20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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3年目のシクラメン

2021年12月28日 | Weblog
            

            

先日、作家の友人、最上一平さんからお送りいただいた「もがみ通信」。
そこに、ベランダに放っておいたシクラメン が、2年目にも花をつけた、それを見つけた、ご夫婦の喜びと、シクラメン へのご夫婦の愛が、ぬくぬくした気持ちになるような描写で描かれていました。

「一平さんち、2年目のシクラメン ですって」
夫に、その「もがみ通信」を見せたら、
「こんな立派じゃないけど、ぼくの ベランダのは、3年目のシクラメン だよ。ほら、蕾が出てきている」と。

シクラメン 自慢みたいで、思わず吹き出してしまいましたが、
夫が2年目に、思いがけず、咲いたときは、手入れをネットで検索したらしいです。

「枯れた葉っぱをとって、球根だけにしてあげて、時々、お水をあげる。それが秘訣らしいよ」
夫は緑の手です。
ということは、一平さんちも、一平さんか、奥さんのばんさんが、緑の手、ということです。

            

ついでに、これも、私が枯らせてしまった花の葉っぱを蘇らせたところみたいです。
春には、花が咲くそうです。
「どんな花か、知らないけどね」と、夫が。
私は、すぐ枯らしてしまう手。
観葉植物は、自信がありません。

「お水を上げすぎないこと」
これが秘訣だと、夫が言っていました。
それが、つい甘やかしちゃうのよね・・・・。と私の悪い癖。

オチのない話なので、最後は、このシリーズ、「子ども図書館」でもご紹介しましたが、もう担当を終えたので、新刊の3巻目は、こちらでご紹介。

            

たくましく生きる、ようかいばあちゃんの3巻目です。
90歳でそりになんか乗っちゃって、キャーキャー大喜びの、ひいばあちゃん。
働き者の、木の根っこのような手で、作ってくれるお汁粉や、ポップコーンで作った、梅の花。
(この辺りの美しさが、最上一平のロマンです)

どしっと、あったい、ひいばあちゃんの、村でたくましく、おおらかに、一人で生き抜く姿に、胸を打たれます。
コメント
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