[ぱいぱてぃろーまが瀬戸内クラフトに入渠か]
元波照間海運の高速船「ぱいぱてぃろーま」が広島の瀬戸内クラフトに入渠しているのが確認されたようです。
(画像は波照間港でのぱいぱてぃろーま 今となっては貴重な1枚になりました)
ぱいぱてぃろーまは大阪の三保造船所で建造された双胴高速船です。2010年8月に石垣-波照間間に就航し波の高いこの海域で就航率の確保に貢献してきましたが、波照間海運への補助金が打ち切られたことから会社が運航を続けることができなくなり2011年12月以降定期運航に入っていません。その後波照間海運は全事業を休止しています。
その後大阪の三保造船所に戻されたようですが、今年に入って三保造船所が破産。実稼働僅か1年4ヶ月、関わった会社2社が事業停止に追い込まれるという悲劇の船で動向が気になっていました。
瀬戸内クラフトは広島県の尾道にある軽合金製小型船を得意とした造船所で、中古船の斡旋も行っています。既に第二の働き場が見つかったのか、これから探すことになるのかは不明です。優秀な船でしたので何とか再就航を果たして欲しいと思います。
[那覇市内の観光周遊バスが運転開始予定]
那覇市内の観光スポットを回る那覇市内観光周遊バス「ゆいゆい号」が運転されるそうです。詳細はこちら。
ここのところ電気バスの試験運行など那覇市内のバスで観光客をレンタカーから公共交通機関へとシフトさせて環境保護と渋滞の軽減を狙った様々な取り組みが行われており、その一環だろうと思われます。
国際通り・識名園・首里城公園・おもろまちなど観光客の行きそうなスポットはほぼカバーしているようです。1日25便程度を予定しており、そのうち10便程度は観光ガイドが車窓案内をしながら回るとのことです。
運賃は1乗車220円で那覇市内共通運賃と同額です。おもろまちを除けば那覇バスの14番がほぼ近いルートを走っており、14番も本数が多いことからあえて運転する必要があるのかなぁと言う気もしますが上手く使うとレンタカー代や駐車料金の節約になりますので活用してみるといいと思います。
[全日空国際線で無料手荷物のルール変更]
全日空の国際線エコノミークラスで無料で預かってもらえる手荷物のルールが変更されます。6/1発券分から変更されるそうです。
無料で預かることのできる手荷物の個数が2個から1個になり、1個あたりのサイズも3辺の和203cmから158cmに小さくなります。荷物のサイズは全クラス共通して適用されます。
今回の変更はルフトハンザなどスターアライアンス各社と統一するため、とのことですが、大幅な改悪であり、大型のスーツケース等は1個目から別料金となる可能性があります。同社便で旅行をされる際は荷物のサイズにご注意ください。特にPediで全日空便をお考えの方はアンテナ+機材で最低でも荷物が2個となりますので、超過料金が避けられないと思われます。
なお、JALの国際線は従来通り2個までで3辺の和も203cmから変更がないそうです。LCCを使うときも同様ですが、手荷物の預かり料金などTCO(トータルコスト)を勘案して航空会社を選択すべき時代に来たようですね。