JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

種子島移動運用メモ

2014-07-10 | シャック便り

種子島移動運用メモ

[種子島]
種子島は大隅半島の沖にある島です。離島としての大きさは日本で10位ですが、お隣の屋久島と比べると平坦で最高点でも標高280m前後です。

南北に細長い形をしており、北から西之表市、熊毛郡中種子町、南種子町に分かれています。合わせた人口は約3.3万人です。島の中心は西之表市の西之表港付近で、付近には熊毛支庁などの主要な行政機関や商業施設が集まっています。しかしながら人口は市制施行時の約半分まで減っており珍市として知られています。

温暖で平地が多いことから農業がさかんで、サツマイモやサトウキビ、お茶の栽培などが行われています。このほかトビウオ漁を中心とした漁業、ロケット発射場関連の仕事も重要な産業となっています。

種子島には旧石器時代から人が住んでいることが確認されており、戦国時代の戦い方を変えた鉄砲伝来の地として知られるほか、ロケットの発射基地もあるなど時代の先端を見てきた島でもあります。

 

属島として馬毛島があります。西之表市に属しており戦後一時は入植者がいましたが、土地がやせて農業に不向きだったことから島を離れる人が相次ぎ無人島となりました。その後とある企業が民有地の大半を買い取り所有しています。このような事情から馬毛島への渡島は困難です。

 
[島内での運用]
島内各所で可能です。1市2町のいずれからQRVするかはニーズを考えながらになりそうです。

 
[島へのアクセス]
鹿児島港からのフェリーとジェット船、鹿児島空港からの空路があります。フェリーもありますから車を持ち込むことは可能です。ジェット船は種子屋久高速船、空路は日本エアコミューターにお問い合わせください。西之表港は整備された港ですので台風などの場合を除けば欠航が少ないとのことです。種子島空港は山間部にあり、霧が発生しやすいため梅雨の時期などには視界不良で欠航することがあります。

船は「九州のりものinfo」、飛行機はJALのサイトで最新の運航状況が確認できます。

 
[島内でのアクセス]
路線バス・タクシー・レンタカー・レンタルバイクがあります。

路線バスは大和バスによる西之表港-中種子方面、種子島空港-西之表・中種子方面の便があります。これらは高速船や飛行機の発着に合わせて運行されています。このほか西之表市内ではコミュニティバスがあります。

 
[宿泊施設]
西之表市内を中心にホテルから民宿まで多数あります。ただロケットの打ち上げ予定日や島の祭礼の日などは満室となることもありますから早めの予約がベターです。

 
[島内の店]
西之表の中心部には飲食店が多数あります。居酒屋もありますので夜食も大丈夫です。商店も西之表に3軒大型スーパーがあるなど便利です。24時間営業のお店は西之表にコンビニのエブリワン、ファミレスのジョイフルがあります。

一方で郊外に行きますと商店や飲食店の数が少なく、営業時間も短めですからご注意ください。

 
[注意点]
西之表から南種子方面は意外と距離があります(西之表港~宇宙センターは約50km)。途中商店やガソリンスタンドなどのない区間もありますからご注意ください。

 
[おみやげ]
甘さが自慢の安納芋やその加工品、海産品や焼酎など。港や空港の売店、スーパーで手に入ります。

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与那国島移動運用メモ

2014-07-09 | シャック便り

与那国島移動運用メモ

[八重山郡与那国町]
与那国島は八重山郡与那国町に属し、日本最西端の島です。島の周囲を海流が流れていることから波の荒い日が多く、古くは「渡難(どなん)の島」と呼ばれていました。

与那国町の現在の人口は約1,600人です。町制を敷くには非常に少ない人口ですが、これは終戦直後に与那国島を介した台湾と沖縄との密貿易が活発に行われ、中継地となった与那国の人口が大きく増えたためです。その後密貿易が行われなくなると与那国の人口は大きく減ったとされています。

現在は与那国馬などの畜産、長命草やサトウキビなどの農業、カジキ漁を中心とした漁業が中心の島です。ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地となり、現在も診療所のセットが残されています。

 
島内には役場のある祖納・定期船の発着する久部良・Dr.コトー診療所のセットが残る比川の3つの集落があります。ただし住所はいずれも与那国町与那国○○○番地となります。見分け方が難しいので問い合わせの際はどの集落か確認しておくべきです。

現在与那国からHFにQRVしているアマチュア局はいないのではないかとのことでした。

 
[島内での運用]
公園や宿などが候補になります。

 
[島へのアクセス]
那覇空港または石垣空港から与那国空港までRACのプロペラ機があります。現在は那覇からが毎日1往復、石垣からが毎日3往復です。

那覇発の直航便は早朝のため本土からの便では当日の乗り継ぎができません。石垣経由の場合でも那覇からの直航便とほぼ同じ運賃になる割引制度があります。詳しくはJALの国内線予約にお問い合わせ下さい。

