20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

大規模修繕工事

2013年11月11日 | Weblog

           

 いま我が家のマンションは、大規模修繕工事、真っ只中です。

 10月にはじまり、来年の6月くらいまでかかるそうです。

 

 仕事場のカーテンをあけていると、突然ゴンドラが下からあがってきて、作業員の方が数人、ぬっと顔を覗かせます。

 またあるときは、ベランダで作業をしていたこともあります。

 とにかく私たちは、ベランダへは立ち入り禁止。

 あらゆるお部屋のブラインドやカーテンや障子は閉めたままです。

 

 このところ、雨が多くて作業が遅れているとかで、「もうお帰りになったかしら」と空が暗闇になったのを確認し、ブラインドをあけて、お夕食を食べながらテレビを見ていたら、上からゴンドラに乗ってヘッドライトをつけた作業員の方数名がゴンドラでおりてきて、目が合ったり・・・。

  日頃、外界からの視線などいっさい感じない気楽な生活をしているので、そうしたときは緊張が走ります。

  数ヶ月間は、カーテンやブラインドを閉じたままの、穴蔵生活です。

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お鍋

2013年11月10日 | Weblog

           

 11月に入って寒い日が続きます。

 そうなると、お夕食のメニューには、ついお鍋が・・・。

 夕べは「味噌鍋」

 にんにく塩麹と、お出汁とお味噌と味醂とお醤油少々で土鍋にスープを作り、そこにいろいろなものを放り込みます。

 

 白菜、えのき、タマネギ、ささがきゴボウ、もやし、とり肉、お豆腐。

 これをぐつぐつ煮て、仕上げに水菜をざばっと入れ、軽く火を通して出来上がり。

 味噌スープを飲みながら、薬味に長ネギ、柚子の千切り、好みで柚子胡椒や、七味唐辛子を・・・。

 汗をかきかき、ふうふう言いながら食べるお鍋は、サイコーです。

 箸休めは、アジのお刺身。

 生姜をすりおろして大葉といただくアジのお刺身も、大好物です。

 

 それから、もうひとつ。

 これは、先日作った簡単でおいしかったお鍋。

 ビールのCMを見ていて、ひらめいたお鍋です。

 白菜、ダイコン、セロリ、人参、水菜、椎茸、ねぎ、キャベツ、など千切りにしたお野菜を、お出汁をとったお鍋で煮るだけ。(豚肉の細切りを加えてもよさそうです)

 すべてのお野菜を千切りにするのがミソです。

 3~5分ほど煮たら、シークワーサーをしぼったポン酢で。(柚子をしぼったものでも)

 サラダにするより、お野菜がじゃんじゃん食べられます。

 それとサバの三枚おろしを塩麹で漬けた、焼き魚。キュウリとわかめの酢味噌和え・・・。

 もちろん、毎お夕食、『ごちそうさん』ではありませんが、納豆は欠かせません。

 食いしんぼは、いつも食べることに、ひたすら貪欲です(笑)

 

 ちなみに、味噌鍋のお味に深みを出してくれている、にんにく塩麹の作り方は、お料理研究家の「奥園壽子さん・にんにく塩麹」で検索すると出て来ます。

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HPがリニューアルされました。

2013年11月09日 | Weblog

 日本児童文学者協会のHPが、情報ネットワーク部のE部長をはじめ皆さんのお力で、とてもステキにリニューアルされました。

 コピペしてぜひご覧になってください。→ http://jibunkyo.main.jp/

 これからさらにさまざまな部からや、事務局からのblogが始まったりと、ますます充実していきそうです。

 ブックマークに入れて、ときどき覗いてみてください。情報満載です。

 

 またこのHPの、ホームのトップに掲載されているのが、12月10日から応募が開始される,偕成社との共同企画「タイムストーリー」です。

 たくさんの皆さまのご応募をお待ちしております。

 

日本児童文学者協会と偕成社の共同企画
「タイムストーリー」作品募集

●募集原稿内容
 テーマは、<時間>です。
 「五分間」「一時間」「一日」「三日間」「一週間」の5種類のなかから好きな時間を選んでください。たとえば「五分間」の場合、五分という限られた時間枠のあいだに進行する物語でも、「五分」をキーワードにして作り上げたお話でも結構です。
 小学校高学年からヤングアダルトを読者対象とします。
 内容は、リアリズムでもファンタジーでも、ジャンルは問いません。


第1巻『五分間のお話』 
第2巻『一時間のお話』
第3巻『一日のお話』
第4巻『三日間のお話』
第5巻『一週間のお話』


●入選発表
隔月刊『日本児童文学』2014年7・8月号誌上にて発表。
日本児童文学者協会と偕成社のホームページで選考結果を公表。


●応募要項
 どの巻への作品かを原稿のはじめにお書き添えください。
 別紙に、筆名のほか本名・住所・電話番号・メールアドレス・年齢・職業・児童文学歴があればお書きください。
 なお原稿の返却には応じかねます。必ずコピーをお取りください。


