Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

ブリュッセル1泊旅行(前半)

2011-01-16 10:24:53 | 旅行(ベルギー)
1泊でブリュッセルに行ってきました。ブリュッセルは、オランダ国内のフローニンゲンなどに行くより近いです。ただ、ブリュッセルは大きな町だけあって交通がかなり錯綜していて、車で中心部に入ってしまうと、かなり面倒です。また、雪など降ったら、さらにたいへん…と思っていたのですが、出発した日は最高気温が10度くらいまで上がる暖かい日で、その心配はありませんでした。
まずは、車をホテルの駐車場に入れて、それからメトロで移動です。一日乗車券を買ったので、トラム、メトロと料金を気にせずに乗り放題、とてもラクでした。
お目当てのマグリット美術館は残念ながら閉館期間中で、国立美術館は以前に行ったことがあるので行かず、今回はアールヌーボーの館巡りを主眼に置きました。まずは、アールヌーボーを代表する建築家ヴィクトール・オルタの美術館(写真)へ。ダイニングの装飾がとても美しかったです。木と金属とガラスと石を使って、有機的にデザインされています。また、階段とその吹き抜け天井も素敵でした。内部の写真を撮ることは不可だったのが残念です。
次は、トラムで中心街を横切って反対側にあるオートリック邸へ。この館もヴィクトール・オルタのデザインですが、初期のもので、アールヌーヴォーの出始めを見ることができます。壁紙などに、草木のようなカーブがデザインされています。寝室がとても立派で、天井が高く、ナイスな空間でした。使われている木材はダークな色で、オルタ邸の明るい色とは違った雰囲気でした。床のタイル張りの部分など、デザインにカーブが見られ、暖かい感じが出ています。
ブリュッセルは、オランダ語、フランス語が公用語のはずですが、フランス語のほうが完全に勝っている印象です。耳に入ってくるのはフランス語ばかり。でも、フランス語が聞こえるせいで、何か外国にいる雰囲気がアップして良い感じです。交通網は便利ですが、メトロに乗るまでのエスカレーターが壊れていたりして、階段を昇り降りしなくてはいけないことが多く、脚がすごく疲れました。
この日、お昼にはワッフルを、夜にはレストランで魚料理をいただきました。レストランの記録は後日あらためて。
体調は良好ですが、すごく疲れてしまいました。


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