台の屋根がせり出していてすごく邪魔です。仕方なく屋根を避けてアンテナを架設しましたが、どうしても屋根の影響が避けられない状態です。
屋根さえなければこの通り見通しはそれなり良さそうです。ということでチャレンジで朝7:30から運用スタートです。
最初に50MHzで出ている局を片っ端からコール。朝早くにもかかわらず皆さん頑張って移動されているようです。終わってから空き周波数でCQ。一通り呼ばれたのち他のバンドにQSYしたところ、先ほど50MHzでQSOした局が。「他に出られるバンドがありませんか?」とのことでしたので144/430/1200の3バンドでサービスさせてもらいました。
その後は50でしばらくCQを出して呼ばれなくなったら144/430にQSYしてサービスというパターンを取りました。1200はハンディ機のFT-104ですので随時ワッチし、メインに誰か出たらコールする方法でしたが、何と7局もQSOできました。
10時30分を過ぎるとぱたっとコールが止まりました。バンドを聞いてみると出ている局が少ないようです。ログを見ながら残っている局をコールし終わったら手詰まりです。「Eスポが出ているらしい」とQSOで聞きましたが、この移動地は東方面にはほとんど飛ばないようで分かりませんでした。最後に144MHzで出ている局にサービスして終了となりました。
昼飯食って144/430MHzでCQを出し、2週間後の沖縄移動の宣伝も兼ねて何局かQSOしました。西宮からQRPデーの記念局8J3P/3が出ていましたので2バンドでQSOでき、この辺が潮時と下山しました。
望海展望台は五月山に較べて京都・高槻方面のSが強いのですが、それ以外(特に東方向)は弱さが目立ちました。Eスポをうまくとらえた局のスコアは伸びたことと思います。私の方は「参加することに意義がある」というスタンスでしたので満足と言えば満足です。
ちょっと気になったのですが、コンテスト中に50MHzでジャーという強いノイズが出ることがありました。回り込んでいるのか変に発振しているのか±50kHzほどに昔の違法CBのノイズのような影響が及ぶ局が2局ほどいました。2局とも変調がおかしく、Sは9なのに非常に聞き取りにくかったです(他局も同じ指摘をしていました)。パワーを出すとこういったトラブルを招きやすいのかも知れませんね。機器のチェックは怠らないよう他山の石としたいです。
最後に阪急箕面駅近くを歩いていたら珍しいものを発見しました。どうってことないミスドですが、よく見ると丸い看板に「0001」の数字があるのが分かりますか?そう、この箕面こそが第1号店だったんですね。
本日は50MHzで49局(コンテスト48局)、144MHzで12局、430MHzで3局、1200MHzで7局の合計71局とQSOできました。各局ありがとうございました。