●応募資格
プロ、アマ、国籍は問いません。高校生(もしくは同年齢)以上。

●募集期間〔当日消印有効〕
2013年12月10日~2014年1月末日

●原稿枚数
400字詰め原稿用紙 20枚(メールでの応募は不可)

●編集委員(五十音順)
加藤純子・後藤みわこ・廣嶋玲子・宮川健郎

* 入選作には所定の印税をお支払します。
作品は、2015年3月刊行予定のシリーズに収録されます。


●問い合わせ先・応募先
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38 中島ビル502
日本児童文学者協会『タイムストーリー』係
TEL03-3268-0691 E-mail:zb@jibunkyo.or.jp


◆ 受付締め切後の選考期間中、電話やメールでのお問い合わせはご遠慮ください。
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冬のしつらえ

2013年11月08日 | Weblog

          

 健康ブームからなのか、薬膳の和食が人気です。

 「薬膳」の言葉に惹かれ、そのお店に入ってみました。

 けれど、黒酢などもビミョーに薬膳臭さが残っています。

 とてもおいしかったのですが、これを毎日食べれば体質改善になるかもしれませんが、たまにでしたら、やっぱりクセのないほうがいいなと思ってしまいました。

 

 インフルエンザの予防注射は、今ごろの時期が効果的だとお友だちに教えていただき、先日行きつけの病院に行って、予防注射をしていただきました。

 

          

 朝晩、急に寒くなりました。

 予防注射だけではなく、お部屋もそろそろ冬のしつらえをしなくてはと、サロンにお炬燵を出しました。

 朝はここでテレビを見ながら朝食をとっています。

 寒さが忍びよる季節。

 温かさというのはそれだけで、人の心をしあわせにしてくれます。

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あおむしとかわせみ

2013年11月07日 | Weblog

          

          

 週に二回はお隣の公園の先にあるスーパーへ、往復一時間半~二時間の道のりを、お買い物のためキャリーバッグを転がしながらウォーキングしています。

 昨日ふと下を見たら、道のど真ん中に3センチほどの細くて小さな青虫が・・・。

 くねくね動きながら、草むらを目指しています。

 でもその動きは小さく・・・。

 しばらくしゃがみ込んで、青虫を見ていました。

「このままじゃ、人間に踏みつぶされちゃう」

 あわてて葉っぱの上にのせると草むらに運び、下におろしました。

 ところが青虫は、死んでしまったように動きません。心配になって葉っぱでつっついたら、くるんと丸くなりました。

 死んだふり・・・(笑)

 なんだか、チビ虫ちゃんがすごく可愛くて・・。

 にこにこ笑いながらさらに歩いていると、今日のカワセミは、ちょうどいい角度で小枝に止まっています。

 真正面からみるカワセミは、茶色です。

 でも今日のカワセミはうつくしい瑠璃色の羽を見せています。

 

 元気な生きものたちからパワーをもらうように、立ち止まったまま深呼吸して肩や首をぐるぐる・・・。肩凝りです(笑)

 また、キャリーバッグを転がして歩き出しました。

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正倉院展

2013年11月06日 | Weblog

          

 奈良に何度か行って、いつも見そびれていた正倉院展。

 待ち時間2~3時間は当たり前です。

 毎年、なぜのそのように人びとの胸をゆさぶるのか・・・。

 

 先日の日曜美術館で、その謎を知る事ができました。

 奈良・天平時代は、いまから1250年昔です。

 その時代、シルクロードから世界の工芸品が日本にやってきました。

 そんなシルクロードゆかりの、華麗な宝物が正倉院展で公開されています。

 

 その天平文化の代表的な宝物が、写真↑の漆金薄絵盤。

 鮮やかな仏の世界です。

 奈良国立博物館の学芸部長の西山さんは、こういいます。

「奈良時代は、国として、うつくしいものに価値をおく時代だった」

 そしてさらにこう付け加えます。

「天平のあの時代は、災害が頻発し、人間がどれほどがんばっても、かなわないことがあるということを、知らしめられた時代。それが切実な祈りへとつながっていった・・・。

 すべての生あるものへのしあわせ、祈りの心。

 正倉院宝物は、苦しみや悲しみから生まれたもの。その思いが成熟していった文化・・・」だと。

 

 そんな、奈良・天平の時代の人たちを感動させ、励まそうと言う思いから生まれた文化に、いまを生きる私たちも、その技術の高さ、繊細さ、思いの強さ。そういったもののすごさに励まされているのです。

 西山さんはさらに、こんな風に説明し、日曜美術館の「正倉院展」を結びました。

「その文化がいま目の前にあるだけで、それは物語だ!」

 

 正倉院の息をのむようなすばらしい宝物の数々は、まるでファンタジーのように、天平から時空を越え、今につながっています。

 それを知っただけで、長編小説を一冊、読み切ったような、正倉院展を目の前で見ているような、そんな満足感を覚えました。

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燃える秋

2013年11月05日 | Weblog

         

 秋は釣瓶落としの夕陽も、木の葉も、真っ赤にあたりを染め抜きます。

 つめたい空気を纏いながら、まさに燃える秋です。

 

 桜の木々は、紅葉にはまだまだです。

 でも、ふと足もとを見たら、きれいに色づいた落ち葉が・・・。

 あまりにもきれいだったので、思わずパチリ。

 本格的な秋の到来も、もうすぐです。

 

 今日は夕方から、神楽坂の事務局で、児文協の常任理事会です。

 来年3月に行われる「創作合評研」の申し込み書付きのチラシは、12月の初めには会員の皆さまのお手許にお届けできると思います。

「がっぴょうけん」のかわいいロゴを、絵本作家の長谷川知子さんが作ってくださったので、そちらもご注目ください。

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片口の器

2013年11月04日 | Weblog

            

 先日、銀座で個展をおやりになっていた、陶芸家・弥延潤太さんの個展にうかがって見つけた片口の器です。

 とてもうつくしい色とフォルムの器で、すっかり気に入ってしまいました。

 

 さっそくキャベツとタマネギのコールスローを盛りつけてみました。

 どうです?ステキでしょ。

 

 昨晩は、ジャガイモ、キャベツ、人参、タマネギ、シメジ、トマト、白身魚の入った、アンチョビとにんにく塩麹の洋風お鍋と、このコールスローでした。

 お鍋とコールスローで、キャベツをひと玉、ぺろりと平らげました。

 これだけで、お腹が満腹。

 発芽玄米のご飯はなしで、小さなロールパンをひとつ・・・。

 それから、あったかいほうじ茶。

 これから寒くなる夜は、お鍋がいちばんです。

 そしてそんな夜は、この片口の器が食卓を潤してくれそうです。

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「どこトコ」山本祐司・山本貴子 二人展

2013年11月03日 | Weblog

          

 イラストレーターの山本祐司さんと、山本貴子さん、二人展が今日から開催されます。

 山本祐司さんとは、数年前、ポプラ社のパーティでお目にかかり、彼がくじ引きで『きかんしゃトーマス』の絵本シリーズ全巻を引き当て、その全巻を私が彼からいただいてしまったことが出会いでした。

 初対面なのにずいぶん厚かましいことをしてしまったと、いまでも思っています。

 山本さんのblog「トコトコブログ」からは、いつもこんなことを感じます。

 温かみのある飄々とした絵と、プロ級のカメラの腕前。

 そしてセンスのよさ。

 今日は、その一端を拝見させていただこうと思っております。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『どこトコ」山本祐司・山本貴子 二人展

 2013年11月3日(日)~9日(土)[5日火曜休み]

 11:00~19:00

 初日13:00~

 初日16:00~オープニングパーティー

(最終日は17:00まで)

 清澄白河周辺風景画

 子どもの頃のきもち画 など

  ギャラリーコピス

 〒135-0021 東京都江東区白河 1-2-12-1F 

 東京メトロ半蔵門線/都営大江戸線/「清澄白河駅」 A3出口より徒歩1分

 TEL:03-5639-2381

 http://www.g-kopis.com/

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水辺の鳥たち

2013年11月02日 | Weblog

         

 お隣の公園の水辺に、またカワセミがやってきました。

 野鳥にお詳しい、友人のノンフィクション作家の国松俊英さんに伺ったところによると、「カワセミは一年中、そこら中にいる鳥だよ」とのこと。

 俳句では、夏の季語なんですけどね。

 

 カワセミは水の中からのびている、細い小枝にいつも止まっています。

 まるで、その場所が彼(彼女?)の玉座のように・・・。

 じっとカメラを向けていたら

「あ、飛んだ!」

 瑠璃色の、目の覚めるような鮮やかな羽が空を舞いました。

 でも私のカメラでは追いかけられませんでした。

         

 水辺をさらにあるいていると、カモが、亀たちが甲羅干しをする平らに岩の上で、亀の居の間に毛繕いをしています。

 いやいや、それともカモが亀を追い払った・・・?

 ともかく、小春日和のお天気のいい日は、人間も、鳥たちもご機嫌です。

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