4/22(土)福岡市内→壱岐→長島→大島→壱岐→福岡市内
今日は長崎県壱岐市の渡良三島です。
渡良三島とは壱岐郷ノ浦の渡良浦沖にある原島・長島・大島の総称です。壱岐には属島がいくつかありますが、現在人が住んでいるのはこの3島のみです。いずれも漁業が主産業です。
渡良三島へは郷ノ浦港から市営フェリー「みしま」が1日4往復あります。また長島と大島は珊瑚大橋という橋で架橋されており、自由に行き来できます。
以前50MHzでもQRVしたことのある岳ノ辻から渡良三島はこんな感じで見えます。
離島のさらに離島になる渡良三島からのQRVは非常に少なく、いつもお世話になっている地元のJA6CPD 堀川OMもQSOできていない島があるとのことです。このため堀川OMが未交信となっている大島+もう1島を回ることとし、珊瑚大橋で船の時間と関係なく大島と行き来できる長島に決めました。
郷ノ浦(11:20発)→長島(12:00着) ※長島滞在時間約2時間
長島 (13:50頃)→大島(14:00頃) ※大島滞在時間約2時間
大島 (16:00頃)→長島(16:11発)→郷ノ浦(16:50着)
やや短めながら時間は確保できそうです。
博多からはまず九州郵船で郷ノ浦に行く必要があります。フェリーみしまの出航時刻は11時20分。これに間に合う船は博多発8時のジェット船になります。
西鉄バスで博多埠頭に到着。ターミナルビルの商業施設はお客が少ないのかコロコロと店が変わっています。陶器屋さんや壱岐の案内所などが閉店しパン屋さんやロシアンクレープ店になっていました。
今日のジェット船はヴィーナスです。オフシーズンのためお客は少なめ。関門海運のバンカー船が横付けされ燃料を補給していました。
今朝の予報だと玄界灘の波の高さは1m。これなら小呂島でも楽勝かも、と思っていたら玄界灘は強烈なうねりがあります。ジェットフォイルは船体が海面から浮き上がるのでうねりの影響がほとんどなく快適ですが、「ニューおろしま」では船酔い確定でしょうね。小呂島はリクエストがあれば行きますが今はリクエストを預かってないためお休み中です。比較的海が穏やかな4~10月までに限られますから早めのリクエストをお願いします。
9時10分に郷ノ浦港到着。次の「フェリーみしま」は11時20分発で2時間ほどあります。
地元のJA6CPD 堀川OMがお待ちでした。「壱岐の公園アワード対象スポットから出た局が誰もいないので空いた時間でどうですか」とのアドバイスを頂きました。大谷公園というところです。
アンテナを立てて10時前にスタート。でもバンド内を聞いてみると僅かしか局が聞こえてきません。7エリアなど遠くは聞こえるものの近くが全くダメですし、お呼び頂く局はFBな設備をお持ちの方ばかりです。今日もこんな状態みたいですね・・・私も期待したのですが残念でした。
10時40分で終了。大谷公園からは13局でした。
CPD局に途中郷ノ浦のスーパーに立ち寄って頂きお弁当を買いました。買ったお弁当は船内で食べたいと思います。
郷ノ浦の市営フェリー乗り場に到着。船は「フェリーみしま」。2003年に長崎市の井筒造船所で建造された102t・航海速力10.8ノットの小型フェリーです。この航路はかつて九州郵船が運航していたそうですが、赤字に耐えきれず郷ノ浦町営→壱岐市営に移管されています。現在は1日4往復で郷ノ浦-渡良浦(壱岐本島)-原島-長島-大島の順で大島までは50分かかります。土曜日のみ2便目の郷ノ浦出航時刻が11時から11時20分に繰り下げられており、恐らく通学生の利便を図ったのでしょうね。20分ロスしてしまいますが致し方ないところです。
乗船券は待合所内で売っています。郷ノ浦からはどの島で降りても同じ船賃です。今回は珊瑚大橋を使った長島と大島のハシゴですから、渡船場が珊瑚大橋に近い長島で降りる予定にしています。船員さんに乗船券を渡すのですが、帰り便を申告したら「往復の乗船券を預かっておくよ」とのこと。島民の顔は知っているでしょうし島外の客も少ないからいちいち乗船券を確認しなくても事足りるのでしょうね。
フェリーみしまが郷ノ浦を出航しました。客室内は座席だけのシンプルなもので、デッキにあるベンチで弁当にします。幸い揺れはほとんどありません。
