充電式電池の販売を行っているバッテリースペースに新しいアイテムが入荷しています。
・ニッケル水素26AH(4,970円)
アメリカ法人のサイトでのみ取り扱っていた26AHのニッケル水素バッテリの取扱を日本法人でも始めたようです。ただしアメリカからの取り寄せとなり、納品まで1ヶ月くらいかかるとのこと。単1より大きなM型という42×91mmサイズです。この価格は電池単体ですが、+150円でタブ付きにできるそうです。
11本つなげればFT-817+HL-45Bの組み合わせでフルパワーを出してもSSBなら5時間くらい持つ計算です。私のように30Wに落として使うのであれば10時間くらいいけそうですね。電源を確保できない無人島でのQRVにも威力を発揮してくれるでしょう。
念のために申し上げておくと、タブのハンダ付けでは10A前後が流せる電流の上限です。それ以上の場合はスポット溶接(専門の溶接機があります)でないと流せないようです。
世界最大級の容量を誇るバッテリだけあって1個あたりの重さは400g近くになります。お値段も1個4,970円とヘビー級ですが、飛行機での輸送が可能ですから面白いかも知れません。
・ニッケル水素12V 18AH(49,000円)
18AHのバッテリを10本つなげてある組み電池です。こちらもM型サイズで、10本の重量は4kg近くになります。標準電圧が12Vになりますからリグで使用する場合は下限電圧に注意が必要です。
既に加工済みですから自作のできない方にはぴったりでしょう。スポット溶接ですから消費電流が10Aをオーバーしても大丈夫です。充電器も同社で販売していますから心配なく使えそうですね。
なお、ベースになっている18AHのバッテリ単体の販売は行っていないようです。
バッテリースペースは大容量バッテリや充電器を各種販売しており、私の方で使った結果では性能上も問題ないようです。秋月がニッケル水素の取り扱いをほぼ終了してしまったため個人的には重宝しています。