JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

2月分QSL発送しました

2020-02-29 | QSL発送情報
2月分のQSLを本日ビューロー宛発送しました。
・1/18の福岡市南区移動の全て
・2/2の京都府乙訓郡大山崎町移動の全て
・2/11の大阪府箕面市移動の全て
・2/23の徳島県鳴門市移動の約2/3
を発送しました。


しかしながら
・2/23の徳島県鳴門市移動の残り約1/3
・2/24の大阪府箕面市移動の全て
は送りきれず未発送となっています。


順次発送しておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪府箕面市(JCC 2524)移動運用報告

2020-02-28 | 移動運用結果報告
2/24(祝)に大阪府箕面市(JCC 2524)聖天展望台に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

鳴門から帰ってきた翌日ですが、やりたいテストがありますので出かけましょう。

やりたいテストは「SG-7900のテスト」と「1200MHzのアンテナの地上高アップ」です。SG-7900の評価は24KGと条件を合わせての比較がベターでしょうから、前回と同じく箕面の聖天展望台からにします。


いつも通り石橋駅から箕面駅を目指します。

石橋駅には地下道で連絡する4号線があります。元々朝夕のラッシュ時に梅田と箕面線を直通する8両編成の準急や普通が発着していましたが、準急は廃止され普通のみになり、それすら朝だけとなりました。今は平日朝2本だけで使われない時間帯はこのように閉鎖されています。箕面線沿線の再開発が進まず乗客が減っているため線内を往復する4両だけでいいのでしょうね。

箕面駅からいつもの聖天展望台に向かいます。

先日は再建中の「橋本亭」をご紹介しましたが、もう1軒料理旅館を改装したカフェ「河鹿荘」があります。こういう使い方で再生させるのはいいことですよね。


いつもの場所に到着。まずはSG-7900を設置しましょう。

第一電波の144/430MHzのノンラジアルホイップで長さは1.58m、144MHzは5.0dB、430MHzは7.6dBです。現在市販されているノンラジアルの144/430MHz用モービルホイップとしては最高の性能を誇ります。これを上回るのがコメットの24KG(144MHz:6.0dB 430MHz:8.4dB)です。ただし24KGは自分でラジアルを用意するしかありません。

私はラジアルを自作しており、前回はこれを利用しています。

SG-7900を同じように6mの伸縮ポールでクランクアップします。アンテナ以外の条件は揃えており、アンテナの性能比較が可能です。


10時50分にスタート。まずは144MHzから。奈良や和歌山の移動局は問題なく入感しています。一方で山越えになる高槻なんかはやや力不足みたいですね。S1~2つ分弱いようです。

8局できたので今度は430MHz。こちらも見通しは強力です。144MHzに似た感じで山越えになると24KGに比べやや力不足かも知れません。地力の違いが出てきているようです。カタログスペック通りで微妙なところで差が出ますが、通常使う分には強力なアンテナでしょうね。第一電波もコメットも売れ行きが今ひとつとなっている長いアンテナを作ることに消極的で、移動用にSG-7900を選ぶというのも悪くないのではないかと思います。


今度は1200MHz。

FT-104に第一電波のNR124という5/8λ×4段のノンラジアルを直結させて使ってきました(廃盤なのでゲインは推定8.4dB)。ケーブルロスはないものの地上高が稼げないのが短所で、地上高を上げたらどうなるのか実験してみます。地上高を上げた分のゲインとケーブルロスとの兼ね合いとなるため必ずしも地上高を上げることがベターではないのがGHzの世界です。今回ケーブルは10mの5D-FB、MP-MPのケーブルなので変換コネクタをかませて使っています。ちなみにJARLの資料によると5D-FBの10mでは1200MHzで2.3dBの損失になるそうです。

奈良県の移動局とQSOできました。安定して飛んでいるようです。これでいいのかな、という感じです。

テストが終わったので引き上げましょうか。


今回は144MHzで8局、430MHzで7局、1200MHzで1局の計16局でした。ありがとうございました。SG-7900は使うシーンがないので中古で売ってもいいのかな、と考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山県笠岡市移動は3/14に順延します