このほか福山海運のフェリーが石垣港から久部良まで週2便出ています。かなり揺れること、船内の清掃が行き届いていないとの情報もありあまりお勧めできません。与那国側の発着港は久部良ですが、まれに祖納になる場合もあります。欠航する場合もあるため必ず当日福山海運に問い合わせた上でご利用ください。

 
[島内でのアクセス]
集落間を結ぶ路線バスがあります。空港でも乗降できるそうです。無料なのですが特に比川経由便は本数が少ないためご注意ください。タクシーは台数が少ないため予約がベターです。バスとタクシーのお問い合わせは最西端観光まで。

このほかレンタカーやレンタルバイク、レンタサイクルがあります。

 
[宿泊施設]
各集落にあります。民宿からホテルまで様々です。ほとんどの宿で与那国空港への送迎をやっています。

 
[島内の店]
各集落にあります。祖納にはスーパーをはじめパン屋などもあります。逆に比川は集落が小さく共同売店などわずかしかありません。食堂も各集落や空港にあり、夜間も数が少ないながら居酒屋が営業しています。

 
[注意点]
与那国島にはハブはいません。

島内の道路には4カ所に「テキサスゲート」という溝が切られています。牛や馬はこのテキサスゲートを通れないため牧場から逃げ出せないそうです。バイクや自転車ですと滑って転ぶ可能性があるため通行にご注意ください。

 
[おみやげ]
花酒などの泡盛、与那国織、かまぼこ、クバ餅など。近年は観光客相手の雑貨店がいくつかできたほか、空港の売店でも買うことができます。空港の売店は飛行機の発着時間前後のみ営業しています。

花酒は泡盛の蒸留の際に最初に出てくる度数の高い部分(初留)だけを集めたもので、60度とアルコール度数が高いものです。このため税法上は焼酎類ではなくスピリッツとなるそうです。近年は沖縄本島の業者も特例で出荷していますが、以前は与那国でだけ認められていたものでした。

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【予告】7/19~21福岡県大川市・宗像市地島ほか移動

2014-07-08 | 移動運用予定

以下の日程で福岡県から移動運用を行いますのでご案内します。
この予告は現時点での予定であり、変更することがあります。出発前に改めて最終のご案内を致しますのでよろしくお願いします。
 
(1)大川市移動(JCC:4017)
 日時:7/19(土)10:30~12:00頃
 場所:大川市内からQRVの予定です。
 バンド:18/21/50MHz帯(SSB) 50MHzのFM/AMはリクエストがあればQRV
  
(2)宗像市[地島]移動(JCC:4026 JIA:40-108 )
 日時:7/20(日)10:30~14:00頃
 場所:地島らQRVの予定です。
 バンド:18/21/50MHz帯(SSB) 50MHzのFM/AMはリクエストがあればQRV
 
(3)小郡市移動(JCC:4022)
 日時:7/21(祝)09:30~11:30頃
 場所:小郡市内からQRVの予定です。※都合により筑紫野市に変更の場合あり
 バンド:18/21/50MHz帯(SSB) 50MHzのFM/AMはリクエストがあればQRV
 
 
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。

・荒天の場合は中止もしくは一部時間帯の運用を取りやめます。

・50MHzがオープンした場合は50MHzを優先とさせて頂きます。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@jf4cad]です。

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東京都が伊豆大島への宿泊に割引を実施

2014-07-07 | シャック便り

昨年の大水害で大きな被害が出た伊豆大島(東京都大島町)の観光を支援するため、東京都が大島への宿泊者に対し補助金を出すことを決めました。詳細はこちら

 

対象となるのはは7/19(土)~来年3/30(月)までの宿泊で、1人1泊につき3,000円・2泊まで補助されます。補助を受けるには当日大島観光協会に申請書を提出し、引き替えに割引券を受け取る形になります。

都民以外の観光客でも割引を受けられますが、旅行サイト等で宿泊代を決済した場合には割引が受けられません。必ず現地決済となるようにしてください。また、一部適用を受けられない宿泊先もあるようですので事前に観光協会または宿泊予定先にお問い合わせください。

 

大島町でも以下の2つの補助を行っており、それぞれ都による宿泊割引と併用できますのでご活用ください。

(1)観光復興商品券

伊豆大島で宿泊する旅行者に対し1人1,000円分の観光復興商品券を補助。期間は7/19(土)~8/31(日)宿泊分まで。宿泊先で宿泊証明書を受け取り、大島観光協会で商品券を受け取ってください。

(2)搭乗率向上対策商品券

全日空の羽田発大島行き1843便で来島した観光客に2,000円分の商品券と公共施設の半額割引カードを補助。大島空港の手荷物受け取り所を出たところで受け取れます。帰りを東海汽船のジェット船とした日帰り旅行でも補助されます。期間は7/19(土)~9/30(火)まで。

 

大島の観光客は災害以降元に戻っておらず、かきいれ時の夏場も例年ほどの予約状況になっていないそうです(東京コンテストに合わせて大島に行きましたが繁忙期なのに乗船券が簡単に取れました)。

