今日は、5:00から、澤田精一さんの新刊『光吉夏弥ー戦後絵本の源流』(岩波書店)の刊行記念、ブックトークです。
神保町のブックハウスカフェで、ハイブリッドで行います。
私はリモートで入る予定です。
でもこのところバタバタしていて、まだ全部読み終えていません。
澤田さんは、『ひそませること/あばきたてることー絵本編集の現場から』(現代企画社)も、数年前にご出版されています。
とにかく、すごい美意識と、絵本作りへの問題意識、画家へのキャッチ力のすごい方です。
光吉夏弥は、岩波子どもの本を、石井桃子たちと立ち上げ、翻訳絵本「ひとまねござる」など、多数のベストセラーになった絵本の翻訳もしています。
でもそれだけではなく、バレエについても写真についても、その審美眼は超一流。
その光吉夏弥を、澤田さんは、ずっと追い続け、調べ調べて、この一冊にまとめあげました。
数年前、彼がデザインした雑誌の表紙などを、映像で見せていただいたことがあります。
時代性を感じさせない、光吉夏弥の写真のクールさ。
そういうところに興味持って、向かっていらっしゃる澤田さんのセンスの良さ。
その問題意識を今夜は、伺ってみたいです。