2020-02-27 | シャック便り
2/29(土)に予定していました岡山県笠岡市移動は荒天が予想されるため3/14(土)に延期します。

後日改めて予告を出しますのでよろしくお願いします。なお3/14が再び荒天の場合は再延期せず中止とします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徳島・板東御朱印巡り

2020-02-26 | 御朱印めぐり
鳴門の高島で移動運用を終え、板東の御朱印巡りに行ってみましょう。

小鳴門橋13時26分発の鳴門大麻線・板野行きに乗ります。鳴門駅前を経由し板東にある霊山寺や二番札所前(極楽寺)を経由し板野駅に向かうバスです。主に鳴門から池田へ抜ける県道12号の旧道を走り「こんな狭い道を走るの?」と思いたくなる路線です。休日は1日7本です。

板東は現在鳴門市の一部となっていますが元は板野郡で「板野の東」にあるから板東だそうです。板東と言えば中日ドラゴンズの投手だった板東英二さんを思い浮かべる方も多いと思いますが、板東姓のルーツはこの板東の地であり、板東さんも実際この地に住んでいたそうです。

萩原バス停で下車、目の前に十輪寺があります。

651年に智光律師により創建されたとされる真言宗のお寺です。その後弘法大師がこのお寺に逗留し談義を行ったことから「談議所」と呼ばれています。鳴門から霊山寺に向かう道すがらにあり「一番前札所」となっておりもちろん納経ができます。

ご住職が「時間があるなら本堂へどうぞ」と上げて頂き、お寺の歴史を教えてもらいました。76代目の現ご住職に至るまで記録が全部残っているそうです。京都なんかですと応仁の乱でそれ以前の記録が焼けて残っていないお寺が少なくなく、こうして記録が残っていることは貴重だと思います。

今は歩き遍路が減ったこと、歩きでも鳴門西から霊山寺に直接向かうことができるため今はこのお寺を訪れる巡礼者は少ないそうです。貴重な話を聞くことができました。

十輪寺の御朱印です。印は「談義所」となっており「十輪寺」の印はないのだそうです。


十輪寺の前の道を道なりに進めば霊山寺です。

天平年間に行基が創建したとされる真言宗のお寺で四国霊場の一番として有名です。弘法大師が21日間の修行を行うなど大きな寺院でしたが長宗我部元親勢に焼かれ江戸時代に再興しています。

立派な山門ですね。

本尊は釈迦如来で秘仏だそうです。

なぜ霊山寺が一番なのかですが、これはかつての畿内から四国へのルートか関係していると言われています。当時は大阪や和歌山から淡路島を経由し難所の鳴門海峡を避けて小鳴門海峡へ入るルートが一般的だったためです。鳴門に上陸すれば最寄りの札所は霊山寺になります。

明治以降船の建造技術や航海技術が発達し四国の玄関口は小松島になったり徳島になったりと目まぐるしく変わりますが、明石海峡大橋の開通で再び鳴門が玄関口の地位を取り戻すことになります。

御朱印はこちらの納経所で。巡礼用品も揃っています。

霊山寺の御朱印です。


神戸行きのバスは鳴門西15時59分発。まだ余裕がありますから大麻比古神社を目指しましょう。

神武天皇年間に創建されたとされ、阿波忌部の氏神ではなかったかとされています。この付近には「大麻」「麻植」など「麻」の付く地名が多く、古代朝廷に麻布を献上してきた歴史があるようです。また忌部氏は粟も植えたためこれが転じて「阿波」になったとも言われています。

先ほどの十輪寺のご住職によると板東が阿波の中心だった時代もあったそうです。阿波忌部氏がここを拠としたのは暴れ川である吉野川の影響が少なく阿讃山地の南にあたり住みやすかったからなのでしょうね。