お弁当はこちら。380円の日替わり弁当で本日はチャーハン弁当です。店内調理のようでまだ少し暖かかったです。いい感じです。
弁当を食べ終えたら渡良浦に到着。現在渡良三島には中学校はなく、この渡良浦から郷ノ浦中学校までスクールバスに乗り継いで通学しているそうです。6人のお客さんが乗り込みました。
10数分かけて原島に到着。民家は見えず、高い壁のような防風柵に囲まれた港に入港します。
こんながっちりした柵が必要なほど冬の季節風が強いのでしょうね。時間の都合で今回原島からはQRVできません。
原島から10分ほどで長島が近づいてきました。珊瑚大橋が見えています。
長島で下船しましょう。12時ちょうどに到着しました。帰りの船は長島16時11分発ですからトータルで4時間少々時間を確保できます。
長島は人口約150人。集落は港付近にあります。港から珊瑚大橋方面に行くとちょうどいい具合にアンテナを張れそうな場所があります。どうせ後で珊瑚大橋を渡るため好都合です。
7MHzのダイポールを張って12時15分にスタート。バンドを聞いていると昨日よりは聞こえている局が多い感じです。7110~7120kHz台がOTHでやられて使えず7130kHz台でのQRVとなりました。
Condxは昨日や午前中よりはましで、3~5エリアなどからのコールもあります。スタート30分で33局。良かったです。
「長島初めてです」という方が多いです。堀川OMによるとJIAアワードでおなじみ対馬のJF6OID 庄司OMが過去2回QRVされているくらいだそうです。
珊瑚大橋を通る車は15分に1台くらいと僅かだけ。橋をよく見ると送電線や水道管が通っており、これらを海中に埋設するよりも経済的だったのでしょうね。途中からは6エリア本土も開いてきましたし、8エリアからも3局から呼ばれAJD完成です。有り難いです。
予定時間の13時25分となりました。長島を終了し大島に行ってみたいと思います。アンテナを片付けました。長島からは61局でした。バッテリはまだ十分残っています。
続きます。
今日は長崎県壱岐市の渡良三島です。
渡良三島とは壱岐郷ノ浦の渡良浦沖にある原島・長島・大島の総称です。壱岐には属島がいくつかありますが、現在人が住んでいるのはこの3島のみです。いずれも漁業が主産業です。
渡良三島へは郷ノ浦港から市営フェリー「みしま」が1日4往復あります。また長島と大島は珊瑚大橋という橋で架橋されており、自由に行き来できます。
以前50MHzでもQRVしたことのある岳ノ辻から渡良三島はこんな感じで見えます。
離島のさらに離島になる渡良三島からのQRVは非常に少なく、いつもお世話になっている地元のJA6CPD 堀川OMもQSOできていない島があるとのことです。このため堀川OMが未交信となっている大島+もう1島を回ることとし、珊瑚大橋で船の時間と関係なく大島と行き来できる長島に決めました。
郷ノ浦(11:20発)→長島(12:00着) ※長島滞在時間約2時間
長島 (13:50頃)→大島(14:00頃) ※大島滞在時間約2時間
大島 (16:00頃)→長島(16:11発)→郷ノ浦(16:50着)
やや短めながら時間は確保できそうです。
博多からはまず九州郵船で郷ノ浦に行く必要があります。フェリーみしまの出航時刻は11時20分。これに間に合う船は博多発8時のジェット船になります。
西鉄バスで博多埠頭に到着。ターミナルビルの商業施設はお客が少ないのかコロコロと店が変わっています。陶器屋さんや壱岐の案内所などが閉店しパン屋さんやロシアンクレープ店になっていました。
今日のジェット船はヴィーナスです。オフシーズンのためお客は少なめ。関門海運のバンカー船が横付けされ燃料を補給していました。
今朝の予報だと玄界灘の波の高さは1m。これなら小呂島でも楽勝かも、と思っていたら玄界灘は強烈なうねりがあります。ジェットフォイルは船体が海面から浮き上がるのでうねりの影響がほとんどなく快適ですが、「ニューおろしま」では船酔い確定でしょうね。小呂島はリクエストがあれば行きますが今はリクエストを預かってないためお休み中です。比較的海が穏やかな4~10月までに限られますから早めのリクエストをお願いします。
