司馬遼太郎著「オランダ紀行」(街道をゆく35)を読了。
司馬遼太郎の本を読むのは初めてでした。
最初のほうで、フローニンゲンはフローニンゲン州の州都なのに、フリースラント州の州都であるような記述や、オランダ語の発音のカタカナ表記の間違いなどが目につき、オランダについて知識のある人が原稿に目を通していないのかなと思いました。
オランダ紀行というタイトルですが、ベルギーのアントワープの話もかなり入っています。
4分の1くらいがゴッホについての話で、ゴッホの人生がよくわかり、面白かったです。ゴッホの生まれたニューネン(ヌエネン)村に一度行ってみたいなと思いました。ゴッホって狂人というイメージが私にはあったのですが、変人ですが、かなり理性的な人だったことがこの本からわかりました。
また、オランダがいかに16世紀に黄金期であったか、彼らの商業主義が文化や芸術の発展にどういう影響を与えたか、また鎖国時代にオランダが与えた影響などについて、再考でき、とても良かったです。
紀行文なので読みやすく、楽しく読めました。
体調は良好です。
司馬遼太郎の本を読むのは初めてでした。
最初のほうで、フローニンゲンはフローニンゲン州の州都なのに、フリースラント州の州都であるような記述や、オランダ語の発音のカタカナ表記の間違いなどが目につき、オランダについて知識のある人が原稿に目を通していないのかなと思いました。
オランダ紀行というタイトルですが、ベルギーのアントワープの話もかなり入っています。
4分の1くらいがゴッホについての話で、ゴッホの人生がよくわかり、面白かったです。ゴッホの生まれたニューネン(ヌエネン)村に一度行ってみたいなと思いました。ゴッホって狂人というイメージが私にはあったのですが、変人ですが、かなり理性的な人だったことがこの本からわかりました。
また、オランダがいかに16世紀に黄金期であったか、彼らの商業主義が文化や芸術の発展にどういう影響を与えたか、また鎖国時代にオランダが与えた影響などについて、再考でき、とても良かったです。
紀行文なので読みやすく、楽しく読めました。
体調は良好です。