高松道の脇に見える大きな朱色の鳥居が目印です。

ここから1km近い参道が続きます。重い荷物を持っていると遠い先に感じてしまいます。ようやく社殿が見えてきました。

社殿の手前にあるのが大きな楠のご神木です。樹齢は1,000年以上とされています。福岡の香椎宮にある「綾杉(樹齢は伝承で1,800年)」も気倒されそうなほどのパワーを感じましたが、あの綾杉にも劣らぬ気を感じます。

本殿は1880年に完成したもので1970年に屋根を銅板葺きに改めています。

大麻比古神社の御朱印です。

この次は二番札所なんですがお参りしているとバスに乗り遅れてしまいます。ここで泣く泣く断念です。

鳴門西PAに向かいましょう。


今回の御朱印情報です(御朱印料は特記ない限り300円)。
十輪寺    1種を庫裏で授与。不在時は本堂に書き置きあり。
霊山寺    1種を納経所で授与。納経帳など巡礼用品販売あり。
大麻比古神社 1種を授与所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【予告】3/6~8 鹿児島県奄美市[奄美大島]・日置市移動

2020-02-25 | 移動運用予定
以下の日程で鹿児島県の奄美大島から移動運用を行いますのでご案内します。
この予告は現時点での予定であり、変更することがあります。出発前に改めて最終のご案内を致しますのでよろしくお願いします。


(1)奄美市[奄美大島]移動
(JCC:4623)
 日時:3/6(金)16:00頃~18:00頃
     7(土)07:30頃~09:15頃
 場所:奄美市内からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(2)日置市移動(JCC:4617)
 日時:3/8(日)08:30頃~10:15頃
 場所:日置市内からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)
  
 
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。

・荒天の場合は中止もしくは一部時間帯の運用を取りやめます。

・奄美大島では時間の都合上奄美市以外(瀬戸内町・宇検村など)からのQRVは行いません。
 
・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2/23徳島県鳴門市[高島]移動

2020-02-21 | 移動運用予定
以下の日程で徳島県の高島へ移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。
以下にて最終のご案内とさせて頂きます。2/24に予定していた香川県三豊市[志々島]は中止としましたのでご了承願います。

(1)鳴門市[高島]移動(JCC:3702 JIA:37-106)
 日時:2/23(日)09:45~11:45頃
 場所:高島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・船のダイヤ上運用時間の変更や延長はできません。

・雨天の場合は中止もしくはスケジュールの変更があります。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【速報】西日本ハムフェアは中止

2020-02-21 | シャック便り
3/8(日)に開催予定でした「西日本ハムフェア」は新型コロナウイルスの問題を受け中止となったそうです。

前夜祭も中止と思われますのでご注意ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

移動耳より情報

2020-02-20 | シャック便り
[3代目さるびあ丸&セブンアイランド結の就航日が決定]
三菱下関で建造中の東海汽船の3代目「さるびあ丸」の就航日が6/25(木)と決まりました。

当日は22時30分に神津島行きとして3代目「さるびあ丸」が、同じ時刻に八丈島行きとして2代目「さるびあ丸」が同時出航する予定だそうです。2代目についてはこの日の航海をもって最終となります。

同じく川崎重工業で建造中の「セブンアイランド結」も7/13就航と決まりました。ジェットフォイルの新規建造は25年ぶりとなります。「結」の就航に伴い「虹」が引退となることも決まりました。これに伴い「愛」「友」「大漁」「結」の4隻体制となる見込みです。


[やんばる急行バスとゆいレールが連携へ]
やんばる急行バス・ゆいレール・琉球銀行の3者は相互提携し新たな乗車券を開発することを明らかにしました。

琉球銀行の子会社が開発したスマホ決済で事前購入することにより、運天港~大平発で那覇方面行きのやんばる急行バスに乗車する場合、途中の古島駅前で下車しゆいレールに追加料金なしで乗り換えることを可能にするそうです。

料金は出発地のバス停から那覇空港までのやんばる急行バスの運賃と同額で、古島駅から先は「やんばる急行バスに乗り通す」「ゆいレールに乗り換える」のいずれかを自由に選択できます。ゆいレールについては那覇空港での下車でなくてもOKで、例えば首里駅に向かっても構わないとのこと(ただし下車した駅で前途無効となります)。