また、全日空の大島便は今年夏ダイヤ(10/25まで)では1日1往復の運航が決まっているものの、11月からの冬ダイヤでは存続が決まっておらず厳しい状態だそうです。直近で発表されている2014年4月の利用実績ですと搭乗率は10.3%と惨憺たる状態で(もちろん全路線中最下位)、八丈島の41.1%にも遠く及ばない状態です。東海汽船のジェット船に押されていること、マイル目的の修行僧を排除する全日空のルール改悪などもあって非常に厳しい状態です。

今回の補助をフィールドデーコンテストなどでぜひご活用ください。

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7/6 大阪府茨木市移動

2014-07-04 | 移動運用予定

6m and Downコンテストにあわせて大阪府茨木市(JCC 2513)に移動します。

 

日時:7/6(日) 午前8時頃~午後3時頃まで

    バッテリ運用のため日曜のみになります。

場所:大阪府茨木市 竜王山からQRVの予定です。

    小雨決行ですがまとまった雨の場合は中止します。

バンド:50/144/430/1200MHz帯(50/144はSSB中心、430/1200はFM中心)

    今回50MHzのアンテナは3エレです。

    1295.00MHz常時ワッチしています。何かありましたらお呼びください。

 

※当局の移動運用についてはこちらもご覧下さい。

※QSLカードについてはこちらをご覧下さい。

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7月分QSL発送しました

2014-07-03 | QSL発送情報

7月のQSLをビューロー宛発送しました。
・5/23~24の沖縄県八重山郡与那国町移動の約半分
・5/26の沖縄県沖縄市移動のうち50MHzの分
・6/6の北九州市小倉北区馬島移動の全て
・6/7の福岡県八女郡広川町移動の全て
・6/8の福岡県糟屋郡須恵町移動の全て
・6/14の大阪府泉北郡忠岡町移動の全て
を発送しました。
 
しかしながら、以下のQSLは送りきれず未発送となっています。
・5/23~24の沖縄県八重山郡与那国町移動の約半分
・5/25の沖縄県国頭郡伊江村移動の全て
・6/21~22の鹿児島県西之表市移動の全て
・6/29の大阪府泉南郡田尻町移動の全て

 
順次作成し発送していますのでご理解頂きますようお願いします。

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移動耳より情報

2014-07-02 | シャック便り

[ジャンボフェリーが徒歩乗船客の予約を受け付け]
神戸-高松間のジャンボフェリーが徒歩乗船客の予約を受け付けることになりました。

対象となるのは乗船客が特に多いと予想される以下の便のみです。
神戸発:8/12~14 01:00, 08:00, 11:15発
     8/23    01:00発
高松発:8/15~17 14:30, 16:30発

予約は7/1からネットまたは電話で受け付けています。

なお、この予約は座席の確約ではありません。座席の確約をご希望の方は「うどん県シート」または「個室(午前1時の便のみ)」の予約が必要です。うどん県シート・個室の予約は有料ですのでご注意ください。

 
[かめりあ丸は瀬戸田へ]
引退した東海汽船の「かめりあ丸」は現在内海造船の瀬戸田工場に繋留されているようです。今後インドネシアで第二の人生を送る予定とのことです。

 

[阪九フェリーが2隻を新造]
阪神-新門司間の阪九フェリーが2015年1月と4月にそれぞれ1隻ずつ、合計2隻の船を新造します。

現在のところ詳細は公開されていませんが、神戸-新門司間に就航している「フェリーせっつ」「フェリーすおう」の2隻が置き換えられるものと思われます。

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【謹告】ブログ移転のご案内(1回目)

2014-07-01 | シャック便り

現在使用していますOCNの「ブログ人」は今年11月末をもってサービス終了となります。このため当ブログを移転することになりました。

 

例年11月に出かけている秋の沖縄移動が今年は10月半ばになる予定ですので、現在のところ11月に入ってから移転作業を行う予定にしています。サービス終了日以降当面の間は新ブログへのリダイレクト(自動QSY)が設定されるとのことですが、移転後はブックマークをお早めにご変更頂けましたらと思います。

OCNからは「gooブログ」への移行サービスを行うとの案内があり、画像等も引き継げるとのことですからgooブログへの移転をメインに考えます。

詳細につきましては8月に第2報としてお知らせする予定です。 

 

元々このブログは別のサービスで始めたもので、そちらが閉鎖後に移転していましたので再度の移転となります。タイトルが「JF4CADの移動運用日誌2」となっているのはそのためです。

ちなみに「2」にしてあるのは「さるびあ丸2」「かとれあ丸2」などの例に倣ったものです(さるびあ丸2は現在のさるびあ丸で、就航時に先代さるびあ丸がまだ在籍していたため。先代が引退して船名から2を外したのですが、船内の案内図などは今でも「2」をシールで目隠ししてあります)。移転先は「3」とすべきか「ニュー」を付けるべきかといろいろ考えています。

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