9時10分に郷ノ浦港到着。次の「フェリーみしま」は11時20分発で2時間ほどあります。
地元のJA6CPD 堀川OMがお待ちでした。「壱岐の公園アワード対象スポットから出た局が誰もいないので空いた時間でどうですか」とのアドバイスを頂きました。大谷公園というところです。
アンテナを立てて10時前にスタート。でもバンド内を聞いてみると僅かしか局が聞こえてきません。7エリアなど遠くは聞こえるものの近くが全くダメですし、お呼び頂く局はFBな設備をお持ちの方ばかりです。今日もこんな状態みたいですね・・・私も期待したのですが残念でした。
10時40分で終了。大谷公園からは13局でした。
CPD局に途中郷ノ浦のスーパーに立ち寄って頂きお弁当を買いました。買ったお弁当は船内で食べたいと思います。
郷ノ浦の市営フェリー乗り場に到着。船は「フェリーみしま」。2003年に長崎市の井筒造船所で建造された102t・航海速力10.8ノットの小型フェリーです。この航路はかつて九州郵船が運航していたそうですが、赤字に耐えきれず郷ノ浦町営→壱岐市営に移管されています。現在は1日4往復で郷ノ浦-渡良浦(壱岐本島)-原島-長島-大島の順で大島までは50分かかります。土曜日のみ2便目の郷ノ浦出航時刻が11時から11時20分に繰り下げられており、恐らく通学生の利便を図ったのでしょうね。20分ロスしてしまいますが致し方ないところです。
乗船券は待合所内で売っています。郷ノ浦からはどの島で降りても同じ船賃です。今回は珊瑚大橋を使った長島と大島のハシゴですから、渡船場が珊瑚大橋に近い長島で降りる予定にしています。船員さんに乗船券を渡すのですが、帰り便を申告したら「往復の乗船券を預かっておくよ」とのこと。島民の顔は知っているでしょうし島外の客も少ないからいちいち乗船券を確認しなくても事足りるのでしょうね。
フェリーみしまが郷ノ浦を出航しました。客室内は座席だけのシンプルなもので、デッキにあるベンチで弁当にします。幸い揺れはほとんどありません。
お弁当はこちら。380円の日替わり弁当で本日はチャーハン弁当です。店内調理のようでまだ少し暖かかったです。いい感じです。
弁当を食べ終えたら渡良浦に到着。現在渡良三島には中学校はなく、この渡良浦から郷ノ浦中学校までスクールバスに乗り継いで通学しているそうです。6人のお客さんが乗り込みました。
10数分かけて原島に到着。民家は見えず、高い壁のような防風柵に囲まれた港に入港します。
こんながっちりした柵が必要なほど冬の季節風が強いのでしょうね。時間の都合で今回原島からはQRVできません。
原島から10分ほどで長島が近づいてきました。珊瑚大橋が見えています。
長島で下船しましょう。12時ちょうどに到着しました。帰りの船は長島16時11分発ですからトータルで4時間少々時間を確保できます。
長島は人口約150人。集落は港付近にあります。港から珊瑚大橋方面に行くとちょうどいい具合にアンテナを張れそうな場所があります。どうせ後で珊瑚大橋を渡るため好都合です。
7MHzのダイポールを張って12時15分にスタート。バンドを聞いていると昨日よりは聞こえている局が多い感じです。7110~7120kHz台がOTHでやられて使えず7130kHz台でのQRVとなりました。
Condxは昨日や午前中よりはましで、3~5エリアなどからのコールもあります。スタート30分で33局。良かったです。
「長島初めてです」という方が多いです。堀川OMによるとJIAアワードでおなじみ対馬のJF6OID 庄司OMが過去2回QRVされているくらいだそうです。
珊瑚大橋を通る車は15分に1台くらいと僅かだけ。橋をよく見ると送電線や水道管が通っており、これらを海中に埋設するよりも経済的だったのでしょうね。途中からは6エリア本土も開いてきましたし、8エリアからも3局から呼ばれAJD完成です。有り難いです。
予定時間の13時25分となりました。長島を終了し大島に行ってみたいと思います。アンテナを片付けました。長島からは61局でした。バッテリはまだ十分残っています。
続きます。