やんばる急行バスは那覇市内での慢性的な渋滞に悩まされており、時間帯によっては20分前後の遅れが生じることもあります。このため古島駅でゆいレールに乗り換えることで確実に時間が読めるメリットがあります。

古島駅でゆいレールへの乗り換えは実は私もよく利用しており、面白いやり方だと思います(ちなみに私はゆいレールの乗り放題券を買うことが多いので実質の負担はなし)。


[フェリー粟国が置き換えへ]
那覇の泊港から粟国島を結んでいる「フェリー粟国」が新船に置き換えられることになりました。新船は大分の三浦造船所で建造中で7月にも引き渡しの見込みです。

「フェリー粟国」は2002年に井筒造船所で建造された451t・航海速力17.5ノットの船です。手入れが良いためまだまだ活躍できそうなのですが、渡嘉敷・座間味や久米商船などが相次いでフェリーを新造、粟国だけが取り残されてしまったため船齢18年での引退となりました。


[JTAが1機増備へ]
日本トランスオーシャン航空(JTA)が親会社のJALからボーイング737-800型機1機を譲り受けました。これに伴いJTAの保有機数は13機になります。譲り受けたのは機体番号JA350Jで、2013年にJALエクスプレスが新規で導入、JAL本体との合併でJAL籍になっていました。

このJA350JはJTAの保有する他の12機より世代が古くWiFiをはじめ機内の仕様が異なるのですが、これは改修せず使う見込みだそうです。

JALは昨年国内線用の787-8型機を羽田-伊丹・福岡線に導入、使用していた767-300型機を需要の多い他路線に回したため玉突きで737が余っていました。一方のJTAはインバウンド需要の増加で特に那覇-宮古線が満席続きで需要が逼迫しており増備が必要となっていたのですが、ボーイングが737-800型機の新規発注を受け付けないため移籍という形になったようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深川・向島 下町御朱印巡り②

2020-02-17 | 御朱印めぐり
東京の下町・深川と向島の御朱印巡りの続きです。

森下からは新宿線で住吉へ、さらに半蔵門線に乗り換えると墨田区の押上です。東京スカイツリーのお膝元になります。とうきょうスカイツリー駅がスカイツリーの最寄りだとご存知の方は多いと思いますが、押上駅も最寄りとなります。ちょうど2つの駅に挟まれた形で立地しています。

観光客向けに様々な店が並んでいますが、個人的にオススメしたいのが5階にある「すみだ まち処」です。江戸切子などの職人技が光る逸品からおもちゃまで墨田区で作られた品々が並んでいます。

ここでオススメしたいのが向島三大和菓子です。「言問団子」「長明寺桜餅」そして「志”満ん草餅」がワンストップで買えるのです。しかも少量の箱が置いてあるので食べ比べができちゃいます。いずれ劣らぬ名品ですのでぜひ一度ご賞味を。さらに日曜は国技館名物の「相撲やきとり」も並んでいます。冷めても美味しいと評判のやきとりですのでこちらもオススメです。墨田区の味は超一流ですよ。

#相撲やきとりはJR東京駅の在来線コンコースにある駅弁屋さんでも扱っています。新幹線のお酒の友にぴったりですよ。


スカイツリーを抜けると向島になります。浅草から隅田川を挟んで向こう側が地名の由来で、明治になって花街ができると賑やかになってゆきます。今も「向島芸者」で知られ伝統を守っています。

スカイツリーから言問橋の方へ向かい、小梅小学校の先に三囲神社があります。

創建年は分かっていませんが、江戸時代以前には既にあったようです。祭神は宇迦御魂之命です。鳥居の左奥にライオンの像があります。狛犬ならぬ狛ライオンなんですが、実はこれ今はなき池袋三越にあったライオン像なんです。この三囲神社は「囲」の字が「三井を守る」に通じるとして三井財閥の三井家から守り神として信仰されてきました。三井財閥のルーツは三越の前身・越後屋呉服店ですからライオン像が鎮座している次第です。

