Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:Steven Isserlis(チェロ)@コンセルトヘバウ(Amsterdam)

2013-11-17 07:42:13 | Concert
日曜日、久しぶりの日曜午前のコンサートでアムステルダムのコンセルトヘバウへ行きました。11時開演です。
今回は、Amsterdam Sinforniettaという20数名からなる弦楽器ばかりのオーケストラで、私のお目当てはチェリストのSteven Isserlis(スティーヴン・イッサーリス)でした。イッサーリスは以前にコンサートに行ったことがあり、ファンになりました。とてもカリスマ性のある英国の有名チェリストです。シューマンがお得意なのですが、今回はバッハの次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのチェロ協奏曲でした。オランダでは、この曲の最後の一部が毎年行われる有名なTV番組「Groot Dicttee der Nederlandse Taal(オランダ語書き取り大会?)」のテーマ曲に使われているので馴染みがあります。イッサーリスはあまり弾きなれてないのか、楽譜を少し見ながらの演奏でした。音がちょっと最初は抑え目で、最後のほうは伸びがありましたが、それでもこの大ホールでは後ろのほうはしっかり聞こえないのではと思いました。私たちは前のほうの席だったので大丈夫でしたが。イッサーリスはこの曲のみ。
全体の曲目は、
Mendelssohn - Twaalfde sinfonia in g
C.Ph.E. Bach - Celloconcert in A, Wq. 172
Beethoven - Heiliger Dankgesang eines Genesenen an die Gottheit, in der lydischen Tonart: Molto adagio - Neue Kraft fühlend: Andante (uit 'Strijkkwartet in a', op. 132)
でした。メンデルスゾーンもベートーヴェンもところどころとても美しい部分があり、うっとりしました。
全部で1時間15分ほどで、午前のコンサートでは休憩はありません。
このあと、ダム広場のほうへ行って、ランチをしてショッピングをするつもりだったのですが、あいにくシンタクロースがアムステルダムの来る日で、トラムが止まっていました。ダム広場周辺は混雑するでしょうから、結局コンセルトヘバウ近くでランチをして、家に戻りました。
曇っていたので、かなり外気が寒く感じました。
写真はコンセルトヘバウのコーヒーとクッキー。このクッキーはいつものとは違った種類なんですが、ここのクッキーはいつも美味しいです。
体調は良好。しかし食事をしたりしてノドを刺激すると鼻やノドが不快になります。