先日、『荻野吟子』(あかね書房)が、重版になった旨のご連絡をいただきました。
おかげ様で、9刷だそうです。
伝記というのは本当に、たくさんの子どもたちに読まれています。
私が書いた伝記の中では『ベートーベン』(ポプラ社)が、一番読まれています。
初刷り、1998年。
25年もの歳月が経っています。
以前のような勢いはありませんが、今も、ハード、文庫、両方が、売れ続けています。
50刷くらいの『アンネ・フランク』(ポプラ社)を抜いています。
『荻野吟子』からも、子どもたちに、女性の生きてきた困難な歴史や、その中でも屈せず、志に向かって進んでいった姿、生き抜く力。
そうしたことを、末長く触れて欲しいと願っています。