境内には三井家の先祖を祀る「顕名霊社」があります。このため今でも三井グループ社長がお参りに来るそうで、三越の各店には三囲神社の分社が祀られているそうです。そういえば京都の下鴨にある旧三井家下鴨別邸も「顕名霊社」にお参りする際の休憩所として建てられたと説明を聞いていたので「あれ?」と思ったのですが、「顕名霊社」は東京と京都の両方にあったそうです。京都の顕名霊社は戦後の財閥解体で別邸もろとも国に接収され、一時は福井に移されたのち三囲神社の顕名霊社に合祀され一本化されたそうです。

地域の鎮守かと思いきや意外な顔を持っているんですね。

三囲神社の御朱印です。


言問橋まで戻ると牛嶋神社があります。

860年に慈覚大師が創建、須佐之男命などが祭神です。かつては隅田公園の北側にあったのですが、1932年に現在地に移転しています。ご覧の通り三輪鳥居という独特の鳥居を持ち、大変立派な社殿を持っています。

総檜づくりだそうで、ぜひじっくり観賞して欲しいです。

牛嶋神社の御朱印です。


ここでちょうどお昼です。牛嶋神社のすぐ近くに「言問 やぶ」があります。「藪そば」ののれん分けではないかと思いますので行ってみましょう。

小さなお店でお値段は良心的。親子丼とのセットで870円です。

おお、いい感じ。そば屋の親子丼ですし、東京らしい濃いめの鰹だしがきいたそばつゆです。そばは太さを変えて切ってある乱切りで食感のバリエーションを付けています。乱切りは最近立ち食いの「富士そば」も取り入れていますよね。分量もちょうどで満足でした。

この界隈はスカイツリーができても変わらなかったのですね。あまりにも賑やかになりすぎた浅草を見ていたらこれで良かったのでしょうね。

あと少し時間が残っています。とうきょうスカイツリー駅から浅草へ、さらに上野広小路に向かいます。湯島天神に向かいましょう。

東京を代表する天神社で、458年に天之手力雄命を祀る神社として創建したとされ、のち1355年に菅原道真を合祀したとされています。1355年が実質的な創建年ではないかと言われていますが詳細は不明です。江戸時代には谷中の感応寺・目黒不動とともに富くじが許され大いに賑わったそうです。

現在の社殿は1995年に建て替えられたものです。さすがに参拝者が多くてごった返しています。

絵馬もすごいことになっています。

湯島天神の御朱印です。

この先を進むと神田明神ですが、今は書き置きのみの対応となっていますし、そろそろ時間ですので羽田空港に戻りましょうか。


今回の御朱印情報です(御朱印料は特記ない限り300円)。
徳大寺   2種を本堂内で授与。500円。オリジナル御朱印帳あり。
深川不動堂 3種を朱印所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
永代寺   1種を本堂で授与。
深川神明宮 1種を社務所で授与。500円。
三囲神社  1種を社務所で授与。400円。
牛嶋神社  1種を社務所で授与。
湯島天神  3種を社務所で授与。筆書きは500円。オリジナル御朱印帳あり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深川・向島 下町御朱印巡り①

2020-02-16 | 御朱印めぐり
東京の御朱印巡りシリーズ、今回は隅田川の東岸にある江東区の深川から墨田区の向島を目指してみましょう。

深川は江東区の一部で、江戸時代になると開発が進み江戸の街の膨張に伴いその中に組み込まれてゆきます。その名が示すとおり水運が利用できることから木場が設けられ材木商などが集まるようになります。1878年に成立した旧東京15区の中に「深川区」が入っており早くから都市化が進みました。江戸三大祭りの一つ「深川八幡祭り」や「辰巳芸者」でも知られる下町色の濃いエリアです。


スタートの前に前日回ったアメ横の徳大寺から。「下谷の摩利支天」として親しまれています。1階は「仁木の菓子 ビッグ館」があります。

日蓮宗のお寺で創建ははっきりしませんが、1705年に摩利支天像が安置されると「厄をはらい勝ちを招く」と人気を呼び多くの参拝者を集めるようになります。東京大空襲により本堂を焼失、1964年に現在の形で再建されました。

