Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Andreas Scholl(カウンターテナー)「Oswald」@Vredenburg(ユトレヒト)

2012-01-12 10:39:13 | Concert
カウンターテナーのAndreas Scholl(アンドレアス・ショル)のコンサートを見に行ってきました。
年間の「ワールドスター」というシリーズチケットを以前に買ったのですが、これは4つのコンサートが組みになっているもので、ピアノのニコライ・ルガンスキーやバイオリンのニコライ・ズナイダーのコンサートに魅力を感じて買ったのですが、その中にこのカウンターテナーのAndreas Schollのコンサートが付いていました。つまり、あまり興味はなかったのですが、つい一昨日のオランダの人気トーク番組「PAUL&WITTERMAN」にあこのアンドレアス・ショルがゲストに出ていて、少しバックグラウンドがわかったので、にわかに興味が上昇しました。
彼は、1967年生まれのドイツ人ですが、20歳の頃オランダのナイメーヘンに彼女ができたことで、オランダ語が上達し、番組内では訛りのないオランダ語を話していました。話す声はふつうの男性の声で、司会者が冗談で「カウンターテナーはホモと何か関係があるの?」と聞くと、笑って「ありません」と答えていました。気さくな感じの人柄で好感がもてました。
さてコンサートですが、中世の作曲家で旅行家でもあったOswald von Wolkenstein(オズワルド・フォン・ボォルケンシュタイン)の人生を辿った歌を、劇風の構成したもので、とても見応えがありました。Shield of Harmonyというハープを奏でる女性シンガー、リュート奏者、中世フィドル&リュート奏者、dulcimelos奏者などからなるグループとの共演で、背後には中世の画をコラージュした美しい映像が流れ、俳優がオランダ語でシーンの内容を独白し、それにシンクロするように歌や中世音楽が入るという構成でした。
アンドレアス・ショルの声はとても美しく、いつまでも聞いていたいと思いました。途中最後近くで、ふつうの男性の声で歌う部分もありました。歌劇のような形で、1時間15分くらいのぶっ通しのステージで、アンコールがありましたが、通常のクラシックコンサートよりは短めでした。
パンフレットによると同じ演目でアジアにもツアーに出かける予定とのこと。
私の体調ですが、風邪の咳がまだ残っていて、コンサート中もこらえるのが必死でした。咳と鼻で体力が低下気味です。あまり無理をせず、ゆっくりと過ごしています。