Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)@Amsterdam

2017-02-01 14:42:45 | Concert
アンネ=ゾフィー・ムター(Anne-Sophie Mutter)のコンサートを聞きに、アムステルダムのコンセルトヘボウへ。
20:15の開始です。
アンネ=ゾフィー・ムターは私がクラシックを聞き始めたころに繰り返し聞いていたバイオリニスト。ドイツ人で、当時は美人バイオリニストとして有名ですた。今は53歳。階段を下りて舞台に現れた彼女は、スラリとした引き締まった体で、タイトスリムな黒のドレスがとてもよく似合い、肩までのボリューム豊かな銀髪に近い金髪が素敵で、特別な存在感にあふれていました。
プログラムは、
Currier - Clockwork
Mozart - Sonate in A, KV 526
Ravel - Sonate in G
Poulenc - Sonate
Saint-Saëns - Introduction et rondo capriccioso in a, op. 28
でした。
ピアノはLambert Orkis。
演奏、とてもすばらしかったです。ピアノとバイオリンの音をこれほど集中して楽しんだのは久しぶり。
私はクラシック初心者なので、コンサートに行ってもぼーっと他のことを考えたりしてしまうのですが、今回は次々と来る音がインテンスに響いてきました。
いろんなテクニックを見せてくれるとともに、いろんな曲調の曲をやってくれました。
CurrierのClockworkは初めて聞きましたが、良かったです。面白いというか…。アメリカの作曲家だそうです。
サンサーンスは最初はとても柔らかく、心を揺さぶらさせる味わい深い音色で始まり、ダイナミックな部分では叩きつけるように音が響きました。
アンコールで3曲やってくれました。チャイコフスキー(Melody)とジョン・ウィリアムズとあともう一つ。
客層はいつもより若い人が多かったです。