「威光殿」の扁額は吉田茂の筆だそうです。

徳大寺は日蓮宗のお寺ですので御朱印のほか御首題も頂けます。もちろん御首題でお願いしました。都内でも屈指の入りやすく御首題を頂けやすいお寺じゃないかと思います。


それでは門前仲町からスタートしましょう。東京メトロ東西線と都営大江戸線が交わる場所で通勤に便利になりました。

門前仲町はその名の通り富岡八幡宮などの門前町として栄えてきました。富岡八幡宮は例の件で今回は自粛しましょう。

賑やかな通りを少し歩くと「成田山」のアーチがあります。この突き当たりに深川不動堂があります。

深川不動堂は成田山新勝寺の東京別院です。江戸時代に歌舞伎界の大看板・市川團十郎が不動明王の芝居を行ったことで成田山の人気が高まります。現在も市川宗家は成田山で豆まきをするなど縁が深いのですが、これは初代團十郎が成田山に世継ぎ誕生の祈願をしたところ見事に産まれたことに因むそうです。逆に成田山側も團十郎人気にあやかり出開帳を何度か開いていました。

江戸での出開帳会場だったのが富岡八幡宮の別当寺であった永代寺でしたが明治の神仏分離で永代寺は廃寺となり跡地は深川公園となります。しかしながら成田山の人気が高く、東京府から深川公園の一部を借りる形で1881年に成田山の別院が開かれます。これが深川不動堂の始まりです。

ということで本家と同じく真言宗智山派に属し、不動明王を本尊としています。人気が高いだけに境内も立派で多くの参詣者で賑わっています。

深川不動堂の御朱印です。成田山の別院や分院は未紹介分を含めこれで札幌・東京・横浜・名古屋で御朱印を頂いています。どこも賑わっており御朱印を頂きやすいので初心者の方にもオススメできますよ。


それでは永代寺はどうなったのでしょうか?実は不動堂への道すがらに残っています。

1624年に創建された真言宗のお寺で、この付近が「永代島」という川の中州だったことに因むようです。江戸時代には富岡八幡宮の別当寺として栄え、門前仲町という名前は本来は「永代寺の門前」を意味するものだったようです。

先述の通り廃仏毀釈と神仏分離により廃寺となりますが、1896年に永代寺の塔頭・吉祥院が永代寺の寺格を引き継ぎ再興、現在に至ります。本尊は歓喜天です。こういった経緯のため随分小さなお寺となっています。

ところが本堂には「納経所」の札が。ダメ元で入ってみるとご住職が御朱印を書かれていました。御朱印を頂けるようです。成田山と立場が逆転してしまいましたがどっこい歴史をつないでいるところが面白いですね。

永代寺の御朱印です。御府内八十八ヶ所巡りの68番になっているようです。


順調なのは何より。大江戸線で2つ先の森下に向かいましょう。

森下は都営新宿線と大江戸線が交わっており、この付近も深川になります。

森下はカレーパンの街として知られています。「カトレア」というパン屋さんが元祖を名乗っていますが本日はお休みです。

カトレアの至近に深川神明宮があります。

江戸のはじめにこの地を開墾した深川八郎右衛門が伊勢神宮の分霊を祀ったのが始まりです。深川の地名はこの八郎右衛門に因み、当時名前のない三角州だったこの地に「深川」と名付けたのは徳川家康だったそうです。

現在は幼稚園も経営しており、敷地の半分は幼稚園となっています。

深川神明宮の御朱印です。神職の方がすんごい美人さんでした。

「カトレア」はお休みでしたが「シャルマン」へ。こちらにもカレーパンがありますが、森下のもう一つの名物「たまごロール」を買いましょう。玉子をたっぷり使ったロールケーキで、ふわふわとした食感が自慢です。シンプルだからこそ美味しいんだと分かります。


前半はここまで。後半は向島に行ってみましょう。御朱印情報は②のラストでまとめてご案内します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする