ハムフェア2014のご紹介の2回目はクラブ展示です。
いつも通り販売のできない純粋展示と販売のできる一般展示があり、一応ゾーン分けしているんですが少々分かりにくいです。
リチウムイオン電池研究会のブースです。FT-817用のリチウムイオンバッテリを販売していました。容量は10AHで重量は700gと軽量、DC-DCコンバータを内蔵しFT-817で5Wを出し続けることができるそうです。回路構成上817単体を動かし続けるには理想的である一方、HL-45Bを動かすような設計にはなっていないようです。私はHL-45Bが使えれば少々の電圧変動は構わない、というスタンスなのでコンセプトは少し違うかなぁと思います。
気になるのは飛行機への持ち込みで、聞いてみたところ「持ち込めると思いますが」との回答でしたが・・・持ち込みに制限のないNiMHを使っている私ですら時に保安検査で苦労するので、その辺がよく分かっていないユーザーさんが買ったときに大丈夫かなぁとは思います。
ご存知の通り私は同じ容量のバッテリをNiMHで組んで活用している訳ですが、自作・メーカー品によらずこういうバッテリがあると便利だと思います。ちなみにお値段は充電器付きで4.2万円だそうです。
じゃぱんひなたぼっこの会のブースです。今年いっぱいが有効期限の「ぷちアワード」のところですね。来年からは「ミドル」とある通り新しいアワードを展開するようです。これは後日掘り下げてご紹介します。
QRPの里のブースです。面白そうなQRPリグの紹介パネルでしたが、実機がなく残念でした。コンパクトで使えるリグなら面白いと思います。
このほか写真が撮れなかったのですが、ソリッドステートのHF帯用200Wリニアを展示していたクラブもありました。東京ハイパワーが倒産してしまい、リニアアンプのメーカーがほぼなくなってしまったのでぜひ頑張って欲しいです。HL-45Bのコンセプトを引き継ぐ出力30W前後のリニアで低消費電力&対応電圧の広いコンパクトなものがあれば買いたいです。
純粋展示では往年のCB機(いわゆる違法機)の展示、自作機での50MHzAMで有名なJR8DAG局の自作リグ展示などが興味を引きました。
次回はジャンクを中心にした販売品&実際に購入した戦利品についてご紹介し締めとしたいと思います。